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新しい景色作り(後編)。

こんにちは、セタゲンゴです。

1/15に開催した「新体制発表会&ホームタウンPR大使公開ドラフト会議」についてのレポート、後編をお送りします。

でもその前に。

正直、週が明けてとても嬉しい反応が続いています。

何かって言えば、各市町村の担当者から次々に連絡が来てまして。

「ウチのHPでPR大使が決定したことを紹介したいんですが」

「早速ウチの広報誌でインタビュー記事作りたいんですが」

「早速あるTV局から取材申請来てるんですが」

とまあ、こんな感じでして。

もちろん探り探りな市町村もあるのですが、他の市町村からこんな問い合わせが来てますよーって伝えると、なるほどそれはやっておこう!って感じで動き出してくださっていて。

例えば水戸市さん。

例えば那珂市さん。

ツイッターでの発信をしてくださったところも(日立市さん)。

全部は紹介しませんが、そのほかにも大子町、常陸大宮市、北茨城市、高萩市…

どんどん行政のHPが“水戸ホーリーホック化“していくじゃないですか。

中には動き出しが早すぎたひたちなか市さんは、ドラフト会議終了後に早速、動画撮影をしてました。

広報課も来ていた本気度満点のひたちなか市

今月末に開催されるひたちなか市の「勝田マラソン」の告知なのですが。

笑いが絶えない撮影をやってました。

それにしても見てください、これ笑

行政のツイッターアカウントがこのふざけようですよ。


本気でふざける!

これが水戸ホーリーホックイズム。

めちゃくちゃ伝わってて、すごく嬉しいです。


これって皆さん、普通にことじゃないですからね。

行政関係のアカウントの呟き、他と比較してみてくださいね。

こうやってホームタウンの方々が一緒になって、ホーリーホックに乗っかってきてくれることが、地域の温度を上げることに繋がるんです。

これは間違いないです。

1年前に頭の中に思い描いていた世界が、じわじわと広がっていくことを実感しています。

これは1人の人間がどうこうできることではなく、チームになって同じベクトルで邁進していくうちに、周りが巻き込まれていくっていうやつです。

もちろんまだまだですが、ここからどんな展開が待っているのか、今年1年がめちゃくちゃ楽しみになってきました。

ドタバタの舞台裏

導入からめちゃくちゃ長いこと書いちゃいましたが、それくらい嬉しいのでお許しを。

さて当日の第二部の話に戻りまして。

いよいよ2023シーズンのホームタウンPR大使公開ドラフト会議がスタートしたわけですが。

今回の進行を務めたのは社長小島さん、宇宙まおちゃん、そして細川CRC。

本気でふざけるんだから中途半端じゃダメだってことで用意したのがこのベースボールシャツ。

テーマは「ダサカッコイイ」

年末からグッズおじさんこと織田さんと打ち合わせしながら準備しました。

ドラフトのナレーターを務めた中山開帆選手にも用意する徹底ぶりを見せたつもりですが。

正直、ファンサポーターの皆さんの呟きの中にはリアクションが皆無だった気がする(すげぇこだわったんですがね…まあいいですが)。


そこからは準備してきた私たちにとっても全てがぶっつけ本番。

選手のPRタイム、15市町村の方々の生でのドラフト指名。

何が飛び出すかは出たとこ勝負ですからね。


裏では集計係が必死に準備し、発表の順番やその後の展開を考えて右往左往していました。

私もステージの後ろを何度シャトラン(シャトルランニングの略)したことか。

あまりに焦って、一度カーテンの後ろではなく前をダッシュして駆け抜けてしまったのですが、気付いた方、いましたか?笑

とにかく裏では必死でしたが、ステージ上では小島さんらや選手たちが流石の盛り上げようで。

演者も来場者もみんな楽しんでいただけていたんじゃないかなと思います。

抽選でひたちなか市の方が、梅田&寺沼グループを引き当てたときのガッツポーズを見て、

抽選の結果、ひたちなか市!©️MITOHOLLYHOCK
満面の笑み©️MITOHOLLYHOCK

この企画は間違いない!と確信できましたね。

行政関係者がこれだけ真面目に一緒にふざけてくれているんですもん。

そんなJリーグクラブほかにありますか?

これだけ多くの行政関係者をここまで巻き込むことはできてないはず。

いいぞ、水戸ホーリーホック!

心の中で、私もガッツポーズでした。

課題もいっぱい

でも手放しで喜べることばかりでもありません。

むしろ課題はいっぱい見えるイベントだったと、私自身は反省です。


今回のイベントは、社長小島さんの「新しい挑戦をしよう」から始まりました。

昨年までのアツマーレでの新体制発表会は無料でしたし、これを有料化するのは大きな挑戦でした。


「有料イベントとして1000人集めよう!」という目標を立てて取り組んできた以上、約500人という来場者数は正直悔しい結果です。

ステージ側からみると、その現状を突きつけられるわけです。

これがよく見えましたし、水戸ホーリーホックの現在地だよって。

選手たちにもそれを感じさせちゃって、申し訳ない気もしました。

これが現在地©️MITOHOLLYHOCK

でも実はステージ裏で、選手登場前に本間幸司選手と立ち話をしたときに、

「満員にできなくてすいません」

という私に対して、

「そんなことないよ。水戸ホーリーホックがこれだけのホールで新体制発表会をできるなんて、俺は成長を感じるし、ここを満員にできるように頑張ろうぜ」

と言ってくれたんです。

来年はもっと素晴らしい景色を作ろうって思えましたし、ホーリーホックファミリーの皆さん、是非よろしくお願いしますね。

クラブ一丸

実は今回のPR大使活動のは、裏目標があるんです。

それはクラブ全体としてのチームビルディング的な意味合いを持ちたいなと。

そこで具体的には、フロントスタッフもアカデミースタッフも、トップチームコーチングスタッフも、サポートメンバーとして割り振られ、選手たちの活動を援護射撃して行く予定にしています。

予算規模も経験値も、まだまだJ1クラブには程遠いですが、一体感や団結力で挑めない世界でもないんです。

だからこそ、内部結束は欠かせないですし、クラブスタッフ全員が同じ想いでいなくちゃです。

その効果はきっとピッチに好影響を及ぼすと思いますし、それがきっと結果にも現れるはずです。

濱崎監督

私は去年このクラブに来てからの付き合いですが、常にリスペクトを持って接していただいています。

契約の話や評価の話は社長やGMの領域であり、私がとやかく言うことではありませんが、このクラブにとって秋葉前監督の後を引き継ぐ上で、最良の選択だったと個人的にも思っています。

選手との関係性やクラブの目指すこと、地域との関係性なども含めて、よく理解していただけています。

「可能な限り現場も協力していくよ」

と言っていただけてとても頼もしく感じていたのですが、実はトップチームのスタッフもサポートメンバーに加えよう、と言ってくれたのは他でもない、濱さんだったんです。

私たちは常にトップチームへの負荷が掛かりすぎないように気をつけなくちゃいけないと思っています。

コーチングスタッフは日頃から分析やら練習の準備やら、本当に多くの業務があるんです。

にも関わらず,自分たちも可能な限り地域の方々と交流のサポートするって言ってくれることは、本当に心強いですし、皆さんがクラブの独自性をちゃんと理解してくれている証拠だと感じています。


ちなみに新体制&ドラフト会議が終わった翌日、濱さんから直接連絡をいただきました。

選手もスタッフも頑張ってくれた、そんな企画を考えてくれて有難う、というものでしたが、それをわざわざ伝えてくれることが非常に有難いですし、これが水戸ホーリーホックらしいなと感じました。

水戸ホーリーホックの3つのテーマは独自性、収益性、関係性。

今回のイベントはまさにそれを体現するものだったのではと思っています。

もちろんこれは、スタートでしかないですし、ここからみんなで作り上げていくもの。

3つ目の関係性を高めていく取り組みになっていくといいなと思っています。

最後に

今年もこのセタノートでは、色々な裏側をご紹介していこうと思います。

私はファンサポーターの皆さんとクラブを繋ぐ架け橋でありたいですし、セタノートはそういう目的で書いていこうと思います。

ちなみに今回の15市町村それぞれの活動のタスクは、ホームタウン部のメンバーが請け負っていくことになりますが。

私は、日立市(前田選手、長井選手)と東海村(春名選手、田辺選手)を担当することになりますので。

日立市、東海村の皆さん、よろしくお願いします!

それでは!

頑張るときはいつも今
瀬田元吾

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