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【9月4日〜11日/2021年】今週読んだ記事と感想集 / サッカーチームの習慣

今週読んだ記事と感想をつらつらと。

NotionのWebクリップのおかげで記事の記録が大変捗りました。

あらためて、複数ページに分割されている記事も一括表示してくれたり、削除された記事も保管できるWebクリップは優秀です。

サッカークラブの価値評価:Enterprise Value

読む前は数字にできない部分をどう評価するか、という話だと思っていたけど、KPMGのレポートを元にがっつりと企業評価。

レポートの紹介だけでなく、帳簿にのらない部分の評価方法について、筆者からの意見・提案もあり。

【英語プレゼン完全攻略】始め方から締めまでの本格フレーズと構成・スライド作成法

プレゼンの心構えから、すぐに使える英語表現まで。英文は場面別・ロジックごとに紹介されているので第一歩はこれをテンプレして使うのもあり。

Atsueigoさんの単語帳、アプリの無料部分だけ使ったけどとても良かった。

毎週の研究進捗スライドを「半」自動で生成する

GoogleスプレッドシートからGoogleスライドを自動で生成するスクリプトの紹介。アンケートの結果紹介とか、テンプレが決まっているスライドはこれありかもしれない。

個人的にはもはやパワポサービスを使った細かいレイアウト調節を諦めつつある。現在VS Code + Marpを試用中。

「強さとは」~2021.9.5 ルヴァンカップ Quarter-final 2nd leg 川崎フロンターレ×浦和レッズ レビュー

川崎フロンターレ、せこさんによるルヴァンカップ準々決勝のレビュー記事。同じ試合を違う目線で見れるって貴重で、試合の振り返り記事って楽しいなと思いました。僕のツイートが紹介されていてびっくりした。

「アウェイゴール差だから厳密には勝ちではない」っていう意見が浦和・川崎の両者から出ているのをみた。わかるんだけど、ルールのもとで準決勝進出を決めたんだから勝ったと胸を張っていっていいと思う。ただ、勝ちじゃないっていうのも一理あるし、リーグ後半戦では文句のつけどころのない勝利をみたいですね。

「ジャパンズ・ウェイ」は既読スルーでOK。そもそも「日本人の良さを活かしたサッカー」が1000%不要不急な理由【特別無料公開】

ジャパンズ・ウェイというのは勝手だけど、やることまずやろうよという記事。

スローガンのようなものだと思うけど、みんなの方向性をそろえるにはこれだけでは意味が広すぎる。実際はもう少し具体的な考え方・方法に結びつけられていると思うけど、どちらにしてもこの言葉だけが独り歩きしちゃってる感じはある。

【岡田武史×内田篤人】優れた指導者になるには「自分を主語」にしてはいけない!(GOETHE) - Yahoo!ニュース

選手と監督で求められることがこんなに違うんだなと感じさせられる。

ライセンスを取るための勉強、運動生理学とかバイオメカニクスは必要だし、やっておいたほうがいい。そこから先は経験だよ、やっぱり。本で勉強することよりまず、24時間サッカーのことを考える、人と議論をする。そうやって幅を広げていくことは大事だな。(記事中より)

その前提となる部分がそもそもあっての幅なんだな。

日本代表の監督をやるとなったときは、チームが勝つためにどうするかだけで決めた。そうすれば、自分にも自信が生まれるし、外した選手にもはっきりと伝えられるじゃない。そして、例えば外した選手と1週間後にばったり会うことがあれば「おう!」って普通に挨拶をするんだ。(記事中より)

メンバー外の選手が出ることを前提としてチーム(システム)を組めるかが大切。

マコなり社長の株式会社divを退職しました

https://anond.hatelabo.jp/20210904134315 (リンク切れ)

『卓球のようなサッカー』と『ビリヤードのようなサッカー』がわかるとゲームが創れるようになる|河内一馬|note

無料部分だけ読んだ。最後の一文からどんな記事か想像してみる。

『(プロの)ビリヤードのようなサッカーだな』『(素人の)卓球のようなサッカーだな』

これだけでイメージはすごい伝わった(と信じたい)。

素人の卓球は出たとこ勝負な感じで、素人同士であれば見様見真似のかっこいいスマッシュも決まったりするけど、玄人相手だと手も足もでなくなる。その急速の違いが原因なのではなくて、そもそも狙いどころのデザインが無いことが原因だったりする。

一方、プロのビリヤードはゴールから逆算されていて、一見人間離れした技術を見せたりもするんだけど、その裏には極めてロジカルな考え方が隠れている。

「強化学習を手軽に」、Kaggle優勝のDeNAが自社開発ライブラリーにこだわる理由

DeNAチームがKaggleで優勝したのはじめて知った。

DeNAの古いアイデンティティであるゲームと新しいアイデンティティのKaggleが融合して結果が出ていてすごい。

強化学習頑張りたい。

浦和は黄金期を取り戻せるか? いつも「始まりの一歩」だったルヴァン杯と「アジアへの架け橋」天皇杯をプレビュー!

ACL出たい・・・。

変数か、定数か。分析家・五百蔵容が論じる、東京五輪に見る日本サッカー

西部さんとは別の目線でジャパンズウェイを語る五百蔵さん。

"サッカーは時に「丈の短い毛布のようなもの」"だからこそ、なにを軸にするのか、それがジャパンズウェイであるのならば軸が持つ要件を満たしているか、民族的・文化的な「らしさ」ってどの程度存在するのか。

東大サッカー部の運営に「ティール組織」を導入した話①

上の問いへのある種の答えにもなりそうな山口さんの記事。

組織は異なる人間の集まりで、個人の持ち味を活かすも殺すも組織のかたち次第。

目的が「違う」人同士をどう繋げていくかにも興味があるけど、目的が「無い」人と目的を共有したり、身体の奥底で枯れかけた目的を芽吹かせるにはどうしたらいいんだろうとも思った。

東大サッカー部の運営に「ティール組織」を導入した話②

ティール組織を導入したことによる変化。大学の部活だと、部活に所属する目的・理由って個人でばらつきが大きいだろうし、そういう凸凹を活かす組織のかたちは大事ですね。

東大サッカー部の運営にティール組織を導入した話③

ティール組織導入後、上手くいかなかったこと。

山口さんが直面した課題がありありと描かれている。

3部作のうち、この記事だけ読むのが遅れてた。今これを書きながら読んでいる。①を読んで僕が抱いた疑問・不安には山口さんもぶつかっていたみたい。

現場にも立っていないし、ただの評論家意見だというのは前提として、以下僕が思ったこと。

目的が「無い」人と目的を共有したり、身体の奥底で枯れかけた目的を芽吹かせるにはどうしたらいいんだろうとも思った。(僕が書いた上記感想より)

こういう状況だと少なからずトップダウンの施策って必要になるのかなと思う一方、モチベーションが低い人以外全員にティール組織的な考え方が浸透していたら、コレも自然解決するのかなと思ったり。

そう考えるとメンバーひとりひとりにティール組織の良さと限界を肌感覚で知ってもらうのが大事なんだろうな。

今読んでいる本(Amazonリンク参考)にも書いてあったけど、進歩にはアンラーニングが、アンラーニングにはアイデンティティの変化が必要で、アイデンティティは繰り返しの経験(習慣)により定着した信念から強化される。

組織が大きく変わるには心理的な不安を排除しなければいけなく、不安には「できなかったらどうしよう」というものから「なんか胡散臭いな」というものまで含まれる。

つまり自分のアイデンティティを揺るがしうるものが不安であり、不安に対する防御反応が出たメンバーからは主体性が失われる。不安と戦うにはメンバーが日頃からどんな経験をし(どんな習慣をもち)そこからどんな信念を持たせるかが重要だと思う。

習慣から自分の中に築いた成功体験は、外部組織がもつ影響に対してもある程度のロバストさを持つことができそう。

とはいえ記事内の例だと、外部組織が意思決定の主体になっていることもあるようで、そことの関係性の築き方は現場に立たないと分からない過大なのだろうなと感じた。

パーパスへの共感度にばらつきがあるときに、「共感しなくても大丈夫」かつ「連続的に取り組むことで共感が高まる」ような仕組み・考え方はあるのだろうか。

参考(寝る前にストレッチしながら読んでる)

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第一種過誤と第二種過誤

いままで見た例の中で一番わかりやすくて笑った。偽陽性とか偽陰性とか直感的に分かりづらい言葉なのでこういう例をもっと集めたい。

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Rustを触り始めたのでメモ。

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Pep Gruardiolaってついてたらとりあえず保存してしまう。

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論文の書き方、要点をピクトグラムとともに分かりやすく。

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#すうがくぶんか、気になるな。

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点と線、面と箱

ありがとうございます。