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どうせ紙と同じ見た目にならないなら

Numbersを作ったのに1か月ぐらい放置してあった『War And Peace』をようやくプレイ。最初はもちろんアウステルリッツから。

ナポレオンとフェルディナントが目と鼻の先にセットアップされ、ナポレオンが初手で攻撃しにいく。リーダーシップもモラルも圧倒しているフランス軍が快勝と思いきや、オーストリア軍はほどほどの損失だけで退却していく。

敵に一方的に損失を与えるのが難しいのが南北戦争っぽい、と思うがおそらくそれは逆で、南北戦争がナポレオン戦争っぽい、というものなのだろう。恐るべき南北戦争脳。

実際のところ、プレイはそこそこにNumbersの改良が面白くて、改良作業を楽しむ時間の方が圧倒的に多くなった。

NumbersでAusterlitz

第1形態。紙のコンポーネントをそのままNumbers化したもの。未切断のシートをスキャンするのに比べると、パンチドのコマをNumbers化するのは手間がかかる。でも、スキャンの要領はずいぶんわかってきた。

紙のコンポーネントと同じ見た目になるのは、非常に大きな長所。スタックの中身を見るのに手間がかかる、戦力を減らす作業が大変、高いスタックはどのヘクスにいるか分かりづらい、といった短所を跳ね返すだけのパワーを持っている。

NumbersでAusterlitz

第2形態。短所たちに屈して、コマの上に書かれた数字を編集できるように改良。数字を編集する様子を写した動画はTwitterにポストした。

使い勝手はかなりよくなったが、紙のコマと同じフォントにできなかった。見た目が紙のコンポーネントと違うことによるワダカマリ。お腹に重くズンと響く感じ。

NumbersでAusterlitz

第3形態。どうせ紙と同じ見た目にならないなら、使い勝手をよくする方向に突っ走ってやるぞと。半透明のコマに歩兵はゴシック、騎兵は明朝で戦力ポイントを表示。衛星国や近衛兵はアルファベットを併記。

見た目が気にならないと言えばウソになる。フィジカルデザインに強力な思い入れがあるプロダクトなら、コレはできなそうな気がする。

NumbersでAusterlitz

第4形態。歩兵と騎兵をフォントで見分けるのは厳しかったので、騎兵のコマを三角形に。とりあえずはコレで完成、ということにして、プレイに戻ろうと思う。アウステルリッツでフランス軍が勝てなそうな雰囲気を何とかしたい。

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