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mimiさんとベビーオイル洗顔の書籍を出す話とブランドを作る話

今回、歌手で美容家のmimiさんとベビーオイル洗顔、インテリジェンススキンケアに関する書籍本を出版致します。

やっとこさこの話をできる時が来ました。長かった。長すぎた。もう何度も口が滑って言いそうになったけど、何とかこらえてここまで来ました

とまず、ベビーオイル洗顔の書籍を監修で出します。

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インテリジェンススキンケア ~ベビーオイル洗顔のススメ~ (星海社新書)

はじめまして。私はオーガニック、ナチュラルコスメ専門の化粧品メーカー出身で、スキンケアやメイク、ヘアケアなどのR&Dから処方開発、商品開発・製造をしていました。

その後、ひとつの夢であった独立をし、現在はプログラミングをゼロから勉強し、化粧品業界に特化したBtoBのビジネスマッチングプラットフォームを開発、運営しており、2020年の12月に会社を設立したばかりのITベンチャーです。

mimiさんが作詞作曲、歌も歌ってる書籍リリースプロモーションPV動画もどうぞ。マジで歌手。

SNSが運命を変える。mimiさんとの出会い

元々、mimiさんとの出会いはSNSです。それもお互いが情報発信の主戦場であるTwitterです。最初はどういった出会いだったのかはあまり覚えていませんが、twitter上で何回かやり取りしているうちに、DMでご連絡頂いたことがきっかけだったような気がします。

その時すでにmimiさんはインフルエンサーとして駆け出しで、PRの案件がちょくちょく来ていたのだと思います。そんな時に私の情報発信を見て、薬事チェックと化粧品学的におかしくないか文章をチェックしてほしいという内容がはじめてだったような気がします。そこからちょくちょくご連絡頂くようになり、文章チェックをし始めました。そこからまさか書籍を一緒に出すことになるとは夢のようなことです。

mimiさんはこんな方。Twitterのアカウント貼っときます。


書籍出すのを手伝ってもらえませんか??

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ちょっと正直、かなり前の話なんであんまり記憶がないんですが、ある日突然mimiさんから「書籍出すので手伝ってもらえないか」というお話のご連絡を頂いたことがきっかけだったと思います。

とりあえず、その場で直感でOK出しました。何か面白そうじゃないですか。よく分からないけど、SNSで知り合った人と本出すって。それに以前よりmimiさんがものすごく親切な方、気を使いすぎるぐらい使う方というのは一緒にお話ししていて分かっていたので、全然良いですよとお答えしました。

おそらくmimiさんも僕に頼みやすかったのだと思います。

どこのメーカーにも所属していないため、全く迷惑がかからない
とりあえず化粧品の専門家っぽい

僕自身も、ベンチャーなので失う物が全くないですし、別にどこにも所属してませんし、ひとつの美容法を指示したように見えるようになってもなんの損害もありません。困っている人がいれば助ける。何か面白そうだったら直感で動く。ただそれだけです。

お話頂いた時知ったのですが、mimiさんの書籍の話は以前から進んでいて、ただ企画を通すためには、専門家が必要なのではというところだったようです。お声がけ頂いたご縁に感謝です。本当に

書籍ってこんなに大変なの?

OK出してから実際、書籍のお手伝いをすることになるのですが、実際やってみるとここまで大変なのかと思いました。世の中にはライターさんに書いてもらうという手法もあるみたいなんですけど、今回僕らはガチで全部書いてます。

特にmimiさんは尋常じゃないぐらい文章書いていて、ご本人の人生で一、二を争うぐらい大変だったと言っていたので、相当だったと思います。実際にボツになった原稿も含めると本3冊分ぐらいは書かれている気がします。1冊10万字ぐらいですからね。エグイですwww。それに比べれば僕がやった監修という立場は全然ちっとも大したことがありません。

本によっては字数が少なく、そんなに大変じゃないみたいなのもあるみたいなのですが、今回は普通に大変だったみたいです(他人事www)。それも内容が、内容を見てもらえれば分かりますが、かなりディープな内容になっており大学か大学院の卒論レベルだと思います。

作っては修正、作っては修正、こんなに本って大変な工程を経てできるのかと僕自身本当に勉強になりました。

監修の難しさは、スタンスをどう取るのかってところだと思います。あまり意見を言いすぎると、それは著者の本ではなく、監修者の本になってしまいます。バランスが非常に難しい。今回僕はあんまり意見を出していません。あまりにもおかしいところだけ修正したり、内容が本当かどうか論文で調べたり、分からない部分は論文を探してあげたり、こういう構成で出した方が分かりやすいのではないかと意見を出したりです。内容に関してはほとんど口を出していません。このバランス感覚が非常に難しいなと感じました。

あと少しですが、コラムも書きました。

・なぜ化粧品の開発者、研究者はベビーオイル洗顔を指示する人が多いのか、否定する人がいないのか
・メンズの日焼け止めの選び方やベビーオイル洗顔で落としやすい日焼け止めの選び方

などです。このあたりは一部Youtubeでも昔解説しましたが、本でさらに内容を簡単にして説明したつもりです。内容が難しかったらすみません。

mimiさんが美容オタクすぎる件

実際に書籍を読んでもらえたら分かると思いますが、この人どこまで調べんねんってところまでmimiさんは美容の情報通です。全くただの美容インフルエンサー、美容家、美容通、美容好きとは一線を画してます。論文、企業の研究情報、リリース情報、商品情報、噂、ネット情報。ここまで調べる美容オタク(オタクって言ってすみません)は知ってる中でも数人ですね。その内素人はmimiさんぐらいです。

正直なところ僕も知らなかった知識も盛りだくさん。

大変なのはチェックする方、mimiさんの情報量はあまりにも多くかつ断片的で取っ散らかってるので、まとめる作業がえげつなく大変でした。それも正確性のある情報から正確性がよく分からないごちゃまぜスープ状態であるので、チェックする前に何冊も本読んだり、論文読んだり、チェックする前の前提の勉強いるやんって思いながら、僕も楽しみながらできました。

そして、チェックしてくれたのは僕だけではありません。実際に多くの有識者の方にチェックして頂いてます。それでやっとできた本がこちらです。ぜひ楽しんで読んでみてください。僕は数ある美容本を結構読んでる方ですが、この本はある意味斬新な本になっていると思います。

興味ある方は是非読んでみてください


そして、書籍に合わせてもうひとつ重大発表があります

mimiさんと化粧品ブランド作ります


創業前は化粧品メーカーを作るつもりだった俺

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現在は色々ありまして、ITベンチャー企業を経営していますが、そもそも独立した当初は、プロダクトを作って化粧品メーカーを作るつもりでした。メーカー勤務時代にある美容理論にたどり着いて、それを元に商品を作れば面白いのではないかということをずっと考えていました。

しかしながら、最初からブランドを作るのは非常にリスクが高いことは、製造業をしていた僕には重々承知していたため、もうひとつ好きだったお金のかからない、ITの仕事から始め、いつか商品作りができれば良いかなと考えていました。そんな僕にも転機と呼べる出会いが来ました。

普通のインフルエンサーブランド、プロデュースコスメにはしたくない

これまで、インフルエンサーによる化粧品ブランドはたくさん生まれてきています。とくにこれは今に始まったことではありません。古くは芸能人の方がオリジナルのブランドをたくさん出してきました。今はSNSが発展し、個人の人が芸能人化し、自分のファンのため、また自己の売上の最大化のために自分の商品を出すというのは当たり前の時代になりました。

ただ、ここで大きく道が別れるポイントがあります。それは自分のファンのために作るプロダクトなのか化粧品メーカーとしてやっていくプロダクトなのかということです。インフルエンサーが商品を作るときに難しいのが、

自分=ブランド

になってしまいがちになることです。これはこれでひとつの方法ですが、ブランドを育てる時に不具合もたくさん生じます。

私たちは単純なファンのための商品作りではなく、純粋なメーカーとしての道を歩みたいと考えており、普通のブランド戦略である

価値=ブランド

を目指します。

化粧品開発者と美容オタクとの異色のコラボブランド

化粧品の開発者と美容オタクが作るブランドはかなり珍しいのではないかと思います。私が知る限り、ミネラルコスメのETVOSさんの成り立ちはそのような形に近いとは思いますが、他は思いつきません

美容インフルエンサーの方が化粧品を作るパターンも増えては来ていますが、基本どこまで関与されているかはよく分かりません。今回は単純なプロデュースではなく、ガッツリ処方作成から関わってもらいます。普通のプロデュースとは一線を画したいため、良い呼び方を見つけたいのですが、良い呼び方がまだ見つかっていません。

もちろんリスクもある。でもやってみるのもそれもまた道

誰かと組んで何かをやるってのは、すごく大事ですし、一定のリスクもあります。最近ではインフルエンサーの揉め事も凄く多いですし、お互いの主張を動画で言い合ったり、いわゆる晒すみたいなことも少なくはありません。また、途中でどちらかが嫌になって、チームが空中分解するなんて、ベンチャー企業やってたらザラにあるので、未来は何が起こるか分かりません。それが同じ会社内ではなく、外だったら尚更です

mimiさんにもよく話します。喧嘩した時、揉めた時など最悪の場合を常に想定して事業を進めましょう。未来は何が起こるか分かりません。今は関係性が良くても、もうこいつとはやってられねーって将来なるかもしれないし、未来のことは考えても仕方がないけど、最悪だけは常に想定して、あとは喧嘩別れになってもしょうがないから、商品作るために良い喧嘩はどんどんやって、やってみるしかないと。

面白いと思ったらやってみる。結果は知らないです

覚悟を決めた理由

mimiさん自体、僕みたいなベンチャー企業にそもそも頼む必要が全然というか全くありません。それがこんな出来立てのほやほやのよく分からないベンチャー企業と一緒にやってみたいと言ってくれたのですから、僕も未来はどうなるか分からないけど、いっちょ人生の一部をこの人にBetしてみるかと思った次第です。彼女は彼女なりに覚悟を決めたので、僕は僕で会社の未来をかけてやろうと思います。

もちろんmimiさんが覚悟を決めて、声をかけてくれたこともそうですが、何より僕が前出でメーカー時代にいきついた美容理論とmimiさんが持っている美容理論と非常に似ていたことが二人にとって一緒にやる一番の大きい決め手です。僕は開発という立場から試行錯誤しとある美容理論に行き着き、mimiさんは美容を試しまくった立場から、行き着いた理論が結構似ていてとても興味深いと思いました。

ちなみにnoteでは、最初に書籍の話をしましたが、ブランドを作る話は書籍の話が出る前の話なので、順序的にはブランドを作ることが先、書籍は後だったと記憶しています。なので、おおー、おおー、ゲンさんよ。よく考えられた戦略やんかって思われる人もいるかもしれませんが、全然違います。書籍もそうだし、ものづくりもそうですが、物を作るってめちゃくちゃ時間かかるんですよ。そんなに戦略的にタイミングを合わせられるものではないです。

やると決めたからには腹を決めて、やる
常に直感で面白いと思う方向へ行く

すでにかなり動いていまして、また近いうちにご報告できればと思います。

最後に

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書籍もそうだし、ブランド作りもそうですが、かなりの方にすでにお手伝いして頂いています。書籍の方は書ききれないぐらい色んな人が関わっています。改めて厚く御礼申し上げますm(__)m

ブランドを作ってもメイン事業のBentenも伸ばしていかないといけませんし、現在制作中の2つのアプリも完成させて広めていかないといけません。売れるかどうかなんてのも全く分かりませんし、こけても会社は守らないといけません。人数も少ないのに大忙しです。この化粧品事業をやると決めて、SNSをやり始めてから本当にめまぐるしいように毎日変化があり、まるでジェットコースターです。これもその事業が注目度が高いからだと思います

まだまだどうなるか分かりませんが、会社立ち上げてまだ半年。みなさんのおかげで何とか楽しくやってます。アンチの人も含めて、引き続き暖かい応援よろしくお願い致します。

こちらも読んでみて。僕がBentenというサービスを作ったストーリー

LINEでブランドアカウントを作ってみました

まだ、全くデザイン等を整えていませんが、今後フォローして頂けた方向けにブランドを作っていく過程の話や化粧品の特別な話などの情報発信をしていこうと考えいています。ぜひフォロー宜しくお願い致します。ブランド名等決まりましたら、名前は今後変更すると思います。まだデフォルト設定で何もいじってないので、そこは本当にすみません

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最後まで読んで頂きありがとうございました。応援宜しくお願い致します。また化粧品ビジネスに困ったことがあれば普通に相談にのりますので、声かけてください。専門的なこと以外、料金取りません。

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