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多様性って一体何なんだ??

学校でもやったらいいんじゃないかなぁ~

教えることは教える

何をするでも、まずは大人である私たちが学び、教えていく。
当たり前のことであるが、それがあまりできていないのではと思う。
私も興味がないことはあまり調べないし、やらなければならなくなったら、それは最小限度に抑えたい。
子どもは否応に学び取ることが求められる。

特に最近思うことは、私たち(教員)が学びの壁になってしまっていないか?? ということだ。
学習指導要領を盾に、不都合な事実から目を背けようとしているのではないか?? ということだ。
誰しもが幸せになることが求められていることはよく分かる。
しかし、それすら叶わない現状に立たせていないだろうか。

教えることは、まずしっかりと教える。
それは学校教育の内容だけに留まらないと思っている。

多様性はまず教えてから……

私は社会科が専門であることから、社会(世間)の問題をダイレクトに扱うことが多い。
特に今回私が取り組んだ内容としては「多様性」についてだ。
教えていた立場でお恥ずかしいが、今も「多様性」について分からないところもあるが、しっかりと私自身学び、経験したことを子どもに伝えている。

新聞を見れば、様々な矛盾に気づいていく。
でも、子どもたちはあまり新聞に親しみを感じない。
だから、ニュースの動画をPPに張り付けることもあるが、基本的には新聞記事を用いることが多かった。いわゆるNIEと言っても……(よいのだろうか?)

今年度(2023)で一番私が嬉しいと感じた記事は「バービー人形」のことだった。
私の妹はダウン症であり、子どもにも色々な人がいることを知って欲しくて、必死で調べながら一日で授業として完成させた(笑)

記事はバービー人形が見せる多様性について
(2023年4月27日 静岡新聞より)

ダウン症だけではなく、義足や車いすのバービーもいることもその時はじめて知った。
それについて知っている子どももいて、心強さを覚えたものだ。

子どもそれぞれ興味関心は違う。当たり前のことだ。
これからの社会の中で、自分の生きてきた経験軸だけでは歩みを進めることは困難であり、そのためにも教える必要があるのではないかと思う。

私たちからどんどん外に目を向けよう(笑)

ムリない範囲で、ダイバーシティ

一概に「多様性」「多様性」と謳っていても、押し付けるのは良くない(笑)
興味がもてる範囲で、ムリないように子どもたちには伝えていく。
伝えた中で、一人でも私にこの話題で話しかけてくれたら、それでよい。
伝えたら、教えたら――伝えっぱなし、教えっぱなしでもよいと思う。

ただ、私たち大人や教職はもう少し外に出てみることをおススメしたい。
経験のないことは、何でも第一歩に大きな勇気がいるものだ。
そこさえ乗り切ってしまえば、きっと二歩目、三歩目がすいすい伸びる(はずだと思っている)。
それも決してごムリなさらず、ちょこっとずつで‼

小さく踏み出し、大きく変える

浜松市在住の私は、誰しもが友達だと思っている。
色々な会場に出てみては、色々な人と話して、色々な経験を積んでいると思っている。
それは後々、子どもたちへ還元されると思っているから。
だから踏み出すのは小さくていい。子どもたちが大きく変えてくれるだろう。

もう一つ、個人的に小さく踏み出して、大きく価値観が変わったのは
「はままつレインボープライド」だった。
みんなで浜松市内(駅周辺)を歩きながら、わいわいした(笑)

はままつレインボープライド(2023年版)

子どもたちに伝えたのは、「できれば一緒に歩こうよ✨」と一言。
教えることは大事だ。
知識から次へ繋がり、将来へ繋がっていく。
しかし、それだけでは不十分ではないかと思う。
やはり隣の人はどんな人か、経験や体験を積んで、感じて欲しい。

教職を去る私からは、そんなことしか伝えられないが(笑)

一緒に考えていくと、新たな発見があるかもな一冊

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