ががお、韓国にハマる

韓国にハマってしまいました。
2022~2023の年末年始に初めて韓国旅行をしたのを皮切りに、1年ちょっとで計6回の渡韓。自分にとっては、もはや北海道や沖縄よりも精神的に近い場所です。

カジノがある、というポイントは大前提として外せませんが、それを抜きにしても魅力があります。なぜにこんなにもハマっているのか、整理して紹介します。

日本と似ているけど違う、アンニュイな雰囲気

自分はまぁまぁ海外旅行が好きで過去に様々な国々を訪れました。みな、やはり異国です。外国語、異民族、異教、異なる気候、異なるカルチャー。そして最後に韓国を訪れたわけなんですが『異国だけどこんなにも日本に似ている国があるんだ!』と驚いたのが最初の印象です。

日本列島が大陸から分断されたのは、たった2万年前。日本人と朝鮮半島の人々は、DNAの塩基配列がほぼ一緒であり、生物学的には同人種と言っても差支えがありません。ルーツが一緒なので、やっぱり似ている。弥生人もそのほとんどが渡来人でありました。その後の歴史の要所要所においても、数万~数十万人単位で互いの地域を行き来して移住している集団もいる。日本人とは、そして韓国人とは果たして何なのかを考えさせられます。私自身の祖先もほぼ確実に朝鮮半島から渡ってきたので、それを鑑みて不思議な郷愁感に身を包まれます。

現代史的にみても20世紀初頭は日本の領地であったので、日本的な「何か」を現在の韓国から感じる部分もある。言葉に関しては、日本も韓国も漢字を使っていたという点で共通しているけど、それぞれが独自の表音文字(ひらがな&ハングル)を生み出した。その歴史の分岐点も非常に興味深い。

似てるけど違う、けど似てる。。の延々ループ。パラレルワールドを歩いているような不思議な感覚なんですよね。もう一つの日本、と言ったら韓国の人に怒られちゃうけど、日本の歴史が選ばなかったもう一つの日本、みたいな感覚。日本もこうなり得たかもしれない、そんな視点をもって街歩きするのがとても楽しいです。アフリカを街歩きして、日本もこうなり得たもも。。とは全くなりませんから。

ごはんが美味しい

現地の定食屋的なごはん屋さんに行くと、オーダーした食べ物が提供される前に、ほぼ必ず『バンチャン』という3~6品の小皿類が出てきます。キムチやナムル、海苔など。無料でいくらでも食べられます。これが大好き。自分も30半ばで胃がもたれるようになってきたので、小麦粉麺とか脂っこいものよりも、こういう健康的そうな食べモノを好むようになりました。

プサンの飲食店で提供されたバンチャン

あとは日本でもお馴染みもチゲ、スンドゥブ、焼肉ですね。変に濃い味付けをしていないので、美味しいです。もっとローカルなエリアを探索して、美味しいものを探求したいです。

網の上いっぱいにしきつめられたサムギョプサル

韓国って極端に太っている人がいないし、肌もきれいな人が多い印象なんですけど、食べているものが内臓に良さそうなのが要因かなと感じます。キムチを毎日食べるのは、健康に良さそう。アメリカ人の毎日ハンバーガーは信じられない。日本は揚げ物の誘惑があるので、気を抜くとメタボっちゃいます。

女子ウケする

韓国行きのLCCに乗って驚くのが、若い日本人女子の乗客率。新大久保を歩いてそうな若い女子が、そのままドサッと乗ってます。明洞(韓国の原宿的なエリア)を歩いていても、日本人女子がたくさん歩いています。韓国のソフトパワー凄し。

職場のおばちゃん(失礼)にも、韓国話をふるとめちゃくちゃ食いつきます。韓国土産(コスメ&お菓子)も大抵は喜ばれます。全世代の女性が韓国好きです。

メンズエ〇テの女の子たちも、98%(ががお調べ)は韓国が好きです。なんなら次回に一緒に行く約束もしちゃってる子もいます。

いまや、韓国が嫌いな日本人女性はいません。韓国ネタを蓄えておけば、女子との話題に尽きることはありません。ナミビア行ってきたよ~なんて話をしても、それどこ?で会話終了するだけです。

日本人にとって旅行がしやすい

韓国は海外ですけど、とっても旅行がしやすいです。日本で電車に乗っていると、ハングル表記が多かったり韓国語アナウンスが流れてきたりして「ここは韓国じゃないんだよ日本だ!半島に寄せるなよ!ニダに日本を奪われる!」なんて嫌韓意識を募らせることもまぁありますが、ソウル&釜山市内もふつうに日本語表記多いです、日本以上に多いかも。ソウル旅行で言葉の問題で困ることはまずありません。

日本語ができる現地の方が多いのにもビックリしました。ホテルスタッフはもちろんのこと、美容クリニックのスタッフ、マッサージ屋のおばちゃん、明洞で呼び込みしてるドラッグストアの店員さん、空港の免税店員さんなど、かなり日本語ができます。ちょっとできるレベルではなく、かなりできます。あれは相当勉強しないと無理、勉強熱心さに敬服します。

現地案内の無料パンフとかも日本語表記多いですし、困ったら周りに日本人もいっぱいいるので、海外旅行が不慣れでもなんとかなります。航空券も往復5万円程度、ホテルの値段も日本のビジホレベルですから、経済的なハードルも低いですね。

かわいい子が多い

ソウル市内はかわいい子が多いです。

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今後は韓国全土&北朝鮮を旅したい

今後は韓国の主要観光地だけではなく、田舎にも行ってみたいです。色々な面を見てみたい。そのためにテキストを買って韓国語を勉強しはじめました。そして、北朝鮮にも行ってみたい。昨年11月に北朝鮮との国境付近の展望台にのぼって実際に北朝鮮領土を肉眼で確認したことで、その興味が急速に大きくなりました。

烏頭山統一展望台で記念撮影。川の向こうが北朝鮮です。

好きなものができるって、いいことですよね。好きなものがなければ、ギャンブルしてるだけの人生になっちゃう。

次回記事『ががお、バカラにハマる』ご期待ください。

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