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映画[窓]MADO original soundtrack のこと -1-

2022年、今年の初め、高円寺JIROKICHIでのTOTONOTTA(小川美潮, 今堀恒雄, Ma*To, Mecken, 外山 明)のライブへ行ったときのこと。
ちょっと遅れて着いて、「奥、空いてますよー」って言われていった先で着いた席が、その時は暗くて気づかなかったのだけれど、たまたま今回の映画”[窓]MADO”の監督 麻王くんと同じテーブル、しかも麻王くんの隣だったのでした。
同じテーブルには、今回のプロデューサーの藤村さんもいました。

映画のことはなんとなく美潮さんから聞いていて、終演後、麻王くんと自然とその話に。
音楽は板倉文さん。文さんの音楽については、私としても思うところがあり「ぜひサントラ作ろう」とそんな話の流れになりました。

それからしばらくして、本気でサントラ盤作りたい、という想いが高まり、それを麻王くんに伝えました。
そうして、現実的にサントラ盤制作へと動き出していきました。

今回は、まず、タイトル曲である小川美潮さんの「窓」の使用について
ソニーに支払う使用料が大きな問題となっていて
そこをなんとかクリアできないかと、「窓」新録を考えました。

そこで、「窓」の作曲者であるMa*Toさんがオリジナルをなぞったトラック作りに奮闘してくれました。
オリジナル音源でも演奏している本家・近藤達郎さんがオルガンをいれてくれたり、ストリングスについては葛岡みっちゃんがヘルプしてくれたり、、、

麻王くん(麻王くんはMa*Toさんの息子さん)が幼いころから聴いてきた、耳馴染んできたオリジナル「窓」。
そのイメージを崩さない新録、ということでオリジナルをなぞる形の新録となったのです。
でも、やはり、麻王くんの中の「窓」はオリジナルの「窓」。
映画では、そのままオリジナル音源が使われることになりました。
結果としては、ソニーミュージックさんも宣伝協力してくれ、「一緒に盛り上げよう」な形になってよかったなあと思います。
▼小川美潮「窓」特設サイト
https://www.110107.com/s/oto/page/mishio_mado

で、サントラ盤なのですが、CDへの収録となったら話は別。
やはり、すでに『4 to 3』に収録されている音源を入れてもな、、、と思いましたし
Ma*Toさんが奮闘して作ってくれたトラックも無駄にしたくない、、、
美潮さんもしっかりと新たに歌ってくれたわけですし。
サントラ盤には、”今”の「窓」を収録したい、しよう、と思いました。
実は、もっと”本当に今”の「窓」をっていう計画も持ち上がりましたが
今回は、サントラ盤ということもあり、あまり映画から離れたコトはナシ、諦めました。

ということで、サントラ盤には、オリジナルのアレンジをくんだ新録の「窓」収録となりました。
今回のサントラ盤には、このタイトル曲「窓」以外にも
映画とはトラック違いの音源が収録されています。
▼小川美潮「窓 ~ mado 2022 ~」―映画『[窓] MADO』 SIDE[B]


「窓」以外の音源についても書いてみたいと思います。
 <-2-へ続く>


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