長針の方が長い

当たり前だが時計は長針の方が長い。
しかし幼いころの筆者はそれを覚えることが出来ず、時計を見るのに少し時間がかかっていた。

その理由を今になって考えてみると「長い方が重要な意味合いを持つ物を指しているため」であるころが分かった。
個人的には時間は「分」ではなく「時」が重要であると考えている。
しかし、時計は長い針(目立つ方)で「分」を指し示している。
重要な方をより目立たせる世間一般の方針とは逆の事をしているのである。
そのため長針と短針の区別が逆になっていたのではないか、と推測した。

実際には「時」は大まかな位置が分かれば良いのに対し、「分」は細かな位置を知る必要があるためそういった設計になっているのである。

世の中ではごく一般的な方法とは異なっている物はそれ相応の理由があるのかもしれない。

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