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偏愛~好きに理由なんていらない~

 まず、これを読んでくださっている皆さんにお願いがある。どうか、皆さんのなかにある「キモい」という感情を捨ててほしい。

テーマ、【偏愛】ということで、今から私(30代女性)は今一番推しているアイドル(20代女性)についてベタベタな愛を綴ろうとしている。
大丈夫、怖くない。女が女性アイドルを推すことは、今の時代珍しくないことだ。うん。

ただ、あまりにも愛情が深すぎて、私も私を「キモいな!」と思うことが地味にあるため、今回はその概念を取っ払って、思いの丈をすべて綴ろうと思う。

 昔から、女性アイドルが好きなことや、いま一番推しているアイドルがいることは、以前もnoteに書いた。

ちゃっかり宣伝するが、良ければこちららも読んで欲しい。

そう、前回も書いた通り、私がいま一番推しているのは、女性アイドルグループ『高嶺のなでしこ』のメンバーである『松本ももな』(通称:ももなん)だ。

はい、可愛い!超絶可愛い!!可愛さの権化!

とまぁ、前回はとにかく「アイドルが好き」ということと「ももなが可愛い」ということをひたすら綴った。一応ハマり具合を語ると、どれだけ仕事が忙しくても、MVやライブ映像は毎日欠かさず観るほど。同じライブ映像を繰り返し観ても、まったく飽きることはない。私は非常にコスパのいい人間なのだ。
ただ、やはり同性だからという理由もあるのか、グッズを集めたいといった願望はほぼない。ただただももなの可愛さを愛でていたい。だから当然、彼女を応援するためにXも別アカがあるし、インスタも日々チェックしている。

しかし、彼女の魅力は可愛いところだけではない。今日は「なぜ、ももなにハマったか」、もっと突っ込んだところまで語ろうと思う。

ももなの魅力 その①:可愛いのに努力家
見てお分かりのとおり、ももなはめちゃくちゃ可愛い。(異論は認めない)
それに加え、彼女はとても努力家なのだ。

恐らく、私がこの顔面なら大した努力はせずにただ黙ってニコニコしている。だって、それだけで絶対十分人気でるもん(ゲスい)
だけど、ももなは違う。それは、彼女の今の歌唱力にもあらわれている。

 ももなを最初に知ったのは、今から7年前の2017年10月8日。当時、深夜に「ラストアイドル」という、アイドルのバトル形式オーディション番組が放送されており、彼女はその挑戦者の1人として出演していた。(ちなみに、ラストアイドルの企画者はあの秋元康さんである)

当時のももなは歌があまり……いや、言葉を選ばずに言うと、歌がめちゃくちゃ下手だった。ネットにも「この子可愛いけど、歌が……」といったコメントが多々あるほど。(ネットは怖い)

恐らく、ももな自身もそれは分かっていたのだろう。いつだったか、表題曲をかけたグループ対抗戦の企画で、ももなの所属するグループが負けたことがある。その時、彼女は泣きながら「私のせいでごめん」と、同じグループの子に謝っていた。あの時の痛々しい姿は、今も記憶の片隅に残り続けている。(そしてめちゃくちゃもらい泣きした)
しかし、現在はどうだろう。
当時と比べると、ももなの歌唱力は見違えるほど上達した。ネットにも「ももな、本当に歌上手になった!」「ももなは真の努力家だ」などといったコメントが溢れかえるほど、その成果は一目瞭然である。それだけではない。アイドルにはかかせないダンスの練習も、彼女はラストアイドル時代から、いつも顔を真っ赤にして一生懸命取り組んでいた。常に努力を怠らない姿もまた、彼女の魅力の一つなのだ。

ももなの魅力 その②:可愛いのに謙虚
基本、ももなは謙虚だ。
ライブ映像を見ていても、MCなどの場面で自ら前に出て話すようなことはほぼ、ない。思えば昔から、あまり積極的に前に出ていくタイプではなかった。それに加え、同じグループの子に「可愛い可愛い」と褒められただけで、嬉し泣きするような子だった。

しかしその反面、ファンからの応援や声援には、いつも笑顔で応えている。
「アイドルでいさせてくれてありがとう」という言葉は、7年前も今も変わらず、彼女がよく口にしているフレーズのひとつだ。
「私がこの顔面なら大した努力はせずに~~」とドヤった先ほどの自分を、今さらながら恥ずかしく思う。


とまぁ、いろいろ理由は述べたが、私は基本、ブレない人が好きなのだ。言葉と行動が一致している人が好きだし、なにより、信用できる。
逆に、発言がコロコロ変わる人や、口だけの人はとても苦手だ。

単に、私がももなを知ったのは7年前というだけで、彼女はそれよりも前の2013年頃から芸能活動を始めている。
『アイドル』という、大勢の人に見られる仕事は、決していいことばかりではないだろう。悔しい思いも、泣きたい出来事も、これまでにたくさんあったはずだ。現に、以前ももなが所属していた『ラストアイドル』が解散になった直後は、彼女を公の場で見ることはほとんどなくなった。

それでも、彼女は「アイドルでいること」をやめなかった。2022年8月に『高嶺のなでしこ』としてデビューをしてからは、どんな時も楽しそうに歌って踊っている姿を多くのファンに届けている。
「あぁ、この子は本当にアイドルでいたいんだな」といった感情を思い起こさせるほど、その姿はいつだってキラキラと輝いているのだ。

アイドルが好きで、アイドルをやりたくて、アイドルでいたい。そのために、ブレずに努力を続けている彼女だから、私はきっとその魅力にハマったのだ。

夢を叶えた人は、最高にキラキラしてみえる。その姿を目の当たりにするたびに、私は羨ましく思う。
「所詮、夢を叶えることのできる人間なんて一握りだよね」と、捻くれた感情も湧き出る。
だけど、それ以上に、彼女たちからは勇気をもらえる。
尊敬の対象に、性別も年齢も関係ない。私は純粋に、やりたいことを叶え、努力し、活動を続けているももなのことをとても尊敬している。

「好き」に理由なんていらないけれど、そのいらない理由を言語化できるのもまた、人間だけに与えられた特権であり能力だ。言葉にするからこそ、伝わる想いもあれば、確信に変わる感情もある。
近いうちに、ももなの担当カラーである薄ピンク色のペンライトを持って、ライブ会場に足を運ぼうと思う。


Discord名:楓花
#Webライターラボ2405コラム企画

【今日の独り言】
今回はこちらの企画に参加しております。
お読みいただきありがとうございました!
私の偏愛度よりも、ももなの魅力が伝わればそれで十分です←


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