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闘病記録:3 PET検査とヤシオリ作戦

前置きが長すぎるのとテーマが分散しちゃうので、これからはワンテーマで書いていきましょ。

てなわけで、PET検査を受ける事に。
癌検査ではメジャーな検査らしいのだが、いかんせん初めて癌を疑われたわけだから、それがどんな検査なんだかわからずにOKしたんすな。
で、どんな検査かザックリ言うと、CT検査のように身体をスライスして癌になってるかどうかをチェックする、という事らしい。
なるほど、テクノロジーの進化やなぁ。

いざ検査日。朝イチで来いというので、8時に病院へ。
受付をして検査室の前に行ったら…誰もいねぇw
待つ事30分、ようやく検査室の受付到着。
早く来た意味とはw

案内され、更衣室へ。
180cm 145kgという、日本人レスラーでも希少な体型な陶芸家なもんで、検査着が入るかどうかハラハラしたがなんとかセーフw

次に、体内にある癌をチェックするべく検査薬?(FDGというらしい)を静脈から入れる工程へ。
静脈に刺された管へ、物々しい機械から液体が流れ込む。
そのパネルをふと見ると
「投与量 10%」
という文字が。
「まるでシン・ゴジラのヤシオリ作戦じゃないか」
と、ついつい考えていた事が口に出てしまうオタクw

しかし、その独り言に技師さんがまさかの反応。
「あー、他の患者さんもシン・ゴジラみたい、って言ってましたね。放射線だからですかね?」

いや、違うんだ、そうじゃない。
ゴジラの体内の核分裂処理を強制停止させるために、口から血液凝固剤を注入する作戦がヤシオリ作戦であり、そこで、
「投与量、75%を突破。血液凝固剤、投与すべき最低量を超えました」
と言う安田のシーンがある。
FDGを体内に入れ、その投与量が表示される。
まさにこれこそ、俺的ヤシオリ作戦やないか!

と説明したかったが、これで技師さんがガチなオタクだったら大変だなぁ、多分ずっとシン・ゴジラトークしちゃうなぁ、と思ったので、とりあえず
「あー、そうかもしれないですねー」
と、お茶を濁したのだった。

通常のCT検査よりもちょい長いくらいな時間で、あっさりPET検査は終了。
この二週間後、いよいよ内視鏡による検査入院となるのだが…
この検査入院で想定外すぎる出来事が発生し、というか自分がやらかして大波乱を巻き起こすのだが、それはまた後日に。

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