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5月病で辞めていく社員を防ぐには

新年度が始まり、1か月。そしてGWの長期休暇が終わった今は、緊張感が少しづつ溶け始め、新しいことを覚えたり、変化に対応するための疲労感も溜まってきます。
ネットでも「仕事 辞めたい」での検索件数は5月が最も高いデータがあります。

たった1か月程度で辞める程度なら、辞めればいい・・・と言い放つわけにもいきません。働く世代が減少するばかりの日本で、海外からの出稼ぎ者にも魅力的とは言えなくなった日本で、やはりせっかく入社してきた社員に簡単に辞められては、困るはずです。

そもそもなぜ5月病で辞めたくなる人が多いのか、たった1か月で辞めてしまう社員に問題があるのか?彼らの問題と決めつけてしまう前に、企業としては対策を練る必要があるのでは?
実際、5月病で離職または休職する社員に危惧する企業は6割強もいるのに、対策を実施しているのは、わずか2割。
退職や休職を社員の側の問題として嘆いている暇は、もはやありません。

5月病にかかりやすい特徴としては
・真面目な人
・完璧主義な人
・頑張る意識が高い人
・責任感が強い人
・内向的な人
・周りに合わせる人

どうでしょうか? なかなか信頼に値する人格を持っているように思えませんか?
この特徴は、うつ病になる人ともリンクします。
一生懸命仕事をし、周りの人と協調していくために、努力を惜しまず、頑張りすぎたせいで、働く元気を失ってしまうのかもしれません。

頑張って働こうと思ってる人、周りと協調しながら働きたいと思っている人、責任感が強い人・・・そんな人たちが働き甲斐を感じられる組織になることが、企業の長期的な成長に価値があることは間違いないわけです。

頑張りたいと思ってる人が辞めたくなってしまう組織には、どんな課題があるのか、そして、その課題をどう解決していくのか、色眼鏡で見ずに対応していくことが大切です。

組織は、働く人の集合体。働く人にはそれぞれの人生、家族、大切にしている価値観があります。一人ひとりを大切にしながらも、組織としては同じ方向を見て進むチームになることが、強い組織には求められます。
一人ひとりをないがしろにすることなく、強いチームを作ること、これがこれから生き残れる企業には重要な観点。

そういう組織なら、社員は力を発揮したい! 
頑張ることに喜びを感じられる! 
だから成長できる! 
辞めたいなんて思わない!   となるわけです。

5月病で辞める社員、うつ病で休職、退職してしまう社員を戦力外としてしまう前に、なぜこの会社が嫌になってしまったのか、どうすれば社員のやる気を引き出せるのか、企業が成長するためのヒントを彼らから教えてもらうチャンスを見逃さないでほしいです。

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