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通りがけに見つけた風景【芸研日誌】

こんにちは。3回生の大城です。
崇仁キャンパスへの移転から1ヶ月半が経ち、学校から一番近い改札口や最寄りのコンビニ、お昼ごはんを食べる場所などが掴めてきた頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

お気に入りスポットの紹介が続いていますが、私はまだそのようなスポットを見つけられていなかったため、キャンパス全体をぐるっと回ってみることにしました。

まず、A地区とB地区を巡って、気になったところを写真に収めていきます。

C棟からE棟に向かう途中。少し気になる広場。
E棟の入り口には柳原銀行記念資料館があります。
B地区の広場、銀行の側面に白い壁がある
E棟の食堂。お店は入っていませんが学生の食事スペースになっています
お馴染みのラバーダックが挟まっています。
E棟の渡り廊下からI棟へ。渡り廊下からは埴輪が並んでいるのが見えます
I棟とH棟を隔てる川に橋がかかっています。京都タワーも少しだけ見える

ぐるりとまわりましたが、結局、良いな、という場所が見つけきれず、芸術学研究室のあるC地区に帰ることに。普段C地区で過ごしているため、A・B地区でお気に入りの場所を見つけることができないのは当然でした。

C地区には、図書館前のテラスやD棟のベンチなど、好きかもしれない場所があったため、日を改めて、とりあえず行ってみることにしました。芸術学研究室のある階から下へ、そのとき使おうとしたのはエレベーターでしたが、待っていてもなかなか止まらなかったので、すぐそばにある外階段から降りることにしました。

暗くて寒いだろうと想像していた外階段は案外明るく、降りるにつれてその明るさは増していくようでした。スマートフォンの画面は16時頃を表示していましたが、この時間帯にはすでに強い西日が差し込んでおり、もうすぐ冬が来るんだなと思いました。

片側のオープン階段になっている手すりの隙間から入り込んだ光が地面に落ちる影と、手すりから少し離れた踊り場に落ちる影のフォルムがとても綺麗で、階段から見下ろしたテラスにも、いくつか影が落ちているのが見えました。普段エレベーターを使っていた私は、こんな場所が大学にあるなんてこの時まで気づきもしませんでした。

この外階段がとても綺麗に見えたのは、光の差し込む時間帯にこの場所を訪れたことと、この日の気分が影響しているかと思いますが、この場所はD棟のベンチやC棟のテラスよりも魅力的に見えました。お気に入りの場所とはこうして偶然出会うものかもしれません。

キャンパス内の好きな場所は過ごすうちに増えたり変わったり、減ったりするかと思いますが、この外階段が今の私のお気に入りスポットです。
光の差し込む時間に関わらず、みなさんもぜひ使ってみてください。


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