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コマの数がそのまま戦力を示す

ユニットの戦力をコマに数字で書く表現はとてもデジタルなやり方であって、盤面をぱっと見ただけではどこに多くの兵力が配置されているかがわからない。ときにはリーダーコマをめくらなないと戦力がわからない。そういうところが惜しい。

コマの数がそのまま戦力を示すようにすれば、置かれているコマの数や大きさでざっくりと戦力の配置を知ることができる。

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赤と青のナノブロックを使って、ウォーゲームの戦力をアナログ表現してみようとしたことがある。

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『関ヶ原』(エポック)のマップで決戦直前の配置をやってみたり。

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『Blue & Grey』の『Cemetary Hill』をゲティスバーグの戦況図にしたり。

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『Grant Takes Command』のウィルダネスシナリオの初期配置を眺めたり。

どれも、見ている分には楽しいのだけれど、実際にプレイできそうなのは、マーカーを使わない『Blue & Grey』がせいぜいで、他の2つはもともとのコマでプレイするだろうと思う。

紙のマップとナノブロックでプレイしようとすると、ブロックを動かすときにバラけてしまったり、どれがどこにあったブロックだったかわからなくなりそう。でも、似たようなことをNumbersでやるのは案外イケるのではないか。

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『War And Peace』の第5形態を「ひとコマが1戦力をあらわす」な形式にしてみた。コマの大きさや色、影のつけ方などで手こずったものの、何となく形になったんじゃないかと思う。

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1815年シナリオをセットアップして眺める。ルールブックにも書いてあるけれど、フランス軍が勝つのは相当に難しいと思う。でも、オーストリア軍やロシア軍、イタリアにいるミュラを見られるワーテルローというのは、それだけでかなりの高得点である。

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