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うちの文鳥ズ事情

私の文鳥歴は子供のころにスタート。高校生の頃にストップ。こちらに来てから、子供たちが大きくなって手が離れていったところで、ペットショップに文鳥がいるのを発見し、ペアを購入したことから再度スタート。さらに元夫が、キンカチョウを欲しがったことから、キンカチョウも同じころにスタートしたことになる。

ペットショップに足しげく通ううちに、この両フィンチ共に、コレクターは単に変わった色(模様毎に名前もつけられてる)を欲しがるようで、無理な繁殖がなされていることが分かる、甲状腺異常の子とかが売られているのを見て、可愛そうでうちで引き取ったりしているうちに、文鳥は一時4ペアいた。

キンカは本当子育て上手で、2回繁殖期を我が家で迎え、一時我が家には20羽以上の鳥ちゃんがいた。

これはもう10年以上前の話で、我が家でほとんどの子が無事寿命を迎えていったんだけれども、同じくらいの年齢という訳にはいかなかったので、年若な子の伴侶がなくなると、次の子を迎えたりしていた。

そんな中で私の大事にしていた手乗りちゃんもみな天に召されてしまって、荒鳥の子が残った。男の子が一人。それがとおる君。タイトルの写真左から二番目。

この子はブリーダーにわざわざ買いに行った子なんだけれども、シルバー文鳥なのにブリーダーが手放す子なだけあって、この色を生み出させるために無理な繁殖もあったんでしょう。変わっている子だった。でもさすがに一人は寂しいようで、飛ぶこともなく本当開けっ放しの籠なのに籠の鳥でいて、これは健康的じゃないな、って思って、この子のために女子を連れてくることにしたのね。

コロナの前からここらのペットショップにはもう文鳥はおらず、ネットで探して探してまた先とは別のブリーダーから買い受けることになった。

そしたらこのブリーダーも自分の都合があるから、一羽の女の子でいいのに、三羽の女の子を押し付けられたというか、なんというか・・。

我が家には三羽の女の子が来ることになった。
選びたい放題!って思うでしょ。うちのとおる君にもなんらかピンとくるものがあったようで、そのうち一人に段々決まっていった。

四羽の立ち位置は、とおるをはさんで1,2と女子が分かれる形。
最初のころは、写真ではどの子がそうかわかんないけど、スズメ、と名付けた子が虐められてて、とおるの隣には絶対に座れなかった。

スズメちゃん以外に、めだか、とおかつと名付けてたんだけど、めだかとお勝は割りに仲が良かった。お勝さんが少し年齢いってるかな、って思ったけど、大きさ的にはとおる君と匹敵するので、私はお勝さんを押してた。とおるは選んでないけど。

女子2羽対スズメ、時にはとおるを入れて3羽対スズメとの戦いがあったりして、本当気性荒いなぁって思ってた。

ある日家に帰ってきてみんなの様子を見ると、あれ?一人足りない。どこだ?どこだ?と探す。この子たちは臆病なので、よっぽど驚くことがない限り他の部屋には飛んでいかないって思ってたけど、一応棚の隙間とか、壁際とか探して探して、いない。
えーっともう一度小さな部屋に佇んで周りを見渡すと、いた。
なんと本棚と本棚のすきまに頭を上にして挟まってた。

どうやって?一体どうして?
どうやればその形で挟まるのか、どうやればその隙間に落ちれるのか、全く分かんなかったけれども、きっとまた戦いがあったんだろうとは想像がつくけど、そこに至る経緯は想像できなかった。

挟まっていたのは、お勝さん。

隙間から救出したとき、息はしてたし、飛んで籠に帰っていったけれど、ショックからか、くちばしの色がおかしかったので、あぁやばいなぁって思った。
案の定それから数日してお勝さんは亡くなってしまう。

と長くなってきたんで一旦ここで切って、次へと続く。