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好きなゲーム音楽

最近あまりゲームをしない筆者(しかも下手)にとっては、もっぱらBGMがゲームの評価になってしまうことがあります。RPGも得意ではありません。エイッとやって、だいたい中盤で詰んでいます。

ケイト・ブランシェットの演技で話題になった本作の最後、仕事を干された彼女が放浪の先でゲーム音楽を振って、客席にはオタクたちがずらりと座っているという終幕は、賛否両論あったと思います。
さんざん音楽の高みが〜と言っておきながらゲーム音楽なんて、というものから、因襲と陰謀に満ちたクラシック音楽から離れて真にやりたい音楽を見つける、という未来志向の解釈まで入り乱れていました。ただ私も最近は控えめですが、そこそこのゲーマーだったので、ゲームの音楽も悪くないよなと思うのです。
『TAR』はぜひ見てください。この記事はこの映画に触発されたものです。

いくつか挙げますがかなり偏りがあるので、参考までに。

①『Bloodborn』より醜い獣、ルドヴィーク

ダークファンタジーアクションゲーム?と言えばいいのか分かりませんが、そのダウンロードコンテンツで追加された敵ボスのBGMです。醜い姿で迫って来る恐ろしいボスなので閲覧注意ですが、このBGMの気怠い破調から始まり、コーラスも使って派手に盛り上がる一曲で自然に血が滾ってきます。

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