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5、むすこが起立性調節障害かもと思った時のおはなし


そんなある日、私の学生時代の友人が帰省するのでいつものように集まろうとグループLINEで連絡がきました。

私は、参加したいけれど、今息子の体調が悪くて学校に行けたり行けなかったりで、、行けたら参加させてほしい!と近況報告も兼ねて返信しました。

みんな息子が小さな時から知っている仲なので、心配や、励ましのメッセージをくれました。その中の友人のひとりが、最近自分の周りに起立性調節障害で病院にかかってる子多いよ、というメッセージをくれたのです。


そのときは、そうなんだーとは思ったものの、返信に精一杯で気にとまらなかったのですが、翌日職場で、息子が顔色が悪くて、朝調子が悪くて、起きられなくて、夜は割と元気なんですけど、、、、と話しているうちに、、

あれ?
それって起立性調節障害??

と昨日のメッセージがよみがえってきたのです。(遅い)

そこから、起立性調節障害について調べはじめました。起立性調節障害は自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気です。

起立性調節障害のチェックリストをサイトで見つけて息子に早速チェックしてもらうことに。


1、立ちくらみ、めまいを起こしやすい

2、たっていると気持ちが悪くなる。ひどくなると倒れる

3、入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる

4、少し動くと動悸あるいは息切れがする

5、朝なかなか起きられず午前中調子が悪い

6、顔色が悪い

7、食欲不振

8、臍仙痛(お腹)をときどき訴える

9、倦怠あるいは疲れやすい

10、頭痛

11.乗り物に酔いやすい

このうち3つ以上、2つであっても疑わしい場合は小児科にかかるようにと記載がありました。

そして、息子はほとんど当てはまると答えました。


すぐに下の子のかかりつけ医に相談すると診てくれるとのことで、予約。学校にも連絡。

病院では問診して、採血。後日朝一番の血圧を測る検査をすることになりました。


検査結果は血圧は低めではあるので血圧を上げる薬を始めようとのこと。自覚症状もあてはまるし、起立性調節障害ということでいいと思いますとのことでした。

息子も私もとりあえずほっとしたというのがその時の気持ちでした。すぐに治るかはわからないけれど、原因がわかってくるとほっとします。

それは具合も悪いはずだよね。朝起きられなくても仕方なかったんだね。ただの寝坊だと思って叩き起こしたりしなくてよかった、、、


いろんな思いがありました。


それから、薬は問題なく服用しましたが、そこまで劇的に症状が良くなる感じでもなく。

それならばと漢方薬を服用することになりました。漢方薬を続けると何となく元気にはなってきた感じもありましたが、すごく良くなるということもなく、なんとか起きては様子を見て登校する日々。


でも以前に比べると、何がなんだかわからない状態よりずっといい。息子も割り切れた感じがするし、私も無駄に心配しなくてよくなりました。

今たまたま病名はついたけれど、精神科に行けばうつ症状だと言われたかもしれないし、チェックをせずに内科に行けば、胃薬や吐き気止めをもらうことになったかもしれない。ここまで具合が悪くならなかったとしても、むすこの心と体のバランスが崩れていたことには違いはない。

これは神様が生活を見直すチャンスを与えてくれているに違いない。そう考えて動き出すことにしました。

そう思えるまで、ここに辿り着くまでがとっても長くかかった気がしています。正解が一つではないですし、問題がどこにあるのかとてもわかりにくいと感じました。

私の経験がどなたかの参考になったり、少しでも早く解決していくヒントになればいいなと思っています。

次は起立性調節障害とわかってから心がけていた事、やっていた事などお話していこうと思います。







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