Pythonでブラウザ操作を自動化した!【ちょっとだけ楽できる】
初めまして!マナパンダと申します。
私の記念すべき第一回目の記事は、「Pythonでブラウザ操作を自動化」した方法について書きました。
Pythonでブラウザ操作を自動化
ところで、当記事を読んでくださっている皆さんはPythonについてどれくらいの知識を持っているでしょうか?
知識ゼロの完全初心者の方もいれば、実際に学んで何かしらのプログラムを書いたことがある方など、様々だと思います。
今回の内容は、Pythonの知識の有無にかかわらず、だれでも理解できる簡単かつ実践的な内容となっています。ぜひ参考にしてみてください!
具体的な内容
今回ご紹介する具体的な内容は、「PCを起動したら、毎日使っているページをブラウザで自動で開くというプログラムの作成手順」です。
今回の内容では、Jupyter notebookというPythonのプログラムを書くためのツールを使用しますので、インストールされていない方はあらかじめインストールをお願いします。
Jupyter notebookのインストールと基本的な使い方
Pythonのコードを書く
まず初めに、Jupyter notebookにて以下のコードを書いてください。
import webbrowser
# お好みのURLを指定
urls = [
"https://www.google.com",
"https://www.yahoo.co.jp/",
"https://tsutsunoidoblog.com/"
]
for i in range(len(urls)):
webbrowser.open(urls[i])
urlsの中に、普段使っているページのURLを記入してください。上記は例として、GoogleのホームページとYahoo!のホームページ、そして私のブログのホームページを指定しています。
今回は、コードの説明については省かせていただきます。とはいっても、Pythonの基本的な文法の知識がある人ならコードの意味は理解できるかと思います。
コードを書いたら、Shift+Enterで実行してください!使用しているブラウザでページが立ち上がったでしょうか?立ち上がったら成功です!
上記のコードを'open_website.ipynb'などのファイル名で保存してください。
'.bat'ファイルを作成(Windowsの場合)
続いて、メモ帳アプリで'.bat'ファイルを作成します。'.bat'ファイルには以下の内容を記入してください。
@echo off
pythonw.exe "C:\path\to\open_website.ipynb"
ここで'C:\path\to\'は、'open_website.ipynb'の保存先へのパスに置き換えてください。
パスの取得方法は、エクスプローラーを開く→'open_website.ipynb'を右クリック→[その他のオプションを確認]→[パスのコピー(A)]です。
コードを書いたら、ファイルの種類を「すべてのファイル (.)」に変更し、'.bat'という拡張子を持つファイル名、例えば'run_python_script.bat'という名前で保存します。
そして最後に作成した'.bat'ファイルをWindowsのスタートアップフォルダに配置することで、PCの起動時に自動的にこの'.bat'ファイル(そしてPythonスクリプト)が実行されるようになります!
※スタートアップフォルダの開き方は、Windowsキー+R→名前の入力欄に「shell:startup」を入力したら開けます!
Windowsno場合はこれで以上です!
Automatorを使用して、Pythonスクリプトを実行(Macの場合)
MacOSの場合は、Windowsよりももっと簡単です。
Automatorを使用してアプリケーションを作成し、その中でPythonスクリプトを実行します。
System Preferences > Users & Groups > Login Itemsで、作成したアプリケーションを追加します。
これだけです!
まとめ
試しに、PCを再起動してみてください!自動でページが立ち上がったでしょうか?
立ち上がったら成功です!
いかがだったでしょうか?自分で書いたコードが動くと、とても感動しますよね!
今回の記事で、少しでもPythonでも自動化が面白いと思っていただけたら幸いです!
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