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贈り物をおくること

こんにちは、3回生の大城です。先日、あまりの寒さに耐えられず、着る毛布とカイロソックスを購入しました。すっかり気に入ってしまって、今も全身モコモコの状態で執筆しています。

きのうはアルバイトの年内最後の出勤日、そしてクリスマスイブでした。だからといって特に何かをするような予定はなく、いつも通りの週末の時間が流れていましたが、街はクリスマスの時間を楽しむ人々で溢れ、どこか浮ついた空気が流れていました。バイト先へ向かうバスに乗り、その車窓からケーキ屋に並ぶ行列を観測したり、赤い帽子をかぶった少年が駆け出す様子を見届けたりしながら、元来遠い存在であるクリスマスがさらに遠い催しになってしまったと感じました。

そう感じながらも、この季節が苦手ではなく、むしろ好ましいとすら思っています。そのように思わせてくれるのはクリスマスプレゼントという贈り物の存在でした。

頻繁に、ではないのですが、数年前に比べたらよく贈り物をおくるようになりました。大学生になり地元を離れてから、なんでも手渡しで渡せた人へのプレゼントを送ることでしか届けることのできなくなってしまったことに気づき、贈り物が今まで以上に特別なものになりました。プレゼントをおくる時には、ラッピングにこだわり、手紙もつけて、絶対に崩れないようにと箱に詰めて宛先のラベルを貼っていきます。その時間は作業のようには思えず、特別な儀式のように思えます。誕生日、クリスマス、年賀状、バレンタイン…..今までありとあらゆる贈り物を届けたり、受け取ったりしてきましたが、それらを届けて受け取る本当の喜びは、最近になって初めて知りました。たとえクリスマスが遠い存在のように思えたとしても、この催しが贈り物が一斉に行き交うことを起こすきっかけになると思えば、今日は少し幸せな一日になりそうです。

私が執筆する分では年内最後の芸研日誌です。
年末は積読していた本とやり残していたことをガッツリ取り組む時間にあてて、新年はあったかい布団の中でぬくぬくのんびり過ごそうと思います。

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