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私が生まれ、受け継いだもの。

 バタバタとしている間に32歳になっていました。

 どうも、トイです。30歳になる年になにか始めようと思い立って作ったnoteですが、32歳になりました。本厄!ルームシェアメイトも厄年!これは何か起きるな…!

 とはいっても誕生日は誕生日前日との地続きでしかなく、年々誕生日への特別感も自意識も薄まっているけど、あつ森で我が島1番のいい男に祝ってもらったのは純粋に嬉しかった。推しは祝ってくれなかった!悲しみ

 2月に生まれると、1月に掲げた「今年の目標」と、誕生日に聞かれがちな「●歳の目標」ってかぶりがちで。変わらずに細々と勉強は続け、運動もゆるゆると続け(半年くらい体脂肪率減ってないので今年こそ減らしたい)、仕事もぼちぼち賑わっております。

 誕生日にちなむかわからないけれど、親から受け継いでいるものの話を。

 私は、性格は母の生真面目なものを受け継ぎ、感性は父の美観を受け継いでいる。母の数学センスや父の運動神経は一切受け継がれなかったのが悲しい。

 父に関しては、写真が好きなこととか(父が高校時代写真部に入り浸っていたという話は、私が大学の写真部に入部した時に知った)、自らで絵を作り出すよりも、模写やコラージュのようにあるものから何かを見出す方が好きなところとか、言葉では説明できない微妙なニュアンスの「そんなとこ似るのかよ」が小さく積み重なっている気がする。

 父はトムとジェリーやチップとデールが嫌いで、ああいう、ずる賢いものがいたずらをして何かをコテンパンにやりこむ。という縮図が本当に嫌いなのだとか。わかる。私もそういう気があって、父はずる賢いものに対する怒りがこみ上げるのに対して、私はただただ悲しくなる。なんでそんな理不尽を受けねばならぬのだ。

 そんなこんなで、私はまあ、紛うことなく両親の子だなあと思っていた。

 ところで、私は100%のパイナップルジュースが好きだ。

 甘くて酸っぱくて、ジュースのバランスとして最高だなあと思っているし、炭酸を足しても美味しいし、お酒を割っても美味しいし、なんというか、ご馳走っぽい味だと思う。高校時代には紙パックのパイナップルジュースを買っていて、でも常用するには勿体無い!と思って、普段はあまり買わずにコーヒーやグレープフルーツジュースを飲み、「今日は!」という日に買っていた。

 …という話を大人になってから母にしたら、「父もだ」というのだ。

 父がパイナップルジュースを飲んでいるのなんて見たことがない。元ヤンで酒は飲めない、サッカーと辛いものとお菓子をこよなく愛する父が、パイナップルジュースを。

 詳しく聞くと、新婚旅行で行ったハワイで、生パイナップルジュースを飲んでいたく感動し、旅行中はずっとパイナップルジュースを飲んでいたそうなのだ。まさに、ハレの日の飲み物。新婚旅行は私が生まれるよりも1年以上前だ。

 そんなニッチな遺伝あるのかよ。

 と思ったけど、私が一番好きな果物は梨で、こちらは母が妊娠中に無性に食べたくなって食べまくっていた果物らしいので、食べ物の好みは遺伝しやすいのかもしれない。

 いや、そんなことよりも、私は母の数学のセンスと、父の運動神経を受け継ぎたかった!!メジャーどころ!!!!!

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