【レポート】マレーグマ――ハチミツ食べたい系のクマさん

いきもの名:マレーグマ
学名:Helarctos malayanus

【登場するゲーム】

Planet Zoo
Zoo tycoon
塊魂TRIBUTE
クイズどうぶつ図鑑デラックスDX
みんな大好き塊魂アンコール

 食肉目(ネコ目)クマ科のマレーグマ。なんとなくサーカスにいるクマという印象があります。クマの中でも小さいサイズであるため、「ドッグベア」と呼ばれるそうです。ツキノワグマに似ていますが、サイズがツキノワグマよりも小さいみたいです。
 ゲーム世界でもけっこう見ることができます。サーカスというよりも動物園で多く見られるようです。ちなみに、『塊魂』のシリーズのマレーグマは「コドモ」らしいです。

マレーグマは、東南アジアの熱帯雨林に生息する、小型のクマ科動物である。こげ茶や黒の毛皮に、黄褐色の顔と鼻口、上胸にある目立つオレンジ色の三日月模様が特徴だ。 幅広の頭部、筒形の突き出た鼻、小さな丸い耳をしている。オスとメスで外見に違いはないが、オスの方がメスよりも10~20%大きい。体長は120~150cm、体重27~65kg。マレーグマは現在危急種に指定されている。主な脅威は生息域の破壊で、ヤシ油のプランテーションに農地転用するため、森林が頻繁に伐採されていることが原因である。また伝統薬の材料として身体の一部、特に胆のう目当てで狩猟の対象になることもある。 現在のマレーグマの個体数は不明だが、ここ数十年で30% 減少したと考えられている。生息域の多くは保護されているが、違法な森林伐採は今もなお行われている。
社会的欲求:母親と子どもを除き、マレーグマは単独で行動し、交尾時のみ他の個体と交流する。
繁殖:隠したがる性質により、交尾の習性についてはわからない点が多い。わかっているのは、オスが尿の匂いでメスを追跡することである。2頭が出会うと、短い求愛行動を取ってから交尾し、その後別々の道を行く。メスの妊娠期間は3~7か月で、妊娠後期になると木のうろなどに居を構える。そこで1~3頭の子どもを産み、3年間子どもと一緒に暮らす。その後母親は再び交尾をすることが多く、その時点で最初の子どもたちは単独で生活するために母親のもとを去る。マレーグマは3~4歳で生殖可能となる。
豆知識:クマの中で最も小さい。新生児は目が見えず、毛も生えていない。ハチミツが大好きで、ハチの巣を割って取る習性があるため「ハチミツグマ」と呼ばれる。舌の長さは20~25㎝で、昆虫やハチミツをかき出すのに適している。霊長類のように互いの表情を真似ることができる。

『Planet Zoo』

 ハチミツ大好きなクマといえば黄色のあのクマですが、あのクマはぬいぐるみらしいのでマレーグマではないようです。舌が長いのでそれでぺろんぺろんとハチミツをとるみたいです。なんだかアリクイみたいですね。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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