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アイル 初めての猫様

次男が10歳の頃だったと記憶しているので、もう16年前のことです。

当時住んでいた家は川沿いにあって、公園も隣接していたせいか、何度か仔猫を保護したことがあります。
犬の散歩で川の土手を歩いていると、次男が抱いて連れてきたのがアイルとの出会いです。
まだ生後2ヶ月くらいの男の子。
当時はポロンと、ポロンの母犬のララがいたので、猫は我が家では飼えないと思っていました。
それでも拾ってしまったからには世話をして、新たな飼い主を探すしかありません。

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次男に拾われた頃のアイルは、目ヤニだらけでお腹を空かせていました。
病院で診てもらって治療しながら里親探し。

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でもお世話すればするほど情が湧いてしまう。
子どもたちには「ララとポロンと仲良くできたら飼ってもいいよ」と約束していました。
『アイル』と名前を付けてしまったら、その瞬間からもううちの子です!

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私の心配をよそに、それほど時間もかからずに両者は急接近!
当時まだ2歳だったポロンには良い遊び相手になりました。

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アイルは次男に拾われて助けられたせいか、家族の中でも次男に一番懐いていました。
隣接している公園で次男が遊んでいると付いて行ったり。

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次男と一緒に行動したがり、夜は次男のベッドに潜り込んでいたようです。

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とても賢くて、美しくて、猫だけど頼りになって、
落ち込んだ時は決まって傍にいて、
水色の澄んだ瞳を見つめていると心の底から癒されていく。
家族みんながアイルの虜になっていました。

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今は天国で私たち家族を見守っていてくれていると思います。

私たちに猫の魅力をたっぷり教えてくれて
猫のいる幸せをいっぱいプレゼントしてくれました。


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