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夢は諦めないで!

私は小説家になりたかった。けれど「0から1を生み出す」力が弱く、ノンフィクション系でしか評価されなかったので、作家になることは諦め、劇評などの評論や、取材をまとめる系のライターになりました。
添削や編集のお仕事もやっていたので、自費出版の方の編集提案のお仕事はしていたのですが、最近、「リライト」という形でフィクション化のお手伝いもするようになったのです。

1を100にする力を発揮してフィクション化

最近では、11万字に及ぶ小説原稿のリライトが終わりました。追加や削除、修正を加え、約14万字の作品に。
これまで2ヶ月、ZOOMやメールで著者さんと節目節目でコミュニケーションを図りながら、信頼を深め、細かい修正を著者と一緒にして、いいものができたと思います。とても満足しています。
著者さんのコンテンツは素晴らしい! でも、書かれている数行をもっとダイナミックな展開にできるのではないか? そんな気持ちで書いたシーンをお見せすると、著者さんが
「モデルにした人物の語り口にそっくりです! びっくりしました!」
「この展開は見事ですね!」などと気に入ってくださいました。

手持ちのカードは多ければ多いほどよい


数行の情報を膨らませて「夢のシーン」や「夫婦喧嘩のシーン」「談合のシーン」など、想像の翼を広げる楽しさは、めくるめく快感!
他人の褌で勝負させてもらった感はありますが、小説の書き方や映画脚本の勉強をしておいてよかった! 無駄になる勉強などありませんね。

皆さんも
「今やっていることは、本当は自分のやりたいことと違う」
「この道でオファーがないということは、すっぱり諦める」
と思わず、
「いつかきっと何かの形で花開く」と希望を捨てず、今の仕事や勉強に向き合ってください。

深堀りした努力は裏切らない

「仕事にしたい」と思うほど好きなことを深堀りするって、素晴らしいことじゃないですか! その時仕事にならなくても、何かのきっかけで、違う形で、深堀りした努力がカタチになることがあるんですよ! 私は今回そのことを実感しました。
「手持ちのカードは多ければ多いほど有利だ」ということです。
「引き出しを増やす」ともいいますが、単に情報を多くするというだけでなく、自分の「好き」や「なりたい」を信じて、一歩踏み込んでみませんか?

そして、「小説を書いてみたものの、うまくまとまらない」という方、ぜひご一報を! 

きっとあなたのご要望に沿ったアドバイスができるとおもいます。


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物書きとは、目で見て耳で聞いたものの魅力を、文字だけで表して伝えようという、ものすごい技です。そのために必要なスキルは何か、オリジナリティはどこで出すか。「誰でも書ける」文章と差別化し、自分の書きたいことを文字に込めるためのレッスンです。

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