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免許更新にまつわる話

以前は日本の免許証をいちいち更新してた。

一度、期限が切れてるから講義を受けるようにと言われて、一日潰して受けたことあったけど、あれは本来なら、受けなくていいやつだった。

パスポートに出国の日時が記載されているので、外に出た期間はカウントされない仕組み。

担当者が知らなかったので、そういう事になったけど、以降は間違われることなく、ゴールド免許となった。

ゴールド免許といえば、うちの母は免許証を身分証明書のように使ってたな。運転しないので、ゴールド。運転しないのに、どことなく誇らしげにゴールド。
何度も言うけど、運転しないから自動的にゴールド。

ちなみに私は、ある時、そんなに長く一時帰国しないのに免許センターに出向いての更新に時間使うのが嫌になり、今はもう日本免許を持ってない。


ドイツと日本は取り決めがあって、免許の書き換えができる。これに関して、中国人同僚がずるいというのだけど、聞けば、中国では運転免許取得のためにかかる費用は極安。つまり自動車学校がないらしい。日本は私の時代でも20万かかったよ、というと、驚いてた。
ね、取り決めは理由がなければないのだよ。
かく言う同僚はドイツの運転免許を取ろうと英語でのコースに大枚はたいたけど、試験に3回ほど落ちてほぼ諦め状態。3度落ちると最初のコースからやり直しになるそう。国際免許で走ってた時期があるので、驚き。


今回私の上司のためにドイツ免許で日本を走る方法をリサーチした。
前述のように、私日本の自動車免許証を持たないのだけど、知り合いが教えてくれたのが、JAFでドイツ免許の翻訳をしてもらうという手段。
JAFの翻訳書があれば、ドイツ免許で日本で運転できるようになる。
当時はJAFの支店に朝赴いて免許書提出、午後翻訳をもらうって形だったように思う。うろ覚え。

現在は、これがコロナがあったからなのか、翻訳申請は基本オンライン受付のみ、それも日本からのアクセスのみ、となってる。
しかし代理人申請ができるし、免許書の原本の提出はないので、日本に知り合い居る場合はまぁ辛うじてなんとかなる?

ドイツでも実はこの翻訳書をゲットする方法がある。

ドイツのJAF、AD/AC。ただ、オリジナルの提出が必要で、期間は10日ほど。運転が日常的に必要な人にはキツイよなぁ。

と上司の場合は、彼の日本の知り合いにお願いする運びとなった。


ドイツの免許書はほぼ期限なしなので、車を運転しない知り合いたちももってる。使えない資格だけどな(皮肉)。
以前の免許書は紙だった。ドイツ歴三十年越える人たちは紙を持ってて、つい数年前にカードに切り替えたはず。紙の時代は終わりー。

うちの母のように、紙の運転免許証を誇らしげに見せてくれた。彼女たち運転しないけど。

そのメンタリティっていうかな。旦那にお願いしないとどこにも行けないという状況をなんとも思わないところからして、付き合いは疎遠に。
私の離婚友達は皆一様に自分で運転し、行動範囲が広い。
メンタリティの違いかな。