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機動戦士ガンダム水星の魔女 第20話「望みの果て」雑感

今回色違いかつやられ役だったけどベギルペンデで。やはり先日模型店行ったときに、ルブリスシリーズやミカエリスも買っておけば良かったかな?
まあベギルペンデをサムネイルにするのは初めてだったので、よしとしましょう。

第20話、ちょっと情報量多すぎてこれはまた大変な回でしたね。今回のサブタイトル「望みの果て」は、シャディクの望み、ノレアの望みの果ての破滅、マルタンの望み「もう一度君と話したい」の果ての地球寮の再結束。そして「もう一度会えたらラウダに色々してもらいたい」が望みのペトラは、「あんたには生き残ったら何か無いの?」と聞かれたスレッタの望みは、果たして……?

シャディクはグエルとの決戦を。互いの主張をぶつけながらの戦闘は、実はあまり水星の魔女では見られないシーンでした。
なんなら男同士の戦闘も少ないんですよね。
互いを知っていた(つもり)の二人だからこそ、かなり本音でぶつかり合っていて見応えがありました。
最後は捨て身のグエルが勝利。
しかし兄の父親殺しと恋人の死をほぼ同時に知ってしまったラウダ、これは流石にシュバルゼッテ乗ってスレッタに八つ当たり攻撃してもおかしくないかも。

地球寮側では、デミバーディングが遂に起動。大方の予想通り、セセリアの手引きでの登場でしたね。チュチュデミトレーナー改造機じゃなかったのか……。来週のプラモは予約済みですので、説明書を読むのが楽しみです。しかしここの展開、地球寮メンバーとセセリア達が合流→デミバーディング紹介→ニカのメールからの地下合流→出撃の手際のよい脚本と演出が凄まじかったです。本当に短い時間ながら、段取りで進むのではなくちゃんと心の動きも描いていたところに痺れました。

そして怒りに身を任せてアスティカシアを破壊しまくるノレア。ガンヴォルヴァもここで大暴れしてプラモ発売のタイミングばっちりやねー、とか言ってる場合じゃ無いほどの大虐殺じゃないですか。この攻撃でスレッタと共に逃げていたペトラが死亡。そんなお約束フラグは要らないから生き残ってほしかったです。何気に兵士じゃないメインキャラの死亡は、エラン4号以来では?グエルの取り巻きから始まったのに、どんどん存在感のあるキャラクターになっていたのでショックでした。
ただ、描写的に生存可能性もありますかね?次回病院シーンから始まってくれたら嬉しいですが……さて?

そんなペトラとわずかに友情を育みつつあったスレッタ。学校で勉強しかすることはない、は確かにそうですが、前話の気づきからしたら結構意外でした。しかしそれでも、立ち止まらず前へ進む(助けられる命を助ける)道を選んだように見えるスレッタ。ガンダムも無く、デミバーディングも複座ではない以上、彼女がMSに乗るシーンが来るのはまだ先に思えます。
と思ったけど、今回のデミバーディング、特徴的なあのバックパック付けていなかったんですね。これはまだ何かあるかも。

そして第1シーズン終盤から存在感を放った魔女2人の内、ノレアもここで退場。エラン5号と逃げる生き方にもっと早くたどり着いていたら、と思わずにはいられません。狂気と恐怖と憤怒と哀愁が混じった悠木碧さんの演技、最後まで素晴らしかったです。

さて第2シーズン開始から陰謀を張り巡らせていたシャディクがまさかのここで表舞台から去りそうな展開に。
正直この流れは意外でしたが、そうなるとここからはプロスペラの目的とその阻止、全てを失ったラウダ、エラン5号が何らかの動きを見せながら、スレッタとミオリネがお互いのために動いていく物語になるのでしょう。

次回第21話「今、できることを」。ナレーションを務めたチュチュが固める決意、久しぶりに全員がそろった地球寮のメンバーだからこそ出来ることがあるのでしょうか。クライマックスへ向けて更にストーリーが大きく動き出しそうな気がします。

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