fuzzy(作曲家・アマチュア)

本業ではありませんが、サウンドクリエーターです。曲作りがライフワークです。歌ものです。…

fuzzy(作曲家・アマチュア)

本業ではありませんが、サウンドクリエーターです。曲作りがライフワークです。歌ものです。 Youtube:https://www.youtube.com/@UglyMusicBox

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自己紹介

こんにちは。fuzzy(ファジー)といいます。 DTMサウンドクリエーターとして活動しています。 Youtube で新曲を随時公開中。 10年ぶりくらいに活動再開してみたものの、…

【取説】UAD Teletronix® LA-2A

光学式(OPT)コンプの定番モデルです。UADプラグインとしてエミュレートされているのは3タイプですが、後発のTubeCompressorを合わせると4タイプが存在することになります…

音楽を創るのは何のため?誰のため?

バンドって売れないとめっちゃ辛いです。キツイです。スタジオリハとライブ以外の日は概ねバイト。日中は動けるようにしておきたいから、夜勤をやるパターンも多いです。夢…

音楽を"みんなで創る"

with9というバンドメンバー募集サイト、今はもうないようですが、かなり盛況だったと思います。当時バンドを組もうと思えば、①友達や知り合いの紹介、②ライブハウスやス…

【取説】UAD dbx160 Compressor/Limiter

■操作マニュアル同名実機モデルを再現したVCAコンプです。 THRESHOLDは、COMPRESSION(=RATIO)設定値が効き始める閾値の設定。閾値を超えたら圧縮開始でABOVEが赤く点…

【楽曲公開】「青春シンドローム」produced by UglyMusicBox

「青春シンドローム」作詞・作曲 fuzzy 朝日が少し眩しすぎるくらいに 仲良し瞼しばらく離れ離れ 息を切らして駆け抜ける坂道 昨日と同じ日常に溶け出した 午後の授業は…

音楽の"創り方"

初めての作曲はフリーソフトを使ったMIDI入力でした。128音色のFM音源を駆使。 もともとベーシストで、コード感のある楽器は未経験だったため、作曲をするためにアコギを…

【楽曲公開】「モラトリアム」produced by UglyMusicBox

「モラトリアム」 作詞・作曲 fuzzy 流した涙が強さに変わるように ただ今を笑っていたい 走り出す君の背中追いかけてた 世界の色を鮮やかに染める風も優しくて いつも…

音楽を"作る"→"創る"

音楽を"作る"こと。私の場合、「てきとーシーケンサ」というフリーソフトでMIDIファイルの打ち込みがスタートでした。"弾く"ことを深めていくにつれて、ベース以外の楽器も…

【楽曲公開】「メランコリックアフタヌーン」produced by UglyMusicBox

「メランコリックアフタヌーン」 作詞・作曲 fuzzy 甘いコーヒー テラスに差し込む光 懐かしい歌 古いラジオで流れた ねえどうしてだろう?後悔を繰り返して 明日が遠す…

音楽を"弾く"

学校で習うリコーダーや鍵盤ハーモニカの類を除いて、能動的に楽器に接した初めての経験は「エレキベース」でした。GLAYのコピーバンドをやりたかったけれど、歌は上手じゃ…

CDジャケットに思うこと

ちょうど私が中学生の頃、GLAYが一世を風靡していました。「HOWEVER」「誘惑」「SOUL LOVE」「BE WITH YOU」「Winter,again」とリリースすればすべて大ヒット。8cmシングル…

音楽への関心と歓心

前回、ポピュラーミュージックについて「音楽との出会い」として書きましたが、音楽への関心がどのように形成されていくのか考えてみることにします。 義務教育の教育課程…

人はいつ音楽と出会うのか。

仰々しいタイトルですが、別に哲学的な言葉を並べようとは思っていません。私の場合、ポップカルチャーとしての商業音楽(いわゆる"歌モノ")が始まりでした。 90年代半ば…

自己紹介

自己紹介

こんにちは。fuzzy(ファジー)といいます。
DTMサウンドクリエーターとして活動しています。
Youtube で新曲を随時公開中。

10年ぶりくらいに活動再開してみたものの、インスタやTikTokなどの雰囲気は肌にあわず、細々と昔ながらのYoutubeで楽曲公開しています。

しかし、楽曲公開するだけではなかなか横のつながりも増えていきませんので、この度、noteを公開するに至ったわけです。

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【取説】UAD Teletronix® LA-2A

【取説】UAD Teletronix® LA-2A

光学式(OPT)コンプの定番モデルです。UADプラグインとしてエミュレートされているのは3タイプですが、後発のTubeCompressorを合わせると4タイプが存在することになります。この記事では主に、オーソドックスなGray,Silverと、さらにその前身モデルのLA-2の3タイプに言及します。なお、TubeCompressorにも概ね当てはまる内容になっています。

▪️操作マニュアル
まず全

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音楽を創るのは何のため?誰のため?

音楽を創るのは何のため?誰のため?

バンドって売れないとめっちゃ辛いです。キツイです。スタジオリハとライブ以外の日は概ねバイト。日中は動けるようにしておきたいから、夜勤をやるパターンも多いです。夢を追いかけていると言えば聞こえはいいですが、社会経験もない若者が「売れたい(音楽でメシを食えるようになりたい)」と願い続けて成功するほど甘くはなかったです。

私は本業(音楽関係ではない)で商品企画の仕事をしているのでなんとなくわかってきま

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音楽を"みんなで創る"

音楽を"みんなで創る"

with9というバンドメンバー募集サイト、今はもうないようですが、かなり盛況だったと思います。当時バンドを組もうと思えば、①友達や知り合いの紹介、②ライブハウスやスタジオの壁にチラシで告知、③メンバー募集サイトで告知、の主に3パターンでした。

「どの手法が最適か」なんて話は結果論でしかないのでナンセンスですが、私の場合は③の手法、つまりwith9で出会ったバンドメンバーと偶然たまたま腐れ縁になり

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【取説】UAD dbx160 Compressor/Limiter

【取説】UAD dbx160 Compressor/Limiter

■操作マニュアル同名実機モデルを再現したVCAコンプです。

THRESHOLDは、COMPRESSION(=RATIO)設定値が効き始める閾値の設定。閾値を超えたら圧縮開始でABOVEが赤く点灯。BELOWが黄色く点灯しているときは閾値以下(=圧縮なし)です。METERをGAIN CHANGEに切り替えておくとリダクションを視覚的に確認可能です。
THRESHOLDのツマミを3Vからゆっくり回し

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【楽曲公開】「青春シンドローム」produced by UglyMusicBox

「青春シンドローム」作詞・作曲 fuzzy

朝日が少し眩しすぎるくらいに
仲良し瞼しばらく離れ離れ
息を切らして駆け抜ける坂道
昨日と同じ日常に溶け出した

午後の授業はずっと上の空
チャイムの鐘が鳴ればほら
楽しいこといっぱいあるから

迷いながら生きていく人生は辛いことも多いけれど
小さな幸せ胸に描きながら
ゆらゆら揺れている知らない世界の扉に
触れたその先でまた笑顔になろう

真夏の風が自
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音楽の"創り方"

音楽の"創り方"

初めての作曲はフリーソフトを使ったMIDI入力でした。128音色のFM音源を駆使。

もともとベーシストで、コード感のある楽器は未経験だったため、作曲をするためにアコギを練習し始めました。ピアノか迷いましたが、いずれエレキギターも弾けるようになりたかったので同じ弦楽器のアコギを選択。

初心者の登竜門であるコード"F"に苦戦しながらも、一年くらい引き続けたら、まあそれなりに弾けるようになりました。

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【楽曲公開】「モラトリアム」produced by UglyMusicBox

「モラトリアム」 作詞・作曲 fuzzy

流した涙が強さに変わるように
ただ今を笑っていたい

走り出す君の背中追いかけてた
世界の色を鮮やかに染める風も優しくて
いつも側で笑っていてくれた君のことを
いつのまにか大切に想うようになった

まだ流した涙が枯れないように悲しいフリをした
本当は気付いてたの君の目に私がもういないこと

何気なく呟いた君の言葉
世界の色がモノクロに変わる
なぜか寂し
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音楽を"作る"→"創る"

音楽を"作る"→"創る"

音楽を"作る"こと。私の場合、「てきとーシーケンサ」というフリーソフトでMIDIファイルの打ち込みがスタートでした。"弾く"ことを深めていくにつれて、ベース以外の楽器も含めて、どのように楽曲が成立しているのが気になるようになりました。

128音色のFM音源を駆使して、大好きだったGLAYを耳コピしまくりました。当時作ったMIDIファイルを最近発掘しましたが、それなりに忠実に再現されていて、我なが

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【楽曲公開】「メランコリックアフタヌーン」produced by UglyMusicBox

「メランコリックアフタヌーン」 作詞・作曲 fuzzy

甘いコーヒー テラスに差し込む光
懐かしい歌 古いラジオで流れた
ねえどうしてだろう?後悔を繰り返して
明日が遠すぎる

立ち止まって過ごした夏の終わり
今になって思えば眩しいほど
奇跡を信じられてた

泣きたいくらい辛い出来事も
傷だらけになって叫ぶ寂しさも
誰かが一緒に笑ってくれるなら
少しだけ強くなれるかな

植物園で見つけた小さな花
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音楽を"弾く"

音楽を"弾く"

学校で習うリコーダーや鍵盤ハーモニカの類を除いて、能動的に楽器に接した初めての経験は「エレキベース」でした。GLAYのコピーバンドをやりたかったけれど、歌は上手じゃない、ドラムは叩ける気がしない。では、ギターかベースか?という選択肢に絞られたときに「4弦しかなくて単音弾きだから、ベースのほうが簡単だよね」という、ありがちな理由。

K-garageの初心者セット、黒のジャズベでした。GLAY「DR

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CDジャケットに思うこと

CDジャケットに思うこと

ちょうど私が中学生の頃、GLAYが一世を風靡していました。「HOWEVER」「誘惑」「SOUL LOVE」「BE WITH YOU」「Winter,again」とリリースすればすべて大ヒット。8cmシングルから、12cmマキシシングルへの移行期で、CDジャケットにも随所に拘りがありました。

「BE WITH YOU」「Winter,again」のブックレットタイプの折り畳みジャケットは画期的だっ

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音楽への関心と歓心

音楽への関心と歓心

前回、ポピュラーミュージックについて「音楽との出会い」として書きましたが、音楽への関心がどのように形成されていくのか考えてみることにします。

義務教育の教育課程には音楽があります。一般的な学校では声楽中心に学ぶと思いますが、鍵盤ハーモニカやリコーダーといった楽器も学年が上がるにつれて扱うようになります。

音楽に限らず国語や算数でも、新しい単元や覚えることが出てくると躓いてしまうこともありますが

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人はいつ音楽と出会うのか。

人はいつ音楽と出会うのか。

仰々しいタイトルですが、別に哲学的な言葉を並べようとは思っていません。私の場合、ポップカルチャーとしての商業音楽(いわゆる"歌モノ")が始まりでした。

90年代半ば、現在のようにインターネットが普及していない頃、音楽に限らず情報源はテレビや新聞、雑誌などの紙媒体でした。音楽もCDが主流で、初回特典などを求めてレコードショップで予約をしたものです。

私が初めて買ったCDは「YELLOW YELL

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