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気まぐれショートショート2024

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2024年3月末~のショートショートなど短編作品をまとめています。
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記事一覧

てるてる坊主のラブレター【毎週SS】

「まだあるの……」 「ここで最後だから」 ある日の我が家は大掃除の真っ只中。 押し入れの中…

Ganmo
3時間前
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奇岩シューズ【毎週SS 裏お題】

「やぁよく来てくれた!」 またしても、私は旧知の友を呼び出した。 「私見を求めるのは構わな…

Ganmo
2日前
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田楽ポリマー【毎週SS × なんのはなしですか】

「ところで、今日の晩飯は何で田楽なの?」 「あなたがずっと食べたいって言ったから」 「そん…

Ganmo
9日前
25

文学トリマー【毎週SS】

「君ぃ、一体これはなんだね」 編集長がひと際低音でつぶやく時は、𠮟責の合図である。 此度…

Ganmo
2週間前
28

二億サイトウ【毎週SS裏お題】

午前9時5分の第一報に、 全世界の金融街は、やがて訪れる未曽有の混沌の渦に足を取られていた…

Ganmo
3週間前
24

放課後ランプ【毎週SS】

「日直、ホームルーム終わったら進路希望職員室まで持ってきて」 無慈悲なおつかいを宣告され…

Ganmo
4週間前
34

トラネキサム酸笑顔【毎週SS】

男は画商であったが、審美眼に恵まれず 仕入れた美術品は尽く売れなかった。 街角に構えたの30坪満たない画廊には、 埃が被った絵画や壺で溢れかえっていた。 親の反対を押し切って美大に進んだものの、 芸術の才を見出される気配がないと見るや、 価値を見出す側であればよかろうと 卒業間近に画商になると決めた。 一向に商才を振るう様子がないため、 親からも別の仕事を探せとせっつかれていた。 しかし男もここまで来てしまった手前、後に引けない状況である。 とはいえ肝心の売り上げがない以

春はまだか(毎週SS:春ギターより)

新生活を機に、新しい趣味をはじめようかと 何の気なしに、駅前の楽器屋を覗いてみた。 薄暗…

Ganmo
1か月前
33

からかさのレインコート【毎週SS:お化けレインコートより】

ぎゃああああああ! 公園の木々に雨宿りしていた鳥たちが その悲鳴に驚き一斉に羽ばたいた。 …

Ganmo
1か月前
29

深煎り入学式【毎週SS】

「えー、暖かな日差しと共に、季節の彩りが一層映えるこの頃…… うーん、まだ固苦しいかなぁ…

Ganmo
1か月前
26

【20字小説】ある手記に見た絶望

私はこれまで一度も褒められたことがない。 持ち主がその後どうなったかは 知る由もない…… …

Ganmo
2か月前
11

命乞いする蜘蛛【毎週SS】

ある雨の日のことである。 一人の飛脚が荷物を担ぎ山道を駆けていった。 叩きつけるような雨と…

Ganmo
2か月前
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