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【日記#16】君が好きだと叫びたい!!!!!!!【DXオージャクラウンランス】

ウィーアー!ザ!
ウィーアー!ザ!
キング!キング!オージャー!(時候の挨拶)

朱上言です。


飽きもせずにキングクワガタオージャー関連玩具の話をするよ!


↓前回の記事(一応前編)はこちらから!


今回はDXオージャクラウンランスとアクションヒーロー キングクワガタオージャーについて見ていく。


まずはアクションフィギュアから。

アクションヒーロー
キングオオクワガタオージャー

7/15発売 税込2420円

すごくない!?!?

戦隊のボイトイで最強形態のアクションフィギュアが出るってマジで何年振りなのよ!?

勇動とかではたまに出てるけどボイトイだとマジで何年とかのレベルじゃなくない!?

と、思って調べてみたら、

「戦隊ヒーローの最強形態を再現できるボーイズトイアクションフィギュア」という意味ではAMASゴーカイシルバー ゴールドモードが該当するらしい。
2011年7月発売なので、今回のキングクワガタオージャーは実に丸12年ぶりの最強形態アクションフィギュアということになる。



「レッドの強化形態」というところまで絞れば、
どうやら2003年11月発売のアバレマックス&スティラコサウルスセットまで遡るようだ。

そう、
何を隠そう今回のアクションヒーロー キングクワガタオージャー、

約20年ぶりとなるレッド強化形態のボイトイアクションフィギュアなのだ。

いやエグいて。

(※多分あってると思うけど他にあったら教えてください…!)


と、盛り上げておいてなんだが。
こちらも前の記事で取り扱った定番ソフビと同じように、その豪華なデザイン故のまぁまぁな値上げが起こっている。

税抜定価1800円から2200円に。
400円の値上げだ。

ソフビが700円→1000円だったことを考えると値上げ幅自体は控えめなのだが、それはそれとしてシンプルに高い。

しかし、その分クオリティもマジで高くて、
ぱっと見の塗装料もさることながら、何よりも塗り分けの忠実さが素晴らしい。

キングクワガタオージャーは赤色で印をつけた部分のみアンダースーツが露出しているのだが、フィギュアではちゃんとその部分だけ成形色が見えるように塗り分けられている。

ソフビがトータルイメージを重視したバランスであるのに対して、こちらはスーツの再現に注力しているといったところか。


余談だが、アクションヒーローのクワガタオージャーはキングスピーダーのセット版しか存在しないため、レッドのフィギュアを手に入れるということだけに目を向ければ今回のキングクワガタオージャーの方が安いことになる。


金額的なハードルはかなり高いが、後発で出回るであろう勇動でもここまで複雑なモールドをメタリックシールのみで違和感なく表現できるかと言われると怪しいと思うので、
他のアクションヒーローより差別化点は多くあると言えるかもしれない。

あとは先ほども述べたように妙な歴史的価値を伴っているので、記念に手に取るのもアリだろう。



よーーーーし!!!!!

DXオージャクラウンランスの話するぞ〜〜〜!!!!!

7/15発売 税込8250円


マシでこれの話がしたくてしたくてしゃあなかったんや…。


いつもは商品ページ上で解禁されている情報をベースに喋ることが多いのだが、今回は何故か商品ページの情報量がやたらめったら少ないので、
解禁直後に公開されたバンマニレビューや、本編13話の断片的な情報なんかをもとに語っていこうと思う。

↓バンマニ

・レビュー

・shorts


今回のDXオージャクラウンランス、SNSなどで見かけて知っている人も多いかもしれないが、前に紹介した2商品と同じく価格がかなり強気になっている。

定価8250円…!

税抜7500円、家電量販店などの実売でおおよそ6000円代後半といったところだろうか。

確かに高い……!

間違いなく高い……!


……が!!!!!!!!!!


僕はこの価格を払うに値するだけのめちゃくちゃいいおもちゃだと思っているので、
マジで話だけでも聞いていってほしい!!!!!!



では早速仕様を見ていこう。

DXオージャクラウンランスは
王冠形状の変身アイテム「オージャクラウン」と、槍型の武器「オージャランス」の2アイテムからなる玩具だ。


槍に王冠を差し込むことによって、合体状態「オージャクラウンランス」へと変化する。



王冠正面の赤いクリスタルにLED、すぐ左の黄色いクリスタル付近にスピーカーが内蔵されているようだ。

発光まで搭載されている玩具なのだが、意外にも動力はLR44ボタン電池2個となっている。


DXクモノスレイヤーもそうだったが、どうやら赤色発光のみであればボタン電池2個で賄うことが可能らしい。
「発光するアイテムはLR44を3個使う」という固定観念があったので何度見ても不思議だ…。
(ちなみに、『発光が赤色のみなのでLR44 2個で駆動させられるなりきり玩具』の例としてアークワンプログライズキーなんかがあるらしい。)

さて、今回のDXオージャクラウンランス。
基本的には変身・攻撃をどちらもこなせるタイプの「変身武器アイテム」なわけだが、
仕様がかなり特殊であり、変身遊びはオージャクラウン単体の状態で行う。

というのも、今回は音声・発光などのギミックがこのオージャクラウンに集約されており、
電飾の全てが内蔵されているためにこれ単体で変身遊びを行うことが可能となっているのだ。



シークエンスとしては

「正面のボタンを押し、待機音を発動させた後に実際に頭にかぶる」

という流れになる。



「正面のボタンを押し、待機音を発動させた後に実際に頭にかぶる」という流れになる。



ブッ飛んでるよな、すげえよ。



正直、自分が開発者で「槍」と「王冠」を合わせた玩具を作れと言われたら「槍に王冠をセットして変身!」とか順当に没個性なことをぬかしてしまうかもしれない。


そのくらい常識を砕いている。


バンマニでいち早くそのシークエンスを見ることができるが本当にすごいぞ。

ホンモノの「なりきり遊び」だ…!


何十年も連なるスーパー戦隊玩具の歴史の中で頭に被って変身音声が鳴るなりきり玩具なんて存在しようがない。

それを「王様戦隊キングオージャー」の「王冠を模した変身アイテム」でやったのだから文脈乗りまくりだ。

玩具の評価基準はコスパ論ばかりに視点を持っていかれがちだが、こういった唯一無二の玩具体験というのもまた大きな評価点の一つだと思う。
(だからスクラッシュドライバーとかゲイツリバイブみたいな『賛否は分かれるけど新しいことをやってる』玩具がめちゃくちゃ好き)




変身音も良いよね。



「You are, I am, We are the, We are the
KING! KING-OHGER!」だぜ?

「貴方は、私は、私たちはキング!キングオージャー!」だぜ?

めちゃくちゃ安直な言葉だがエモい。
エモすぎる。


王冠の状態で行えるのは(現状解禁されている情報だと)変身遊びのみであり、
その後はクラウンをオージャランスに合体させることで武器遊びを開始することができる。
(合体させると『オージャクラウンランス!』と固有のモードチェンジ音も鳴る。丁寧だ)

57.5cmってすげえな。

昨年発売されたDX龍虎之戟が全長56cmで度肝を抜かれたが、今回はそれよりもさらに長い。

龍虎之戟は持ち手がかなり細く作られていたので尚更だろう。


バンマニでもオージャカリバーと比較していたが、やはり圧倒的な長さだ。
はまっているオージャクラウンが円柱形状なので、正面から見えるのと同じだけ奥行きもあるということを踏まえれば、実際手に取って立体的に捉えた時のボリュームは画像のそれよりも更に強く感じられるだろう。


さて、それだけボリュームのある槍部分。
オージャランスの仕様についてだが、先ほども「クラウンの方に音声・発光ギミックが集約されている」と書いたように、
こちらは電飾が入っていない。

この辺りは「音声周りはクラウンに委ねているからこそこのサイズを実現できている」と考えるのが妥当だろう。

全長63cmの土豪剣激土がデザイン段階からこれだけ徹底的な肉抜き・薄型化を図ることによってあの全長を実現していたところを考えると、末広がりで太さのあるランス形状で575mmというビッグスケールを実現するためには徹底的な軽量化が必要なことは想像に容易い。


「王冠に全て音声が入っていて槍の方は電飾なし」と言葉だけ見ると

『うわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあランスの方はプラゴミじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

と拒絶反応を示す人も多いかもしれないが、

クラウンとランスの接続部にはランス側のトリガーと連動したスイッチがあり、

ここを通して操作がクラウン本体と直結することで、
剣戟音や必殺音・固有のギミックなど全ての遊びが他の武器玩具と同じように行えるため、感覚的には「もともとひとつの武器玩具で、そこから音声ユニットが取り外せる。」みたいな言い方のほうが近いと思う。



逆に言えばこの分離ギミックによって

・王冠をかぶる斬新な変身シークエンス
・575mmというサイズ感
・ガチャガチャとつけ外しできる面白さ

というメリットが生まれているので、一概に何でもかんでも全てに電飾を入れることが正解だとは言えないとよくわかる。


合体状態でのギミックにも触れていこう。

合体状態でグリップ背面のトリガーを押すことで3種類の剣戟音を発動可能だ。

(なったね!がちょっとおもろい)


勿論、武器状態でも全ての操作に合わせ王冠の赤いクリスタル部分が発光する。



そしてここからが本番、
各シュゴッドの力を宿した必殺攻撃遊びである。

クラウンを1クリック動かし、その後ぐるっと回転させることにより技を選択。

1回転→2回転→3回転でそれぞれ異なる技が発動する。


まずは1回転でキングオージャーを構成する8種のシュゴッドの技+キングオージャーの力を宿した超必殺技が発動。
音声はトリガーを押すごとに順番で流れる。


2回転でガーディアンウエポン4種の技+すべてのガーディアンの力を合わせた超必殺技が発動。


3回転で三大守護神とゴッドタランチュラそれぞれの技+4体の力を合わせた超必殺技が発動。


合計19種類の必殺技が発動可能である。


\   や    り    す    ぎ   /


それぞれにちゃんと各シュゴッドをイメージした個別の新規効果音が入っているのも丁寧すぎてもはや怖い。

また、ここまでのなりきり玩具では
・テントウ、クモ、アントなんかのメインキャラと対応しないキングオージャー構成シュゴッド
・三大守護神
・ローリングとスネイル
の読み上げ音声は鳴らすことができなかったので、本編やCMで鳴りまくっているこれらの名称が(必殺技名とはいえ)なりきり玩具で聞けるのはかなり嬉しい。

特にガーディアンなんかは武器名がそのまま技名になっているため、ロボに装備させてからこの音を鳴らして「武装した時の名乗り音声」みたいな楽しみ方をすることもできるだろう。


余談だが、キングオージャーのなりきり玩具はコレクションアイテムがない分、こういったメンバー・シュゴッドごとの個別SE(効果音)」にものすごく力が入っていて、
直近のDXヴェノミックスシューターなんかだとゴッドタランチュラ召喚後・タランチュラナイト合体後・ピードチェーンソー装備後・シケイダーブレード装備後でそれぞれ違う攻撃音が鳴っていてビビった。


今回も音声周りが丁寧で実にキングオージャー玩具らしい仕上がりだ。


そして、
音声数もさることながら、選択時の王冠を回転させるギミックも直感的で素晴らしい。
ガチッ!グルン!って感じなのがいいよね。

本編ではラクレスが勢いよくグルンと回転させていたので、玩具でもそれが再現できたら楽しそうだ。


と、ここまでは既出の確定情報から書いたことだが、これに加えてまぁこれは書いてないけど入るだろというギミックも一つあり…

それは

"エクストリームキングオージャーへの合体音声"である。


本編でシレッと新規合体音声なってたもんね!?

「キング!キング!エクストリィィィィィム!キングオージャー!」ってやつ

あれは流石に入るでしょ…!

「4回以上回転させたらどうなるの?」とか「クラウンランス状態で王冠のボタン押したらどうなるの?」とか「トリガー長押しでどうなるの?」とか、操作パターンのバリエーションがまだまだ複数残っているような気がするので、そのどこかに合体関連の音声も盛り込まれているだろう。

バンマニでも匂わせてたしね…!

というか、ただエクストリームキングオージャーの音声を鳴らせるだけならロボ周りの音声仕様を隠す理由があまりないと思うので、
もしやこれ以上の何かも……?という期待まで持てるかもしれない。




と、ここまでの情報をまとめると、

・「王冠を被る」オンリーワンすぎる変身遊び

・王冠と槍を合体させて全長575mmの超巨大武器に

・19種類の必殺技を鳴らせる圧倒的な収録音声数

・まだ確定ではないものの、ロボの合体遊びもしっかり内蔵されていそう

最初にも述べた通りその高額さに見合うだけの、
てんこ盛りでロマン溢れまくりなアイテムとなっている。



赤子と阿呆も手に取って欲しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(トウフ国のことわざ)




今回の記事はここまで。

キングオージャーがあまりにも好きすぎて、ソフビの方の記事と合わせると9000文字近く書いてしまった……。
たま余力があれば現物を手に取った後も軽く記事を書きたいくらいなので、もう少しすがみのオージャクラウンランス語りに付き合ってもらえると嬉しい。

次はウルトラの記事とか書きたいなー!!!

それでは、また。






おまけ

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