ちょっといいかな(2)‐ぼくの病休日記(2)

前回の投稿で、ボス(校長先生)と僕の打診時の様子を載せました。
今回は、その時の心境について。

これは前任校での出来事。

前任校の同僚メンバーは、同年代のいわゆる若手と言われる年齢層が多く、よく飲みに行ったり、休日も一緒に遊んだりする仲でした。
年度末の話題は、やっぱり来年度の人事。

みんなで予想したり、希望を言い合ったり。もちろん決めるのは校長先生なので、誰の予想が一番近いのか、

「希望はどう出したの?」

「こうなったらいいよね~」を肴に飲むのが、何より楽しいのでした。

それまでに中学年、低学年を経験させてもらった僕は、先輩たちが5年生6年生を担任する姿を見て、

「高学年の担任してみたいな」
「かっこいいな」

という思いを抱き、人事希望調査でも高学年担任と出しました。

ただ、同じ学校とはいえ、それぞれの学年カラーは様々で。

やんちゃ・学力△・不登校・保護者など学年の課題があるため、校長先生が教職員の適正をみて判断するわけです。

6年生は多くが5年生からの持ち上がり。となると、入り込むすきは5年生にしかないわけです。
その新5年生はというと、1年生から4年生まで「大変な学年」と言われ、4年生でも2クラス中1クラスが荒れ、学校で一番のビックネーム児童とビックネーム保護者がいる学年。

そんな学年でも、僕は「やってみたいな」と思っていました。
判断するのは、管理職だし、無理な人には担当させるはずがないという思いを持っていました。

あと一つ。自分たちの勝手な予想では、生活指導担当バリバリキャラの先生が担任するだろう。ということもあり、一緒に学年を組んでみたい。勉強したいという気持ちも。

やれば、「なんとかなるんじゃない?」と、安易に考えておりました。


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