見出し画像

Googleの検索エンジンAPI×OpenAI APIを使って、最新情報を含めたブログ記事を作成する方法

こんにちは!マナパンダです。

今回の記事では、「Googleの検索エンジンAPI×OpenAI APIを使って、最新情報を含めたブログ記事を作成する方法」について紹介します。記事を作成するための具体的な手順を詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでください!

この記事を読むことで、APIを使ってどんなことができるかが理解できます。また今回紹介する技術を使えば、アイデア次第では革新的なサービスを開発することも可能でしょう。


事前に用意するもの

Whisper×Pythonで、音声データを文字起こしして要約する機能を作成するには、事前に用意するものがあります。
それらは、以下のものです。

  • VScode

  • Python(バージョンが3.11以上のもの)

  • OpenAI APIキー

Pythonにはopenaiライブラリをターミナルでインストールしておいてください。

pip install openai

また、APIキーは環境変数として扱うことをお勧めします。
今回は、OpenAI APIキーをOPENAI_API_KEYという名前の環境変数に設定したとして解説していきます。

「LangChain」について

具体的な作成手順に入る前に、今回使う技術の一つである「LangChain」について簡単に解説します。

LangChain」とは開発者がChatGPTなどの言語モデル(LLM)を活用したソフトウェアを容易に、かつ迅速に開発できるようにするためのライブラリです。

大規模言語モデルは、自然言語の理解や生成に関して人間に近いパフォーマンスを示すことができるため、チャットボット、コンテンツ生成、自動化されたテキスト解析など、多岐にわたるアプリケーションで利用されています。しかし、これらのモデルを効果的に活用するためには、複雑なインフラの構築やモデルのトレーニングといった専門的な知識が必要となります。

LangChainは、開発者がこれらの課題を克服し、より簡単に言語モデルを組み込んだアプリケーションを構築できるようにすることを目指しています。それにより、開発者はアプリケーションのロジックやユーザー体験により集中できるようになり、開発時間とコストの削減が期待できます。

LangChainを利用することで、開発者はLLMを活用したソリューションのプロトタイピングから本番環境へのデプロイメントまでのプロセスをスムーズに進めることができるようになります。これは、AIの力を利用して新しい種類のアプリケーションを創出し、既存のサービスを改善するための強力なツールとなり得ます。

作成手順

ここからは、具体的な作成手順を紹介します。

その1: 必要なライブラリをインストールする

まずは必要なライブラリをインストールします。今回必要となるのは、先ほど説明した「LangChain」とGoogle検索をするためのライブラリです。ターミナルで以下のコマンドを実行して下さい。

pip install langchain
pip install google-api-python-client

その2: Google検索のAPIキーを取得する

続いて、Google検索のAPIキーを取得します。以下のサイトからAPIキーを取得してください。

ページの手順に従ったら、検索エンジンIDとAPIキーが取得できるので、検索エンジンIDは「GOOGLE_CSE_ID」、APIキーは「GOOGLE_API_KEY」という環境変数名で設定しておいてください。

ここから先は

2,746字 / 1ファイル

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?