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ガーデナー(庭師)養成講座 第2期 第5日~剪定(座学)前編~

ガーデナー養成講座 第2期 5日目。
今回は、当初は生垣の実技を予定していたのですが、「みぞれが降る」という予報もあり、さすがに厳しいだろうということで、次回に予定していた剪定の座学を実施しました。

概要は、
①剪定とは?
②剪定の目的
③残すべき枝・切り落とす枝
④剪定の種類と手順
です。
今回は、③までをレクチャー!

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剪定の目的は、
・庭木の正常な生長を促す
・樹形を美しく整える
・好みの樹形に仕立てる
・老化した木を若返らせる
など、剪定を学ぶ中では、樹木目線であったり、美しさや好みといった樹形の話であったり、ということが語られることが多いのですが、
講師の細川からは、現場での実体験から、防犯や近隣との関係性まで、その目的は多岐にわたることをお伝えしました。

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また、残すべき枝・切り落とす枝の中で、「不要枝」について学んでいただいたのですが、不要枝だからすべてを切り落としてしまっていいのかというとそうではなく、やはりそこは全体像である樹形を意識する必要があることもお伝えしました。
(樹形を意識する必要がある、ということを先に理解していただきたくて、剪定からではなく、刈込から学んでいただいたんです。)

さらに、話は「仕上げ」にも及びました。
ひとことで「剪定」といっても、どの程度切るのか、どう仕上げるのか、のイメージは、切る側でもまちまちです。
また、私たちのように、個人のお客様のお庭のお手入れを任せていただく中で、そのお客様のご要望もまちまち、もっというと、「イメージがない」ことが少なくありません。

そのため、イメージがないお客様と、イメージを持っている私たちの間を埋めるために現場でどうしているのか、についてもお伝えしました。

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今日はここで時間切れ。

この続きは、来週の生垣の実技をはさんで、再来週に実施予定です。

皆さん、ご自宅やご実家のお庭のお手入れをご自身でされていて、その中での悩みを抱えておられたため、質問が耐えない講座になっています(笑)。

来週の実技も楽しみですね。


■ガーデナー(庭師)養成講座
https://28-school.com/

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