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バレーボール

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記事一覧

清く、正しく、美しく在るためには、力が必要である。

清く、正しく、美しく在るためには、力が必要である。

先日何度か記事にしたが、本日は大会であった。結果は惜敗であり、上位の大会に出場することは叶わなかった。教え子たちは過去最高のプレーを見せてくれた。勝たせることが叶わなかったのは、指導者の至らなさ故である。

しかしながら、明らかにおかしいと思われる判定が何度かあった。バレーボールにはダブルコンタクトという、ボールを二度触ってはならないという反則がある。オーバーハンドでトスをあげる時に取られることの

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さあ、大会まで後一週間‼︎

 昨日は練習試合を見てきた。相手は緊急事態宣言前にも練習試合をしていただいた学校で、3年生が1人だけというチーム。こちらも3年生は4人(うちレギュラー3人)で主力が2年生に偏っているのは似ている。
 さて、試合展開は最後のセット以外はこちらが終始優勢。サーブから面白いように点が取れて、実力差があるかなあ、と思っていたのだが…
 最終セット。24-18くらいから事件が起こった。特に攻められているわけ

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ハードな日曜

 さて、指導している中学校の大会が目前に迫っている。今日はOBが来てくれたので、私も混ざってOB戦に。うち1人は同期で、京都府ベスト4の高校のレギュラーを務めていた。
 1セット目は圧勝、2セット目からは現役が粘り始めて15点くらいまでは競ったが、そこから突き放して勝利。
 3セット目、ここで同期が、「現役が勝利したら差し入れを持ってくる」とまさかのモノで釣る作戦へ。現役は突如やる気を見せはじめ、

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バレーボールを哲学する。~引退から3年

 3年前の今日が最後の大会であったことをバイト帰りにふと思い出した。

 私の都道府県では、始めに総当たりの南部予選リーグがあり、上位2チームが南部リーグに進み更に勝ち残ったチームと北部を勝ち抜いたチームでベスト16が決まる、という仕組みだったと思う。私の代は春高予選や新人戦では南部リーグまで進んだが、最後の大会はあえなく南部予選で敗退してしまった。

 最後の大会、最後の一球、最後の一点。自分の

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バレーボールを哲学する。~バレーボールという異質な球技【後編】

 さて、前回は他のスポーツと比較しながらバレーボールの特異性を述べたわけだが、今回はバレーボールのみに存在する唯一無二の特徴を考えてみようと思う。

 一つ目、「ローテーション制度」である。

 ご存じの人も多いかもしれないが、バレーボールではポジションがサーブごとに時計回りに1つズレる。これがローテーションである。前側にいる時は攻撃に参加することが多い。後ろのときは相手から返ってきたボールのファ

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バレーボールを哲学する。~バレーボールという異質な球技【前編】

バレーボールを哲学する。~バレーボールという異質な球技【前編】

 中学、高校とバレーボール部に所属していた。何故バレーボールだったのか?思い返しても強い根拠があるわけではなかった。小学校のころはハンドボールをしていたが、レギュラーではなかったからか続ける気はあまり無く、小学校の頃から中学ではバレーボールをしようとぼんやり思っていたのだ。ハンドボールという競技自体をあまり好きではなかったのかもしれない。ハンドボールについてはまた機会があれば書くこととする。

 

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