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中学生夢ゼミ説明会レポート

5月16日(木)に実施した中学生夢ゼミ説明会の様子をレポートします!昨年度の卒業生も参加してくれて、中学生夢ゼミの学びについて語ってくれました。

中学生夢ゼミスタッフ3名、卒業生4名で実施しました!

中学生夢ゼミって?

中学生夢ゼミの4つの魅力


おもしろい仲間ができる

はじめましての人に、改めて丁寧に自己紹介する中で自分のことを振り返ったり、個性豊かなスタッフや仲間と一緒に過ごすことで、自分の中に秘めていた自分のクセを出したりできる。お互いの個性やクセを、みんなで面白がりながら、それぞれの個性があふれ出す場を目指してプログラムをつくっています。

新しい自分に出会える
本当は話すの苦手だと思っていたけれど、中学生夢ゼミでは知らないうちにすごく喋っちゃう自分になってたとか、元々あったけれど最近はあまり出していなかった自分を、中学生夢ゼミでは出してみようと思えたとか、日常とはちょっと違う自分と出会えるきっかけが、中学生夢ゼミにはあります。
毎日学校行って、部活やって、塾行って、みたいなことを繰り返しているだけだと、なかなかそういう出会いはないのだけれど、月に1回オンラインで個性的な仲間と一緒に過ごすことで、いつもと違う自分がぴょこっと顔を出しちゃう。そういう時間を一緒につくっていきましょう。

楽しく挑戦できる
挑戦って聞くとみなさんどう感じますか?新しいことに挑戦するのワクワクするぜ!!という人もいれば、やったことがないことをやるのは、ちょっとドキドキするなという人もいるかもしれない。人によっては、怖いなって思う人もいるかもしれないですけど、挑戦することで新しい自分に出会えたり、貴重な経験ができたりするのは間違いないので、気づいたらやっちゃってた!!みたいに、どんな人も楽しく挑戦できるきっかけを、みんなと一緒につくっています。

島前の学びを体験できる
中学生夢ゼミを主催している隠岐國学習センターのある島前地域は、島根県の隠岐諸島にあります。本土からフェリーで4時間、コンビニもスーパーもなくて、すれ違う人はほとんど顔見知りという島です。今日も風が強くて、船が止まったので、高校生が船で通っている島前高校は休校だったんですけど、島の人たちは、そういう不便さも受け入れながら、全部を自分の思い通りにするのではなく、いろんな制約がある中で、どうしたら楽しくできるか、助け合いながらやっていけるかを工夫しながら前向きに暮らしています。それがすごく豊かだなあと感じていて、そういう「島前らしさ」を、オンラインの夢ゼミの中でもみなさんに感じてもらいたいと思っています。

「関係づくり⇒越境する⇒共創する」のステップで学んでいく

昨年度は1年間以下のテーマで学んできました。
各回のテーマは、その時の参加者の状況を見ながらスタッフが考えていますが、1年間を通して、大きく 「関係づくり」「越境する」「共創する」という3つのステップを意識しながらプログラムをつくっています。

①関係づくり
中学生夢ゼミの初めはゆったりとしたペースで、仲間たちとの関係をつくっていきます。「初めまして」の仲間との出会いの中で、自分のことを話したり、相手の話を聴いたりしながらお互いのことを知りあう。そんな時間を丁寧に過ごしながら、自分と違う人と関わるって意外と楽しいかも、自分の話を聴いてもらえるってこんなに嬉しいんだなど、安心・安全な環境を仲間やスタッフと一緒につくっていきます。ここで、質問の仕方、伝え方、他者との関わり方をみんなで学んでいきいます。

②越境する
徐々にできてきた関係を活かしながら、みんなで越境する。普段の枠を越えてみる段階です。中学生という枠を越えて、高校生やゲスト、大人と話してみる越境や、言葉という枠を越えて非言語(表情、模様など)で表現してみる越境、日本という国を飛び出してみる越境など、いろんな枠を越えながら、新しい自分の視点を得ていきます。

第8回 「リモート路上インタビュー」
オランダと繋ぎ、路上インタビューをしてみました。自分達で質問する人を決めたり、直接質問してみたり、、、。日常をこえた本物の体験をしていきます。

③共創する
仲間とつくってきた関係、共に越境してきた経験、学んできたことを活かしながら、一緒になにかをつくる、生み出すことにも挑戦していきます。
昨年度は、プレゼントをつくって送りあったり、最終回にはみんなで一年を振り返って修了証をつくったりしました。ただ、対話するだけで終わるのではなく、オンラインの中でも実践し、創造する経験ができるように、工夫しながらプログラムをつくっています。

「中学生夢ゼミ最終回」
1年仲間と振り返り、互いの変化や成長を賞賛しあう時間を過ごしました。

卒業生トーク!

説明会の後半は、中学生夢ゼミ卒業生によるトークライブ!
今回参加してくれた卒業生は4名!まずは自己紹介からスタート!

はるか:はるかです。島前高の1年生です。最近、土の上や、植物の上で、寝っ転がって空を見ることが好きです。苗字は鹿児島なんですけど、出身は神奈川です!笑 

なおあき:なおあきといいます。大阪出身です。僕のこの写真は、パンダをみに行った時の、パンダコーデです。

あんな:あんなです。島根県出雲市出身です。最近推しの先輩ができて、朝ご飯と夜ご飯の時間にその先輩を見ることにハマってます!

りり:りりです。地域みらい留学で北海道の夕張高校に通っています。これまで住んでいたところが都会だったので、夕張市を観光するのにハマっています。

話すための準備運動!

では、早速話を聞いてみましょう〜!

中学生夢ゼミ、どうでした??

なおあき:(夢ゼミ同期の)あべ君に出会えたことが大きかったですね。あべ君が面白くて、あべ君と話すのが楽しかったです。そういう人と出会える場って、リアルなイベントしかないと思ってたんですけど、オンラインでもそういう人と出会えるんだなって思いました。

たけうち(スタッフ):なおあきは強烈な仲間との出会いが印象に残ってるんだね。

なおあき:夢ゼミの内容自体も面白かったですね。感情の絵を描いたり、路上インタビューをしたり。

はるか:私は、最初はそもそも「夢ゼミ」って名前が抽象的だし、将来の夢も全然決まってないから、(夢ゼミに参加することに)違和感があったんです。「自分らしさ」を考える回で、「自分らしさ」って堅いイメージがあって好きじゃなかったんですけど、そんな難しく考えなくてもいいんだなって思えるようになりました。夢ゼミを通して、(自分らしさという言葉が)自然にはいってくるようになって、そこから自分を受け入れられるようになりましたね。

あんな:私は、夢ゼミは自分の個性を思い切り出せる場だなと感じていました。中学校では、個性を出すと変な目で見られたりして、嫌な思いもしたんですけど、夢ゼミでは私の個性を受け入れてもらえたし、私より個性が強い人たちがたくさんいて。なんかもう、いっかー、自分を出してもって思えるようになりました。

うらら(スタッフ):みんなクセが強かったよねww

あんな:毎回「今週は夢ゼミだ!」って楽しみにしてて、地元の中学校でもたくさん夢ゼミについて話してました。回を重ねるごとに自分に自信がついて、学校でも「周りからどう思われてもいい、自分は自分らしくいる」と思えるようになっていきました。

うらら:夢ゼミの存在、デカ!日常の自分も変わったんだねー

りり:私は、夢ゼミに参加して、将来どんな大人になりたいかっていうのが180度変わりましたね。

みんな:180度!?激変じゃんw

りり:みんな言ってる通り、同期のみんなも本当にクセが強かったんですが、それ以上に夢ゼミのスタッフがぶっ飛んでましたw 毎回テーマを聞くたびに、「どんな生活してたらこのテーマが思いつくの!?」みたいなことが多くて、、。自分もぶっ飛んだ大人になりたくなりました。夢ゼミってたった90分ですけど、毎回新しい発見とか、「成長したわ!」ってことが多くて、親にも毎回話してました。今は、「ぶっ飛んだ大人になったら色んな人から好かれるなー」っておもって、そんな大人を目指して頑張ってますw

うらら:じゃあそれが、(地域みらい留学の一期生として北海道に進学するという)高校の挑戦にもつながってきたのかな

りり:めっちゃつながりましたね。夢ゼミに参加したことで、新しいことをやってみたくなって、「誰も知らない、自分も行ったことのない、そういう環境で新しい一歩を踏み出すって、ぶっ飛んでるかも」って思って入学しました。

うらら:基準が「ぶっ飛んでる」なんだねw 知らない環境に飛び込むってすごい勇気と挑戦だよね

なおあき:これまで個性的な人が好きだったんですけど、(夢ゼミを通して)いろんな人からその人の個性を引き出そうとすることの面白さに気づいて。まだ、関りのない人でもこの人は面白いかもと興味を持つことが大事なんだなって思い始めました。考え方が違うからこそ、まだ知らない人のこういうところ質問したらいいかもっていつも考えてます。

卒業生トークは、同窓会のような雰囲気で、
自分の変化をみんなイキイキと語ってくれました。

参加する前はどんな感じだった?

りり:すごく、おどおどしてました。人見知りだから、知らない人とどんなこと話すんだろって。参加して徐々にぶっ飛んでいきました。ww

うらら:確かに、1年前のみんなを見てたら、本当にみんなガッチガチw

なおあき:個性を出すことを意識してましたね。自分は個性的じゃないし、自分のこともそんなに好きじゃなかったので。今の自分は、確かに個性的な人も素敵、はなしてて面白いです。でも、何かを大事にしている、自分の使命感を持って生きてる人っていいなーって思うようになりました。

あんな:1年前の私は、みんなから好かれようといい子ぶってました。でも今は、自然体の自分でいられます。前は、「一般人」って感じだったけど、「やまおかあんな」を生きられるようになりました。

はるか:夢ゼミで、育ってきた場所とか、見ているものとか、感じてきているものとかみんな結構違うんだなって感じられました。越境も気軽にできるんだなっておもって、今も色んな事に手を出してみています。
自分自身は、1年前からそんなに変わってないんですけど、自分というよりものの捉え方が変わりました。クセが強くないからって、踏み出さない理由にはなんないんだなって思いましたし、一般人は、一般人のままでいいし、色んな人がいていいんだって思えたのが夢ゼミです。

参加してくれた卒業生の皆さん、ありがとうございました。
初めて夢ゼミに参加したときは、みんなドキドキだったり、いろんな悩みを抱えたりしていたのが、1年間でこんなに自分や仲間のことをイキイキと話せるようになったんだなということが感じられて、スタッフも一緒にほくほくしてしまう同窓会のような時間でした。
この空気感は文章だけでは伝えきれないので、よければ最後にある動画をご覧ください(卒業生トークは31:30から)

自分の当たり前を更新していく1年間

参加してくれた卒業生が話してくれていたように、人見知りだと思っていた自分が、徐々に話せるようになったり、それまで怖かった自分を出すということが自然とできるようになったり、1年を通して参加者に起きる変化はそれぞれです。一方で、参加者全員に共通して起きているのは、自分の中にある当たり前の変化ではないかと感じています。

私はこんな人だという当たり前、中学生ってこうあるべきという当たり前、そんな当たり前が、個性豊かな仲間とともに1年間を過ごすことで、当たり前じゃなかったということに気づく。自分の当たり前が更新されることで世界が広がり、日常のものの見方が変化していく。そんな変化を一緒につくっていくのが中学生夢ゼミです。

全国の仲間とともに自分の当たり前を更新していく1年間、一緒につくっていきましょう!!

2024年度中学生夢ゼミの詳細、お申込みはコチラ

2024年度の中学生夢ゼミは月曜コースと金曜コースの2コース。初回はそれぞれ5月27日(月)と5月31日(土)です。申し込みは5月19日(日)まで!年間スケジュールや受講料、お申し込み方法について、こちらのnote記事をご確認の上お申し込みください。

(5月20日追記)
5月19日以降にこの記事をご覧になられた方で、参加を希望される方は隠岐國学習センターまでお問い合わせください。
TEL:08514-2-0310
Mail: okilc@dozen.ed.jp

説明会動画(卒業生トークは31:30~)


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