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巳白
2024年2月1日 12:26
やってまいりました、2月・如月。なぜかしら月イチで龍を紹介する人になっています。さてさて前回に引き続き、今回の龍は大陸からお越し頂きました、中国は漢代の龍さんたちです。1月の龍はこちら↓↓2月のテーマ「中国・漢代の龍」2月の龍は漢代(紀元前206年~西暦220年)に元気に飛び跳ねていた子たちから。日本は弥生時代まっさかり。それぞれ漢代の、盤や鏡や帯や瓦に用いられた龍から6
2022年12月30日 03:20
おそらくこれが今年最後の投稿になるかと思います。意を決してnoteでSNSを再開したこの一年、私にしてはコンスタントにネット活動ができました。スマートフォンかタブレットにいよいよ手を出そうかという考えがふと頭をよぎるくらいに「投稿」に精が出ました。改めて思うのはやはり読んでもらえる・反応を頂けることが嬉しいということ。気儘に書いている中に張り合いをもたせて頂けているなぁということで
2022年8月15日 14:39
間延びしておりますが前回に引続き、シンとミズチの図像考。前回はシンとミズチなる生き物の混ざりあい(多分に私見)をお話しました。その中でツノのない龍で水を吐くのは「ミズチ」と呼んでも良いんじゃないと軽やかに結論付け、残していました第2の問題、「気や水を吐く龍じゃない生き物は何なのか」に組み合っていこうかと思います。そもそもの発端は、とある絵具屋さんで見つけた彫刻。これなーんだ。まじ
2022年7月11日 19:00
今回の図像考はシンとミズチについてです。手間暇の割にまったくキャッチーではない図像考シリーズ。めげずに回を重ねていこうかと思います。「シン!」だけでいくとだいぶとキャッチーなフレーズですがいかんせん。今回は、前回のサイとカイバに引き続き、社寺彫刻でもマイナーどころのモチーフ「シン」・「ミズチ」。たどるとこの方たちも興味深いんですよ。TOP画像では龍のようにも見えますが、はたして龍の仲
2022年3月6日 18:44
図像考の記念すべき1回目は、サイとカイバについてです。のっけからよくわからないものの話、どうぞお付き合いください。知る人ぞ知る、社寺彫刻の「サイなのカイバなのどっちなの問題」に意気揚々と斬り込んで参ります。TOP画像の不思議生物お二人が、どんな風に日本で混同されてきたのか、その経緯を独断と偏見で辿りながら、私なりの彼らの定義をご紹介します。画像は葛飾北斎漫画より、海馬と水犀にご登場頂きま
2022年2月17日 18:25
こんにちは。やってきました図像のはなし。温め続けて練り上げるあまりに、ぐるぐる煮詰まる飴のようです。答えがないんだろうなとわかってはいながらも、ああでもないこうでもない、あれってこれなの、これって、え…それなの?と更にぐるぐる。永遠に自分の中で粘らせていてはなんのためにnoteを始めたのか。えいやとnoteに載せていきたいと思います。まずは「図像考」って何でしょうのご紹介から。T