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【日記#5】セレクト!絆の4月ウルトラ玩具解禁!

グリージョチアチャージ。(時候の挨拶)
朱上言です。


来たね、ウルトラ玩具解禁。


4月解禁、戦隊はキャンペーンの兼ね合いもあって突然25日にシュゴッド2種を解禁してから31日にオオクワガタ関連を解禁するトリッキームーブだったし、
仮面ライダーは解禁なしだったので、マジで波乱すぎる。

そんな中でも特に変な動きしてたウルトラくん。

4/1の日付が変わった瞬間は一切何も解禁せず、お昼くらいにシレッと一部販売サイトで予約を解禁したのに公式は全く動きなし。

そして4/3になった瞬間にamazon予約が解禁して、同日朝に公式HPにも掲載された。

4/1と4/2が土日だったからなのかもしれないけど、戦隊は普通に解禁してたし、
結構作品ごとに労働形態とか解禁のルールが違ったりするんだろうか。

そんなゴタゴタはさておき、今月解禁された商品をサラッと見てみる。


まずはソフビ。

まさかここに来て新規ソフビでマガタノオロチが発売されるとは…
シルエットも塗装もなんだかゆるい感じで可愛い。

当時発売されたDXサイズのソフビと比較してみる。
「500サイズで立体化するのに適した雰囲気」解釈されていてとてもいいと思う。

しかし7年前(2016年)はこのボリューム感のソフビが税抜2500円で買えたんだからとんでもない。
今は3000円以上が当たり前になってるあたり、定番サイズの方は700円に値上げしても相当しんどいのかもしれないな…と感じる。

3桁でソフビを変える時代はそう長くは続かないのかも。

というかこのマガタノオロチ、通し番号が194番である。

ナンバリングのあるソフビで直前に出ているのが192番のレッドキング二代目なので、まだ193番は解禁されていないということになる。

マガタノオロチの発売が4/29なので、それまでにもう一個ナンバリングありの怪獣ソフビが挟まるということなのだろうか。
冒頭で解禁がトリッキーだったと書いたが、上旬〜中旬に販売されるであろうソフビが謎に解禁されていないのが一番挙動不審かもしれない。


マガタノオロチと同日に、リニューアル版のダダも販売される。

なんかめちゃくちゃ塗装が減ってる…!



旧版と比較してみる。

全くの別物である。

しかしこの落差。
視覚的なショックがかなり大きいので「めちゃくちゃ塗装量を減らして儲けようとしているのだ!」と雑に糾弾してしまった方が楽なのも頷けるが、
決してそういった理由ではなく、塗装方法が根本から変わっているが故のものなのだろうなと思う。

旧ダダは拭き取り塗装(一度全体に黒を塗って拭き取り、モールドの内側にだけ塗料を残す)で体表の全モールドに黒ライン引いていたが、今回は拭き取り塗装自体を取り止め、他のソフビと同じような普通の塗装に変わっているっぽい。

そりゃ普通に塗るとなったらこの量のラインは到底不可能だろう。

ジード放送中に発売された当時でクオリティが高すぎるとザワつかれていたような代物だし、時代の変化とともに拭き取り塗装では首が回らなくなってしまうのも大いにわかる。

あえて今回の変化のプラスな面を見るとすれば、旧ダダは拭き取り塗装故の個体差=少し黒ずんで汚い個体もちらほらと見かけたので、その辺りが改善されるのはアリかもしれない。

また、旧ダダはその塗装方式のためかかなり硬質な素材で作られており、他のソフビとは質感が違ったり立ちが悪かったりという特性があったので、
今回の塗装変化で軟質な素材になって親しみやすい質感になっていたらそれはそれでいい変化だなと思う。


もちろん、塗装量が激減していることは紛れもない事実なので、その点を責める声が出るのも頷ける。

旧ダダも場所によってはまだ買える可能性があるので、これを機に探して手に取ってみるのも良いかもしれない。




ソフビは軽く流そうと思っていたのにやたらめったら喋りすぎてしまった。



続いては僕の大好きなウルトラアクションフィギュアから解禁された2点の商品を見ていこう。



まずは特空機2号 ウインダム。

これはかなりビビった。


先にセブンガーがUAF化されていたが、
セブンガーはある意味"超特別枠"な部分があるので、まさかここまで拾ってくれるとは思わなかった。

素晴らしいクオリティだ……。

全身くるみ塗装でギラギラしているというわけではないが、
やはりUAFの良さはプラスチック特有の質感の温かみだなと痛感する、ツボを抑えた仕上がりである。
この辺りは先のセブンガーが本当に最高だったので、信頼感がある。

1枚目の画像でもわかる通りヨウコインパクトが付属しているので、換装によって発動状態を再現できる。


個人的に、何より意義があるのは一般販売玩具のみでDXキングジョーストレイジカスタムと同スケールで並べられる特空機が揃った点だと思う。

実に2年半越しに「ソフビ以外のボイトイで特空機が揃い踏みできる」というアツい展開。

マジで感動すぎ。

ウルトラマンオーブ以降4年近く続いていたウルトラメカ玩具の冬を終わらせ、防衛隊の復権の立役者となった特空機。

その作品的立ち位置故に最初からDX玩具化を前提としていたキングジョーSC以外の特空機はソフビのみの展開にとどまっていたものの、
後年の作品がしっかりと「防衛隊玩具」のバトンを受け継ぎ、ウルトラマンZという作品自体も末長く愛される作品になったことによってこうしてボーイズトイで出揃うことができたのである。

DXキングジョーSCは2020年・UAFセブンガーは2022年の商品だが、
ちょこちょこ再販がかかっているのか、割と売り場にもあるしネット上でも販売サイトによっては意外と安価で手にとれるので、持っていなかった人はこれを機に揃えてみるのもアリかもしれない。

ゼット基準の話ばかりしてしまったが、去年発売されていたデッカー系やウルトラセブンのUAFと組み合わせて遊べるプレイバリューの高さも忘れてはいけないところだ。



最後に、UAFのウルトラウーマングリージョにも触れる。


これもまさかすぎるラインナップだ。


ギャラファイ効果なのだろうか、今でも一般販売で女性キャラクターのボーイズトイアクションフィギュアって出せるんだな…という謎の感動がある。(戦隊の方では毎年出ているのだが)


見よ、
この圧倒的なまでの新規造形の塊を。


UAFはコストカットのためにパーツが流用されていることが多くて(特に腿パーツ)、その部分の模様はモールドではなくプリントになってしまうことが多いのだが、
グリージョはそもそも根本的に体型を女性専用のものにしなければならないので腿パーツも新規造形になる→モールドもちゃんと入る
という逆説的な手順でクオリティが上がっている。


当時出たソフビと比較してみる。

久方のぶりの新規ウルトラウーマンだったこともあって、コストを抑えるためか塗装量が控えめに作られており「オレンジの上にシルバーで塗る」という仕様も相まってシルエットがぼんやりしてしまっていたところがあったが、
UAFの方はシルバーの上にオレンジを乗せつつ、オレンジ成形も組み合わせているので非常に立体としての解像度が高くなっている。

色味も劇中にグッと寄っており、これまでのグリージョ人気を踏まえて気合を入れて作られていることをひしと感じるクオリティの高さだ。

公式画像ではゼロとの組み合わせを紹介されている。
勿論、ロッソとブルは2018年の7月発売でもう5年前の商品になるので、流石に今宣伝しても誰も買えねえよってことでこの組み合わせを紹介しているのだとは思うが、
それはそれとしてグリージョはギャラファイ主軸のキャラクターとして捉えられてるんだなということが読みとれておもしろい。

ちなみにこのUAFグリージョ、定価が2100円(税抜)になっている。

通常のUAFは定価2000円が基本なのだが、100円アップの2100円である。
これは今年度からUAFは2100円がデフォルトになるのか、
それとも
得意な立ち位置のキャラなので通常のUAFより高くならざるを得なかったのか、

めちゃくちゃ気になるところだ。




4月ウルトラ玩具、
(まだ未解禁のソフビがあるっぽいとはいえ)かなり数が少ないが、見所のあるウルトラアクションフィギュアが2点も出るのでなかなかな楽しめそうである。




今回の日記はここまで。


前回の記事も是非





それではまた。

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