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誰の為にもならならないオーロンゲVのデッキと今後のあくタイプ

お久しぶりです。あくタイプを愛してやまない我流です。

カオスミカルゲ以来の投稿です。

前レギュレーションになりますが興味を持ちましたら是非読んでみてください。

今回の記事はあくタイプへの愛を語る記事であり、結構ボリュームがあります。通常価格5000円の所、この情勢の為、破格の割引で4500円からの売れ残りが怖いので100%offの0円で観覧できます。是非最後まで読んで頂ければなと思います。

簡単に自己紹介します。

我流(がる)です。


さてさっそく本題に行きましょう


現環境とあくタイプへの考察

現状の環境は新型ウイルスの情勢でジムバトルや公式大会環境が固まっていないですが、使用率を考えて3つ程紹介します

三神ザシアン

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ザシアン

前レギュレーションでも猛威を振るった三神ですが新レギュレーションで相棒ザシアンVを見つけ、新環境でも環境入りを果たしました。

オルタージェネシスもさることながら鋼の互換性もあり、アルティメットレイでのエネルギー加速や、メタルソーサーでのザシアンへのエネルギー加速、ザシアンの高火力や特性ふとうのつるぎも三神とマッチしてる為、現在も握ってる人が多いです。


ピカゼク

ピカゼク

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スピート雷

言わずもがなこれも前環境で猛威を振るったピカゼクです。

新レギュレーションでもパルスワンVの登場で、雷の加速手段が増え、更にスピート雷エネルギーの登場により構築が安定し、現環境でも握る人が多いです。

ドラパルト

ドラパルトV

ドラパVMAX

新レギュレーションで登場したVの中でも特に使用率が多いのがドラパルトVです。今だとポケモンオンラインゲームのPTCGOでも活躍しています。エネルギー要求が少なく、カラマネロを必要としない構築もでき、ダメカンをばら撒く事でベンチバリア等の効果も計算しない事から、環境入りを果たしました。

その他にもマルヤクデVや小ズガ等いますが今回は割愛します。

あくタイプへの考察

あくタイプは現状として上げられるのが、

個々のカードは強いが、噛み合わせが悪い

というのがあります。

悪タイプを握った事がある人なら少し感じた事があると思いますが、炎タイプや鋼タイプや超タイプや雷タイプ等の色んなポケモンが入るオールラウンダーのタイプもあれば、草タイプや水タイプ等のシステムポケモンを立てて組み合わせの幅を効かせるコンセプトのデッキも多いです。

しかしあくタイプはというと

マニューラGXを立ててあくタイプのエネルギーを自由に移動しようとしてもエネルギーの加速手段が当時はありませんでした。かといってガオガエンGXを入れても進化ラインを考えてしまうとデッキが上手く回らない…そこにアローラキュウコンGXを入れて上手く回そうとしてもGXが多くて負け筋が多すぎる等デメリットが多いのです。

また、アタッカーとしても活躍を見込めたブラッキー&ダークライGXやゲッコウガ&ゾロアーク等のTAGTEAMも個々は強いが同時に2種類以上入れるとなんとも上手く回らないのです。

他のタイプとの差別化としては

・特性や技の効果が他タイプと比べて特殊

があるかなと思ってます。他にも色々ありますが基本的にはコレかなと。

何が特殊かと言うと、ある条件を満たすと確定できぜつさせる事が出来る技や相手の手札に干渉して邪魔をさせる技、特性で相手の山札からグッズをトラッシュさせる等いわゆるいやがらせに近い効果を持つカードが多数収録されているタイプだと思います。

しかし、その効果を発揮する為には条件があり、進化しなければならない、エネルギーの加速手段が必要、そもそも相手依存すぎて刺さらない場合が多々ある等対戦相手のデッキによっては上手く使えない事が他のタイプと比べて多くあるのかなと思います。その上、個々で強力な悪タイプポケモンはエネルギーの要求枚数が多かったり、逃げエネが重かったりと運用する上でとても悩ませるカードが多いのも事実かと思います。

個人的に思ってる悪タイプがあまり使われてない理由のひとつかなと思います。

こんなにあくタイプを批判しておいて、

「お前あくタイプ好きじゃないんじゃないの?」

と思ってしまうかも知れませんが、好きだからこそデメリットも愛する。その上で勝てるようにする。言い方を変えれば、個性を他のタイプより出せるタイプなので上手く使えればとても強力なタイプだと信じています。

オーロンゲVデッキ考察と完成形

今回のオーロンゲV・VMAXをまず考察します。

オーロンゲV

オーロンゲV

今回のオーロンゲVは3エネで200ダメージと破格の火力を誇ります。また、エネルギーを手札に戻すデメリットはありますが、スターターデッキに同時収録されたサザンドラの特性ダークスコールを使うことによりデメリットはきぜつしてもエネルギーをトラッシュする枚数が減るメリットに変わりました。

ただ、裏のサザンドラを倒された場合にエネルギーを場に展開できないデメリットがあります。


オーロンゲVMAX

オーロンゲVMAX

オーロンゲVのVMAX版で、オーロンゲVとはまた別の利点があります。

技キョダイドリルで素点170ダメージを出し、追加で悪エネルギーの数×50ダメージを追加で与える事が出来る為、最大270ダメージを出すことができます。また、オーロンゲVと違い、エネルギーが場に残るのでベンチのサザンドラが落とされても火力は安定して出すことができます。

ただし、3エネ以上無いと技が使えない上に3エネであればオーロンゲVの方が火力は出てしまうので使い分けが重要になります。


今回の環境をみて、オーロンゲVデッキを考察し、最初のオーロンゲデッキを完成させました。

ロンゲ

初オーロンゲ構築で試合した感想として

・サザンドラが立たない
・デンジャラスドリルを使う暇がない
・オーロンゲにエネが付かない

構築として最悪の構築でした。

再度修正を行い、以下の内容を踏まえて構成しました。

・サザンドラを最速で立てる

・オーロンゲで殴る

を目標に絞って構築することを考え、修正を行い、再構築しました。

新ロンゲ

新オーロンゲの構築です。

新構築で新しく入れたカードの紹介と採用理由を書きます。


ジラーチ

プロモジラーチ

今回の新構築の目標としてサザンドラを最速で立てるというのがあったようにサザンドラを立てるためにはふしぎなアメを手札に持つ、サザンドラを手札に持つ、モノズを先行で立てておくというのが目標になり、手札にトレーナーズを手に入れる手段考えてジラーチを採用をしました。他にもドロサポやポケモンを出す手段としても活躍してくれるので相性◎です。


イベルタルGX

イベルタル

今回の山の最終兵器兼ダークホースです。

GX技デスカウントGXはダメカンが4つ乗っている相手に対し、確定できぜつさせる強力な技を持っており、今回の主役カード、オーロンゲVの技「かみつく」が40ダメージなので相性抜群の為採用しました。


エスケープボード

エスケープボード

ジラーチとハッピーセットであり、ジラーチを採用したらまずセットで採用します。最悪モノズスタートの時にもエスケープボードを貼って逃げる事が出来る為、採用です。


しんかのおこう

進化のおこう

当初オーロンゲVMAXとサザンドラはポケモン通信で持ってくればいいかなと考えていました。いざ回してみると、ポケモンが引けない、通信で山に返すポケモンの余裕が無い等上手く進化先のポケモンを加える事が出来ませんでした。しかし、しんかのおこうを採用したことにより、ジラーチの特性ねがいぼしで持ってくることができるようになり、この後紹介するサポートカードメイとも相性がいいので採用しました。


メイ

メイ

サザンドラを最速で立てる上で大切なサポートカードになります。序盤で引いた場合、サザンドラを立てる為のパーツを揃える事ができ、中盤で引けばオーロンゲのエネ加速手段に一役買ってくれます。また、最終兵器イベルタルGXの技を決める条件の緩和をする事も出来る為どの場面でも役割を持てるカードです。ただし、ポケモンが相手のターン中にきぜつしていないと使えないので注意が必要です。


ブラックマーケット

ブラマ

あくタイプメインのデッキならまず入れ得のカードです。スタジアムは基本貼り替えられるものなのでそこまでアテにはしてませんが、貼られているとサイドプランがズレて勝てる試合もあるのでスタジアム枠として採用です。

使ってみた感想

まず新構築する上で述べた目標をおさらいします。

・サザンドラを最速で立てる

・オーロンゲで殴る

サザンドラは考察にも述べた様にサザンドラに触る札、ふしぎなアメを触る札を増やすことが出来ている為、新構築で回してみた感じとして最速で2ターンでサザンドラが立つことが夢ではなくなりました。

オーロンゲVで殴るところは最速または3ターンでサザンドラが立てば博士の研究等のドロ―ソースでエネルギーを手札に加える事で最速で2ターンでオーロンゲVMAXが5エネで最大打点を出すこともできるようになりました。

また、イベルタルの採用により、最悪サザンドラが立たなかった時のプランも組める為、少し戦略の幅が広がりました。

エネルギーの加速がある為エネルギーの破壊系のクラッシュハンマーやバウンス系にも強く出れる為、他のデッキとは違う動きもあり、回してて面白いです。

環境デッキに上手を取ることが出来るとはいきませんが、VMAXポケモンにもイベルタルで強く出れて、TAGTEAMにはオーロンゲVMAXで強く出れるため、回答がない山はあまりないです。

弱点も草タイプの為突かれることも少ないので是非使ってみてください。


今後の悪タイプについて

あくタイプファンにとって待ちに待ったあくタイプ強化のムゲンゾーンの情報が少しずつ解禁されましたね。

その中でも現時点(2020/05/20)までで出たあくタイプとその他サポートカードを紹介します。

ムゲンダイナV・VMAX

ムゲンダイナV

ムゲンダイナVMAX

ムゲンダイナVの技パワーアクセルで後続のムゲンダイナVを育てる事もでき、ムゲンダイナVMAXは特性ムゲンゾーンでスカイフィールド状態を作ることが出来るので今後面白い構築できそうですね。2エネで最大270打点出るのも破格です。今後の強悪タイプの一角になりますね。

クロバットV

クロバットV

今回あくタイプで汎用性の高いカード。今後のデッキ構築に幅広く採用されるのではと考えてます。特にムゲンダイナと相性が良く、デデンネGXとはまた違う差をつけられているところも良いですね。

フ―パ

フ―パ

今回収録された中でも面白いポケモンだなと思います。1エネで90点を出すことが出来る為、ムゲンダイナで足りなかった打点をフ―パできぜつさせられるのも強いかなと思います。また、ブラックマーケットがあればサイドが取られなかったり、この後紹介するハイドあくエネルギーともかみ合う為今後の採用率も気になるところですね。

ネズ

ネズ

悪タイプの強化に一役買ってくれているのがネズです。エネルギーの制約が無い為特殊エネルギーも持ってこれるのは強みですね。また、クロバットVとキャプチャーエネルギー持ってくるムーブをするだけでムゲンダイナの火力アップとドロ―ができる役割もある為、クロバットVと同じく、あくタイプデッキ以外にも採用する山が今後増えてきそうですね。

ハイドあくエネルギー

ハイド

今回のレギュレーションで登場した悪タイプの特殊エネルギーです。あくタイプは逃げエネの重いポケモンも多い為、逃げエネが無くなるのは最大の強みだと思います。入れ替えが無くてもベンチに引くことが出来る選択も出来る為強力ですね。ただ、マニューラGXの特性シャドーコネクションやサザンドラの特性ダークスコールで自由につける事は出来ないので注意が必要ですね。


最後に

今後悪タイプは強化され、今後に期待できるタイプになれたのかなと思います。今後の悪タイプ専用グッズやカードによっては更なる強化を見込めると思いますので皆さんも使ってみてください。

最後まで観て頂きありがとうございました。

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ではまた次の記事でお会いしましょう

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