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ラクな歩き方の探求

今年に入って読んだ本たち。

「ヒマラヤ聖者の生活探求」第1巻 〜人間本来無限力〜
ベアード・T・スポールディング著

「これからの生き方 BEST BEING」ノ・ジェス著

「HARRY POTTER AND CURSED CHILD」by J.K.Rowling

去年の秋からの引越し&転職から数ヶ月は本を読む余裕すらなく、
やっと少しずつ読めるようになってきました。
でも、1冊ずつレビューを書くほどの余裕はまだなくて、
書くことよりも読むことを優先して暮らしています。

今日は読書とは一見関係のないことを書きます。
自分が今ネット上で書いている場所の中で、他に最適な場所がなかったので。

わたしは2019年11月まで約15年間ヨガ講師をしていました。
今はやっていません。
元々瞑想は苦手で最近は全くしていません。
ヨガのポーズも最近はほとんどしていません。
人が何をヨガ と呼ぶのか。
わたしは普段の体のメンテナンスのために
ああかな?こうかな?と動かすことはしています。
最近はいわゆるアーサナのような動きよりも、もっと微細な動きの方が
今の自分のコンディションには合っていると思ってしています。
こういうトライ&エラーの観察全般を、
わたしはヨガや瞑想と呼んでいます。

ヨガを習いはじめて25年経ちますが、
飽きっぽいわたしは
もちろんいわゆるヨガのポーズを熱心に練習していた時期もあったし、
その哲学にどハマりした時期も
それを伝えることに情熱を傾けた時期もありました。
色々と接し方やり方は変わってきたけど
変わらず続けていることもあって
それは、ひとりで歩くときの体の動きを観察することと
歩き方の探求です。

この25年の間に、ヨガを皮切りに色んなことに興味を持って
色んなエネルギーワークやボディーワークも体験しました。
どれも中途半端で取り立てて何かが身についたわけではないのだけど、
昨日、ふとその中で習った
「自分の後ろにもう一人の自分がいて、
その自分が目の前の自分の背中の真ん中をぼんやりと見つめる」
というのを思い出したのです。
このエネルギーワークは、前に足を伸ばして座ってするのですが、
体の力が抜けて上半身が後ろに倒れてバタンと寝てしまいます。
自分の体が一瞬虚無になることで、エネルギーに満たされるというワークです(わたしの理解では)

よく歩き方の指導で、「前から鳩尾辺りを引っ張られているように」
というのがあるんだけど、
ふと「前に数秒先の未来の自分が歩いていて、その自分に引っ張られていると思って歩いたらどうなるだろう」と思ったのです。

これがやってみると不思議で、すごく体が軽く感じたのです。
仕事帰りでスーパーの買い物の荷物も持っていて
まあまあな登り坂なんですけど。

この25年、本当に歩くたびに体の観察をしてきて
体が前傾だの重心はどこだの股関節だのナンバ歩きだのやってきて
この時が一番体が軽くラクに歩けていると感じました。

ここから一晩寝て、ちょっと不思議で気持ち悪い夢を見た今朝、
毎朝書いているノートを書きながらこのことを考えてみました。

わたしは以前サイクリングをしていたことがあります。
ロードバイクでしまなみ海道を走っていました。
ひとりで走ることもあれば、
サイクリングのサークルの人たちと走ることもありました。
こういう時、軟弱なわたしはベテランさんの後ろについて走ります。
彼が風を受けてくれるので、後ろのわたしはとてもラクです。

風除けやスピードということだけでなく、
障害物や信号、道順なども前の人が見てくれるので
ただついて行けばいいからラクというのもあります。
とにかく前の背中を見て走るのはラクなのです。

数秒先の未来の自分に引っ張られるように
ついて歩くのがラクなのもきっと同じ。
この数秒先の自分の前にも、それより数秒先の自分がいて、
その数秒先の自分の前にも、それより数秒先の自分がいて(以下略) 
今から1年先を歩いている自分の姿は?
10年先を歩いている自分の姿は?
先を歩いている自分に引っ張ってもらえばラクだよね?
おーーーー!!!
想像したことが叶うという引き寄せの法則の秘訣って
もしかしてこれなんじゃない???

ハリーポッターの戯曲「呪いの子」もそうだけど、
この数日は特に映画「メメント」や「時をかける少女」など
タイムリープするお話をやたら摂取していたのですが、
こういう気づきを得るための準備だったのかなぁとも思ったり。


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