世界は一つ"瀬長瞳の人形コレクション"
名護の園長先生からご案内いただき、2日と開けずに名護にやってきました。
今日のお目当ては「世界の人形展」
https://www.city.nago.okinawa.jp/articles/2023021200011/file_contents/kodomoninngyoutirasi.pdf
ネーミングから、すでに落ち着かなるほどのワクワク感。
この人形展は、瀬長さんの40年のコレクションの中から、セレクトされています。カナダで暮らしていた頃に、お隣の方から世界の人形を譲り受けて以来、コレクションを続けてこられたそうです。
今回は、昨年5月に「北部の教育に役立ててほしい」と、名護市に寄贈された人形たちが展示されています。
イッツ ア スモールワールド!
近代の、鮮やかなお人形たちも肩を並べて楽しそうです。
瀬長さんは、ピエロがお好きでコレクションの中でも数が多かったとのこと。その理由を想像しながら、一体一体に作者がいたことを考えます。
数々のピエロの中でも、子どもピエロとおじいさんピエロに目を奪われました。
場の真ん中には、艶々と輝く子どもたちのお人形たち。
周りに並んでいる「小さな世界」を見つめているようでした。
子どもと一緒に過ごしたお人形は「悲しみ」や「喜び」をたくさん受け止めてきたのだろうし、お土産屋さんのお人形は「うちの国はこんな感じ」「え〜他の国に行くの寒いから嫌だな〜」と、話をしていそうです。
お人形は、作った人、持っていた人、そしてデザインした人、買った人、売った人。今回で言えば、そのお人形を見せてくれた人。
たくさんの「人」の手や目や気持ちがあって、ここにいる。
そう考えるとまた、世界が見えてくるようで、マスクの下の頬が緩みます。
2月26日まで、名護市民会館の中ホールで開催中。
世界旅行に連れて行ってもらうことができます。
ぜひぜひ足を運んでみてください。
おまけ*
プレゼントの箱に入って届いたお人形は?UFOキャッチャーのお人形は?ぬいぐるみとの違いは?なんて考えながら、名護からの帰り道。
たくさんのお人形を作ってきた「通称:おばさん」の家に、チラシをお届けしたくて寄り道をしました。(忘れ物もありました)
看板はお花屋さんですが、所狭しと並ぶお人形と、身体中が反応してしまう美味しそうな匂い。こちらの紹介はまた改めて。
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