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仮想通貨でハードフォーク初体験→これって確定申告せなあかんよね

こんにちわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。

お勉強程度に、2017年後半あたりから仮想通貨を保持しております。
今までは単純な保有、売買のみでしたが、ハードフォークで金銭授受が発生するという初体験がありました。

1.僕の仮想通貨歴を紹介

■2017年ごろに、公認会計士協会の近畿会のIT委員会で仮想通貨を題材に研究発表しようという話がある。
■何者かよくわからないと発表もできないので、GMOコインに20万円入金し、仮想通貨に参入。
■2017年後半あたりは、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、イーサリアムを保持。
■2018年前半にネムコインの事故があり、仮想通貨自体暴落。その後は、20万円あった元本が6万ぐらいまで下がる。その後は開き直りほったらかし(売買もせず、塩漬け)。
■2021年に仮想通貨相場が回復し、33万にまでになったところで、全て売って利益確定⇒ちゃんと雑所得で確定申告もしましたよ。
■GMOコインにお金ただ預けとくのももったいないので、イーサリアムなどいくつかのコインを1万円ずつ購入(27万はキャッシュで残し、6万程度購入)。
■購入後、6万の仮想通貨は半分程度の価値に。GMOコインの口座残高は2022年10月末現在30万円程度になっちゃってます。

2.ハードフォークの経緯

■2022年9月15日(木)にイーサリアムのアップグレードにより発生した新規暗号資産Ethereum Fair(ETHF)が発生(ハードフォーク)。
■GMOコインでは新規暗号資産相当額の金銭の交付を行うことという方針のため、10月に日本円で入金があった。


41円の入金あり

3.ハードフォークに伴い確定申告の影響は?

大前提として、ハードフォークで交付された仮想通貨をそのまま保持しているのであれば、申告対象となる所得は発生しません。
しかしながら、新規交付のコインを円転したり、別の仮想通貨と交換したりすれば、雑所得として確定申告が必要となります。

ですので、今回の僕のケース、41円雑所得で確定申告が必要なわけですね。

4.仮想通貨でくれぐれも税金で大やけどしないようにしてくださいね

仮想通貨って、相場の変動が激しいから、相場の変動で大やけどするリスクは大です。
いうまでもありませんが、余裕資金で行うべきです。

加えて、売買や交換に雑所得として申告が必要となります。
そのあたりも、申告漏れがあり、後で多額の税金を納めるというようなことも起こるため、税金面でも大やけどしないよう、留意しながら仮想通貨とは関わる必要がありますね。


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