見出し画像

【学び】知識は興味のあるうちに詰め込め!

興味関心が高まった時点を見逃さない。そのたかぶりを逃すと学びの機会はすんなりと過ぎていく、という話

「お金が好きかもしれない」

2年程前に当時小学5年生だった次男された告白だ。

日本ではお金のことに興味をもつことがややタブーな風潮だが、わたしは自身が商売をしていることもあり、積極的にお金の話はするし、なんなら子供でも読めるお金に関する本をリビングの本棚に何冊もセッティングしている。



そんな次男から先日「将来会社をやってみたいかもしれない」という2年前から数歩進んだ告白をされた。

息子たちは何か相談事や聞いてほしい話があるとわたしの寝室を訪ねてくる。次男がやってきたのは「どうやったら会社ってつくれの?」という質問のためだった。



会社のつくり方をはじめ、そもそも会社の何に関心があるかを聞いていくと、商売のバリエーションや儲けのしくみについてもう少し知識をいれる必要性があると感じた。

次男はお金の話は真剣な顔で聞く。興味関心があるからなのだが、その年齢で自身の興味がどこにあるかが理解できているだけでうらやましい気持ちになる。



わたしの中学生時代なんかは特段熱中できるものもなく、女の子ばかり目で追っていたように思う。

次男を含め、息子たちはお世辞にも優秀とはいえないが、だからこそ何かに興味を持った際にはのめり込んでほしいと日頃から考えている。



それがお金のことであろうと興味のあるうちに知識は入れておくにかぎる。

人の興味関心などの熱量は個人差はあると思うが長く続かないことがある。その熱量が高ければ知識や情報をスポンジのように吸収するが、冷めれば見向きもしなくなってしまう。



わたしは人が自発的に行動する条件として「必要にかられているか」「興味関心の欲求が高まっているか」のいずれかだと考えている。

息子たちと比べ物にならないくらい勉強をしてこなかったわたしが、一番机に向かった時期は会社が倒産しかけた10年前から現在であるが、それは必要にかられて、そのうち興味関心が高まっていった経緯からである。



鉄は熱いうちに打て、とはいうが、まったくもってその通りだと次男の真剣な眼差しから感じた次第。

自身にとって成長のチャンスは関心度が高まったとき。その時期を逃すと次はいつ来るかわからない


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?