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げん(@hyotang888)はどんな人?自己紹介を今更してみた


はじめまして。げんと申します。今回は自己紹介をしたいと思います。#自己紹介

大学生の頃を振り返る

大学は農学部です。実は本当に行きたかったところかというとそうでないとも言えます。そもそもそこしか受からなかったのも大きいです。中学生までは頭が良い方で点数もそこそこ取れていましたが、高校で一気に難しくなりついていけなくなりました。また、途中で引越しもあり、片道で2時間か2時間半かけて高校に通うことになり、部活もしていたのもあって、毎日帰りは10時ぐらい。帰った時には疲れすぎて、到底勉強なんてできませんでした。電車で勉強すればという人もいるかもですが、ギュウギュウ詰めの満員電車の中勉強できるはずもなく、帰りは疲れていてそれどころではない。どんどん成績は落ちていきました。一浪してやっと受かったのが某大学の農学部でした。また、当時windows98にどハマりしてしまい、寝る間を惜しんでインターネットに没頭していたのも成績が落ちた理由です。元々、農業は好きで、生き物全般が好きだったのとこれからバイオだと思っていたので、ある意味不満はなかったのは覚えています

3-4回生の時は大学へは行かず、産総研へ

実は、大学では大チョンボをしたというか、そこ調べとけよと思われるかもしれませんが、大学に入ってから実は自分のしたいことが大学では勉強できないことが分かりました。分かり始めたのは1回生の後半の頃。その時から転部や転学を色々考え始めました。転部は色々と面倒なことが分かり、でもよく他の学部の授業を単位も出ないけどよく盗み聞きしにいっていたのを覚えています。

それでもどうしてもバイオ研究を諦められない僕は、当時3回生の時に所属の研究室の教授に頼み込み、バイオの実験がしたい、どうにかできないかということをお願いしたところ、旧経済産業省の産業技術総合研究所(当時は独立行政法人)を紹介され、そこのラボへお世話になりました。今となって考えるとめちゃくちゃ恐ろしいことしてたなと思う限りです。産総研は理研と同じで周りはいわゆる超がつくほどの天才しかいません。そこに頭の悪い全く何もできない学生が1人いるという状態です。でもおかげでものすごく鍛えられました。3、4回生の時はほぼ学校に行かず、産総研にずっと行っていました。内容としては超好熱菌のタンパク質の解析です。いわゆる極限微生物ですね。食品などあらゆる分野で用いられている技術です。最終的には実績出して、学会でセミナー発表までいったので、よく頑張ったなと自分でも思います

大学院へ

大学で頑張った甲斐もあって、大学院は国立の某大学院へ転学することになりました。当時就職もあまり興味がなく、なんとなく研究者になりたいとの思いとバイオをちゃんとやりたいという思いから、大学院へ行くことに。どこの大学院に行くかを色々迷いましたが、植物バイオをやりたかったので、日本で最も植物バイオで有名な某大学院へ行くことにしました。実は言うと当時の面接官はとある方でおそらく日本人のほとんどが知っている超有名な教授でした。ビビりましたけどね。無事受かって良かったです。良い思い出。

大学院時代はそれこそ、植物バイオの研究に明け暮れました。植物バイオは大変で休日が一切ありません。それもそのはず毎日水やりをしないといけないからです。だいたい6-7時一度学校に行って、水やり、9時に大学院いって、だいたい20-22時まで実験、一回夜飯挟んで、再び23-26時ぐらいまで実験して、それを毎日休みなし。土日は最低でも水やりは絶対。会社に例えると超ブラック企業。でも毎日が本当に楽しかったです。実験ってこんなに楽しいのかと

どうして化粧品業界を選んだのか

どうして化粧品業界を選んだのかというと植物バイオの知識を活かせるところを考えたところ、植物バイオをやっている会社が日本ではほとんどなく、アメリカ企業がメインだったこと、色々考えた挙句、植物の知識を活かせる業界が種苗業界か化粧品業界しか見つけられなかったことがあります。

どちらも色々調べましたが、調べているうちにオーガニックコスメなるものがあるというのを発見し、これは面白いと思いました。見つけた当時は植物エキスやアロマの効果で肌を治すというコンセプト(当時は有効成分がメインで植物メインはめちゃくちゃ珍しかった)や実は一般的な化粧品は肌に悪い成分を使っている(後で企業戦略と分かる)ということに感銘を受け、僕が進むべき道はこれだと思いました。

僕が入社した当初はそれこそ女の子も含め、誰もオーガニックコスメなんて知らなかったし、業界の人ですら知らない状態でした。日本でもやってた会社はおそらく5社ぐらいだったと思います。うち2社が国産であとは、全て輸入化粧品会社でした。2社ともたまたまその年から新卒を募集しており、どちらも受けましたが、そのうちの1社で日本のオーガニックコスメのパイオニア的存在の会社に就職が決まりました。いわゆる一般的な化粧品メーカーの研究職も受かりましたが、そちらはお断りしました。

化粧品メーカーで何をしていたのか

僕が最初に所属したのは実は研究開発ではなく、製造部門です。いわゆる工場ですね。開発希望で受かったのでてっきり開発かなと思っていたのですが、最初は製造でした。製造を数年経験したのちに、開発に転属になりました。このパターンはかなり珍しいと思います。大抵は開発の人はずっと開発だし、製造の人はずっと製造なので。そのまま製造だったらたぶん辞めていたので良いタイミングでの転属でした。

開発に転属してからは本当にたくさんの商品を作ったと思います。以下に自分が携わったアイテムを並べて見ました。全部が全部商品化はされていませんが、大抵のものは世に出ています

今まで開発した担当したアイテム(未商品化も含む)

スキンケアアイテム
化粧水、ジェル、乳液、O/Wクリーム、W/Oクリーム、美容液、ジェルクレンジング、乳液クレンジング、オイルクレンジング、リムーバー、美容オイル、ボディオイル、シートマスク、アロマスプレー、アロマオイル、ハンドソープ
ヘアケアアイテム
シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディシャンプー、石けんシャンプー、頭皮クレンジング、ヘアスプレー、ヘアオイル、ヘアワックス
メイクアイテム
化粧下地、リキッドファンデーション、BBクリーム(O/W, W/O)、リップ、日焼け止め、マスカラ
その他
入浴剤、歯磨き剤、ネイルケアアイテム

ここまで多くの商品アイテムを担当したのはたぶんかなり珍しい方だと思います。というのも多くの場合はスキンケア担当ならスキンケアしか作りませんし、メイク担当ならメイクしか作らないからです。また、スキンケアを作るメーカーはたくさんありますが、メイクを自社で作っている会社はかなり少ないです。幸いにも私は比較的中小企業だったため、とにかく全部担当という感じでした。

また、どれもほとんどがゼロから処方組みしています。このゼロから処方組むというのは業界の人以外分からないと思いますが、普通は他社品のものを参考にしたり、過去の先輩が作った処方を参考にするというのが化粧品業界では当たり前で、真似したり似たものを作るというのが普通に行われています。全成分表示を見ると処方開発者はある程度はみんな再現できるので、私はメーカーということもあって、基本は他社の製品を真似するということはほとんどなかったですし、特にオーガニックやナチュラルコスメのメーカーで、業界をリードする会社だったので、そもそも参考になるブランドや商品がほとんどなかったため、すべて原料探しから始まり、全て独自の処方として作っています。

真似するものとゼロから作るものは全く違って、それこそ独創性がいりますし、原料の特徴を理解し、とにかく数をこなして、安定で使用感の良い処方を作らなければなりません。もちろんそのためにたくさん失敗ややらかしもしています。

なので、前職の会社の処方は本当にオリジナル性がすごく高く、業界で初めてやったことも多く、他社さんに真似されたと思われる処方や技術も数多く存在します。

また、OEM会社ではなくメーカーだったため、ブランドの立ち上げや商品企画なども一緒に考えるなど色々学ばして頂いたのも良い経験でした。

その他、新卒第一号だったため、研修期間に物流倉庫に数ヶ月配属されたり、充填包装工程でパートさんと一緒に充填作業したり、梱包作業したりもしました。また開発時代は薬務が手不足だったので、薬事業務はそこで覚えました。その他、小さい会社だったので、企画もしたり、新商品の発表会で研究開発の長でもないのに、100人近くのお客さんを前で新商品の発表したり、自社農場でオーガニックの植物を育ててそこから植物エキスを抽出したりと色々経験させて頂きました。

また、最後の1年ぐらいは会社の都合でどうしても製造に戻らざるを得なくなり、管理者として工場の管理職を経験しました。

色々経験したので、製造、研究開発、薬務、品質管理、量産設計など多岐に渡る仕事を覚えました。僕の知識のベースはここから来ています

どうして起業したのか

どうして起業したのかというのは、よく聞かれるんですが、僕の起業の原体験は大学院の時に受けたベンチャーの授業です。その時ベンチャーってこんなに面白いんだと実感して、就職前からからいつかは起業と考えるようになりました。実際やるまでに踏ん切りがつかず、10年近くかかってしまったが何とか思い切ってしてみることになりました。僕はどちらかというと辞めたくて会社を辞めたパターンではなく、はじめから起業したくて辞めたパターンの人間です。

その時のベンチャーの授業の一環で、運良くというかたまたまとあるベンチャーコンテストに出場し、入賞してしまったことも大きいです。そして、今はなき三洋電機の元会長のナニワのジャックウェルチこと井植敏さんに表彰してもうことになり、それも大きな理由かもしれません。井植敏さんは若い人は知らない人も多いかもしれませんが超がつくほどのビジネス界の大巨人です。今でも大切に名刺持ってます


私の経歴としては以上となります。前職からどうやって今の化粧品ビジネスマッチングサイトBentenを展開することになったのかについてはこちらに詳しく書いています。

その後の話はこちらへ


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