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ガーデナー(庭師)養成講座 第3期 第7日~剪定(座学)編~

今期のガーデナー養成講座は、座学の日は天候が微妙で、実技の日は晴れと、とても天候に恵まれています。
実技をメインとするこの講座にとって、天候はとても大切。今回の座学を終えると、ここからはほぼ実技がメインとなりますので、今後も日曜日は晴れが続いてくれることを願っています。

剪定の座学、その概要は、

①剪定とは?
②剪定の目的
③残すべき枝・切り落とす枝
④剪定の種類と手順

です。

今回も、講師は細川ガーデナーが担当。

剪定のご説明に入る前に、まずなぜこの講座で刈込からスタートしたのか、そして、刈込の方法の理解がどう剪定につながってくるのか、からご説明しました。

その上で、剪定の説明に入っていきます。

この講座が『実技』を主体としている、ということは、『現場』を主体としている、ということでもあります。

ですから、教科書的な知識はもちろんお伝えしていくのですが、そこから派生して、リアルな現場ではその知識をどう応用していく必要があるのかに踏み込んでお伝えしていきます。

特に剪定は、刈込と比較しても、知識として学んだことと現場とのギャップに悩むことが多いのではないかと思います。

基本的な知識を学び、実際に現場で対象樹木の前に立つと、「この枝は不要枝と習ったけど、これ、本当に切って大丈夫なんだろうか?」と判断に悩むことは少なくありません。

実際に、不要枝とわかっている枝であっても、全体のバランスを考えて残す判断をすることはあります。

そのあたりの、理論と実態を行き来しながら講座が進んでいきました。
もしかしたら、初めて剪定を学んだ方にとっては、ちょっと情報過多になったかもしれません。

ですが、今はそれでも大丈夫です。

これからひたすら現場で実践を繰り返していくうちに、「あれは、こういうことだったのか」ときっと繋がってくるはずです。
受講者の皆さんには、これから実技をしては座学で学んだ内容を振り返り、その行き来で習得度を高め続けていただきたいなと思います。

また、今回の講座では、毎回皆さんにアンケートを頂戴しています。
その中で頂戴したご意見を、積極的に講座に反映させ、ブラッシュアップすることを意識しています。

先日の生垣の刈込の座学の際に、「動画なども交えてもらえると、よりわかりやすいかもしれない」というご意見がありました。

そのため、実際に動画を使用しながら、ポイントをご説明していきました。
今回使用した動画は
・内芽と外芽
・モクレン剪定~切り枝で剪定練習~
・ツバキ剪定~切り枝で剪定練習~
です。

受講者の皆さんのより深い理解につながっていれば嬉しいです。

今後も皆さんの声を活かし、より良い講座にしていきたい。

次回からは、剪定の実技に突入します。
まずは今日学んだ知識を次回に活かせるよう、しっかりインプットして次回を迎えていただければと思います。


※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。

★ガーデナー(庭師)養成講座Twitter

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