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記事一覧
「いきなりあとがき」がやてっく~誕生前夜~#53
こんばんは!
埼玉県越谷市で、越谷雑談がやてっくというニュースメディアを運営している小栗義樹と申します。
いつも「がやてっく~誕生前夜~」を読んで下さる皆様、本当にありがとうございます。
いつもは物語調で文章を綴っているがやてっく~誕生前夜~ですが、今日はいつもの調子で記事を書かせてもらっています。
というのも、こちらの「がやてっく~誕生前夜~」ですが、なんの告知をすることなく、先週で書き終
「退職と気持ち」がやてっく~誕生前夜~#52
僕は、C社のフリーペーパーを超えるサービス。越谷市・広告・営業をすべて再現できるサービスを作ると決めた。この時はまだ、それがどれくらい大変なことかを理解しているわけではなかったし、自分の思いを乗せたサービスを作ると考えると、様々な可能性を想像して楽しくなった。
どんなコンテンツを発信するべきかを考えるよりも、どちらかといえば、ビジネスモデルや可能性などに思いを馳せていた。当時の僕は、解像度が粗か
「進路を決める」がやてっく~誕生前夜~#51
会社を辞めると決意したあと、もろもろの準備を始めた。
まずは転職先だ。仕事が無くては生活が出来ない。世はコロナウイルスが蔓延し、混乱していた。正直、就職先があるのかどうか、僕にはよく分からなかった。
選択は2つあった。就職か独立だ。
正直なところどちらでも良かった。これだけはやらないと決めていたことは、商品やサービスを形にせず、知識やノウハウ、スキルを販売することだった。
今もあるのかもし
「僕が会社を辞めると決めた日」がやてっく~誕生前夜~#50
僕は2つの主力アイデア及び複数の素案を資料にまとめ、次の会議に向けての準備をした。シミュレーションの中で起こりうる疑問などへの答えも用意した。
何を聞かれても大丈夫な状態だと思っていた。
会議はあっさり始まった。気づけば、事務所単位で新規事業を起こすと決めてから約3か月ほどが経過していた。振り返ってみると、この3か月間は何も決まらず、何も前に進んでいなかった。ただ同じ場所で、ずっとじたばたして
「2つの事業案②」がやてっく~誕生前夜~#49
1つの案を練り終えた僕は達成感を抑え、もう1つの案を資料にまとめていく。1つ目のメルマガもそうだが、アイデアは複雑じゃない方がいいと思っている。アイデアが採用されるかされないかは、そのほとんどがプレゼンで決まると思う。そうなると、プレゼンの中に難しい言葉を散りばめたり、構成を複雑にしたりして「なんか凄そう」という感情を煽ることになるのではないかと思う。
優秀で経験も豊富な人間がプレゼンを聴く側に
「2つの事業案①」がやてっく~誕生前夜~#48
僕が考えた2つの事業案はいたってシンプルなものだった。
営業を必要といないサービスと営業能力を向上させることが出来るサービスだ。アンケートを取った結果、すべてのカギは営業が握っているということがはっきりしたのだから、営業を軸にサービスを考えた方がいいと思ったのだ。
1つ目は、読者に送るメルマガサービスだった。越谷の事務所には編集さんがいて、毎週素敵な記事を書いてくれている。編集後記をメルマガと
「営業に必要なこと」がやてっく~誕生前夜~#47
営業メンバーにアンケートを取ったところ、衝撃的な回答が返ってきた。この衝撃的というのは、批判的でも否定的でもなく、大きな気づきとして衝撃的だったという意味だ。
僕が見つけた2つの共通点。
それは、
商品とサービスの区別がついていないこと
商品理解力よりも技術を最優先していること
だった。
C社のフリーペーパーには「商品」と「サービス」という2つの軸が存在する。商品はフリーペーパーでサービスはそ
「営業の弱点」がやてっく~誕生前夜~#46
3時間の労働時間に1時間をプラスして新規事業を考える。考えるというのはアイデアだけではなくて、流れや方針についても含めてだ。
方向性は売上や意義、流れは手段や数値の進捗計画に絞って考えることにした。他にも狙えるものは沢山あると思うのだが、いっぺんにやっても失敗するだけだと思った。この事業は参加人数が少ないから、1つずつ潰していく方が確実だと考えたのだ。
多くのアイデアを出し、その中から大きな利
「質より数」がやてっく~誕生前夜~#45
人事部に呼び出されたという不穏な状態の荒井さんがいる一方で、新規事業の立案という命を預かった僕もよく分からない壁にぶつかっていた。
今までの打ち合わせで決まったことを総合して考えると、実はビジネス的な方向性が何も定まっていない。その上でなぜか、方向性だけが進行しているという状態になっている。
アイデア自体には、あまり価値はないと思う。想像の域を出ない以上、こればっかりは、やってみないとどうにも
「人を選ぶとき」がやてっく~誕生前夜~ #44
僕が事務所内新規事業において、ひたすら並走することを強いられている間に、荒井さんの方でも新たな問題が発生していた。
ミーティングが終わり、荒井さんに電話をかけたが、荒井さんは電話に出なかった。
折り返しの電話があったのは翌日になってからのことだった。
「来週、本社に呼び出された(笑)」
電話の中で荒井さんはそう言った。僕は「何でですか?」と聞いたのだが、荒井さんにも理由は分からないらしかっ
「久々の交流、胸の内を晒します」がやてっく~誕生前夜~
こんばんは!
いつも、がやてっく~誕生前夜~を読んで下さりありがとうございます!執筆者の小栗義樹です。
この記事は、現在僕がやっているWEBメディア「越谷雑談がやてっく」が出来るまでを、物語風にしてまとめているのですが、本日は、本編を進めるのではなく、お知らせと言いますか、ちょっと書きたい事が出来たので、そちらを書かせて頂きます。
途中までは無料で読めますが、書きたい事がちょっと過激なので有料
「事実を見定める」 がやてっく~誕生前夜~ #43
▼安定択と勝負事下野さんとの話し合いが行われ、この先の予定が未定となっていることが判明した。それは、やりがい搾取のようにも思えるし、知見を無条件で引き出そうとするいやらしさにも似ていた。
僕自身が「やりたい」と熱望したのなら、僕だって本気で段取りを考えると思う。DXプロジェクトは、最終的に僕の意志で進むと決めたから頑張ったのだ。基本的にやる気があるタイプではないが、やると決めたら黙々とやるし、
「搾取常態化」がやてっく〜誕生前夜〜 #42
▼会議室にて徹夜して作成した資料を引っ提げて話し合いにのぞんだのは火曜日の事だった。
下野さんと僕の間では、話し合いが進むにつれて溝が深まっていくという現象が発生していた。これは僕がそう思っているだけで、下野さんはそう感じていないかもしれない。もしかしたら想像以上に順調に、この話し合いは進んでいると思っているかもしれない。
それは話しの進め方・決定する方法のズレが起こしている問題で、もはや内
「伝えるための工夫」がやてっく~誕生前夜~ #41
▼ラストチャンスとワンスアゲイン僕は話し合いに必要な3つの項目を紙に書き出した。書いていると、そんなに難しいことではないことを再確認した。出来ない原因は「知らない」か「慣れていない」かでしかない。人は自分の力を過信するし、いつだって期待する生き物なのだから。
まとめた後で問題に目を向けた。僕はこれから、この話を「納得させなければならない」のだ。人に何かを納得させるのは難しい。少し間違えれば、マ