楓花

本業:医療従事者 │ 副業:シナリオライター │エッセイは毎週月曜日に更新 100投稿…

楓花

本業:医療従事者 │ 副業:シナリオライター │エッセイは毎週月曜日に更新 100投稿目指し中 │ シナリオライターマガジンは不定期更新 │ 小説家を目指し、現在『文學会新人賞』に応募するための小説を執筆中です❀

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  • シナリオライターってなに?

    シナリオのライティング、主にYouTube動画台本制作について、ノウハウをまとめていきます。何かの参考になれば幸いです。 基本、完全独学&自己流で学んだことを書いていくため、そこはご理解ください!

最近の記事

49. 偏愛~好きに理由なんていらない~

 まず、これを読んでくださっている皆さんにお願いがある。どうか、皆さんのなかにある「キモい」という感情を捨ててほしい。 テーマ、【偏愛】ということで、今から私(30代女性)は今一番推しているアイドル(20代女性)についてベタベタな愛を綴ろうとしている。 大丈夫、怖くない。女が女性アイドルを推すことは、今の時代珍しくないことだ。うん。 ただ、あまりにも愛情が深すぎて、私も私を「キモいな!」と思うことが地味にあるため、今回はその概念を取っ払って、思いの丈をすべて綴ろうと思う。

    • はじめに

      「シナリオライターって何をする仕事ですか?」 「シナリオライターってどうやったらなれるんですか?」 「そもそもシナリオってどう書くんですか?」  副業でYouTube動画のシナリオライターを始めて約2年。これまでに、このような質問をたくさん受けてきました。 しかし、そのたびに上手く答えることができず、申し訳なく思ったり悔しく感じたり。ただそれほど、『シナリオライター』という職種は他のSEOライターさんたちと比べてイメージも説明もしにくい仕事なのかもしれません。 「それなら

      • 48. たった1人、味方がいれば

         たった1人でも、味方になってくれる存在がいれば、人は強くいられると私は思う。 昔から不器用だった私は、得意と言えるものが何もありませんでした。母親にもよく、「あんたは何をやらせてもダメだね」と言われるほど、特にスポーツや物づくりなんかは、人一倍苦手だったと思います。 「まぁ、自分はどうせ何をやってもダメだし」 いつからか自分でもそう思うようになり、何かに挑戦をしようとしても、やる前から諦めたり、嫌々やっていたりと、本気で取り組んできた物事はこれまでの人生でごくわずかだ

        • 47. 宇宙を駆けるよだか

           大切なのは、見た目か、中身か―――。 久々にハマるドラマに出会ったので、今日はその魅力をぜひとも聞いてほしい。(※ちょこっとネタバレ含みます) だだん!今回ご紹介するのはこちら! WEST.(元ジャニーズWEST)の重岡大毅さんと神山智洋さんのダブル主演で配信されたドラマ『宇宙を駆けるよだか』です!ひゅーパチパチ!!(拍手) そう、これね、入れ替わりの物語なんです。 入れ替わりのストーリーって一昔前に流行りましたよね。ぶつかった拍子に体と中身が入れ替わっちゃった!みた

        49. 偏愛~好きに理由なんていらない~

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        • シナリオライターってなに?
          1本

        記事

          46. 選択肢は多い方がいい

           個人的に、私は何をするにも選択肢は多い方がいいと思っています。 そのことに気がついたのは、ごく数年前。私がこの世で一番尊敬している、開発研究者の吉藤オリィさんが「人にとってとても不幸な事は、選択肢がなくなる事だ」と仰っていたのを聞いたことがきっかけでした。(オリィさんについてはまたいつかきちんとnoteを書きます) その時から「うんうんそうだよね」と、同調はしていたものの、きっとこの時点ではまだ、その言葉の本質を理解することはできていなかったのでしょう。 本当の意味で理解

          46. 選択肢は多い方がいい

          45. ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

           先日、私が在籍しているWebライターラボというライター向けのオンラインサロンで、ライター兼エッセイストである、佐藤友美(通称:さとゆみ)さんの講義が開催された。 3月22日に出版となったさとゆみさんの書籍、『本を出したい』の内容にも触れたうえで、ブックライターの仕事についてお話をしてくださるという。 ラボのオーナーである中村さん経由で、さとゆみさんがどれほどすごいライターかは知っているつもりだったし、さとゆみさんが毎朝書くエッセイの隠れファンでもあった私は、講義が開催さ

          45. ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

          44. 続・クレイジーな客

           私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。 約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り合う機会も多かったものだ。 その経験を綴った1作目が、こちらである。もし究極に暇だったら、時間潰し程度に読んでほしい。 この話がXのフォロワーさんや、ライター仲間に好評(?)だったため、今回は調子に乗って2作目を書くことにした。簡単に説明すると、ホテルマン時代に出会ったヤバ……ちょっと風変わりなお客様のエピソー

          44. 続・クレイジーな客

          43. 人生における、もったいない精神

           断捨離が得意です。 「もったいないからとっておく」ということを、あまりしません。 洋服も、2年着なければ捨てるか売ると決めていますし、昔の恋人から貰ったものも、別れた直後に速攻で捨てるという薄情な人間です。(一番要らんものだ) しかしここ数年、「もったいない」「せっかくだから」という思考が癖になりつつあります。 せっかく生きているのに せっかくやりたいことがあるのに せっかく行きたい場所があるのに 「せっかく、せっかく」と、何かと理由をつけて「諦めること」を、もったい

          43. 人生における、もったいない精神

          42. 推しは毒

           可愛い女の子が好きです。 (決して変な意味ではないため、引かないでいただきたい) 私の恋愛対象は男性ですが、とにかく昔から可愛い女の子や綺麗な女性を見るのが大好きでした。正直、イケメンを見るより、可愛い女の子を見ている時の方が幸せです。眼福眼福。 そのため、子供のころから『女性アイドルグループ』にハマることがよくありました。 世代バレ承知で書くと、小学生の頃はモー娘。なっちが好きでした。 そしてAKBはともちん、乃木坂はまいやんと、女性アイドルグループが誕生するたびに

          42. 推しは毒

          41. 「期待」は誰にするものか?

          「やっぱり、人に期待はしないほうがいいかな?」  先日、友人と3人でカフェに行った。 その際、その内のひとりであるⅠちゃんにそう問われ、私は即答した。 「うん、しないほうがいいと思う」、と。 だがしかし、家に帰ってからのひとり反省会にて、私は激しめに後悔をした。 あぁ、即答をしてしまった。もう少し考えて返事をするべきだったかもしれない。あーだこーだうじうじ。 簡単に説明をすると、Ⅰちゃんは自身が働いている職場の人間関係を改善したいと悩んでいた。社員全員が働きやすい環境

          41. 「期待」は誰にするものか?

          40. 自分で自分にインタビューをしてみた

          「言葉や文章の世界で生きていきたい」 そう笑顔で語るのは、本業の傍ら、シナリオライターとして活動する楓花(ふうか)さん。 小説の出版を目標に執筆を続ける彼女に、今回はストーリーの魅力と今後の展開についてお話を伺いました。 書いてはやめてを繰り返していたという彼女が、今、書き続けることができている秘訣は何か。その真意に迫ります。 想いを伝えるために、自分にはストーリーしかなかったーー子供の頃から小説を書いていたという楓花さん。今は副業でシナリオライターをされていると伺いま

          40. 自分で自分にインタビューをしてみた

          39. やっと自分を好きになれた

           ずっと自分が嫌いでした。 いや、「嫌い」というよりは「嫌」だったんだと思います、自分のことが。まぁ、その理由はいろいろ。 長くなるので省きますが、とにかく物心ついた時からごく最近まで、‟自分で自分を認める”といったことができずにいたんです。 そのせいか、昔は他人からの評価や評判にも敏感でした。自分で自分を卑下し、落ち込むこともよくありました。 そうなると、どうなるか。 もうすっごく生きづらかったです、毎日が。 だけど当たり前ですよね。寝ても覚めても自分は自分にしかな

          39. やっと自分を好きになれた

          38. ゾンビから逃げる方法を本気で考えたみた

           ホラー映画が好きです。 特に、ゾンビ映画は大好きで、比較的幼い時からたくさんのゾンビ映画を観てきました(子供の頃からバイオハザードのゲームもやり込んだ。プレステで) そのため、私は昔から「世の中がゾンビに侵食されたら、どうやって逃げようか?」と本気で考えてきたんです。今日はその知見(?)を盛大に披露したいと思います。 ■其の壱 武器は身体に合ったサイズを選ぶ もし、自分の住んでいる町が、市が、ゾンビで溢れ返ったら……。まずは逃げないといけません。生きたまま喰われたくな

          38. ゾンビから逃げる方法を本気で考えたみた

          37. 金は人を裏切らない

           「人は人を裏切る。だけど、金は人を裏切らない」 子供の頃、何かのドラマでこのセリフを訊いた私は、多大なる衝撃を受けました。 「そっか!お金って人を裏切らないんだ!!」 お金ってすごい。子供ながらにそう思って以来、大人になった今でも、この言葉は記憶の片隅に残り続けています。 *  幼少期、私の家は特別貧乏ではなかったと思いますが、お金に余裕のある家庭ではありませんでした。両親は共働きで、私はひとりっ子。そのため、割と幼いときから、両親が働きにでている時は、夜でも家で

          37. 金は人を裏切らない

          36. こんな人になりたい

           ライターや作家としてではなく、ただただ人間として、「こんな人になりたいなぁ」と思う人が身近にいる。 A先生。 私が勤める病院の、同じ科にいる女医さんだ。 A先生はとにかく優しい。患者さんにも親切丁寧。同業の先生たちや、看護師、私たちクラークにまで分け隔てなく優しく接してくれる。 プライベートでは、フルマラソンを完走したり、ピアノを弾けたりと、とにかく多才なイメージである先生。おまけに外国人の患者さんが受診したときは、ペラペラと英語も話していた。 すごいなぁ。でもまぁ

          36. こんな人になりたい

          35. クレイジーな客

           私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。 約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り合う機会も多かったものだ。 そこで今回は、今でも鮮明に記憶に残っているホテルマン時代のエピソードでも語っていこうかと思う。 【ケース① ズボンがないと寝れないマダム】  あれは私が入社をしてまだ間もない頃。 その日、私は遅番で、夜勤スタッフと2人でフロントに突っ立っていた。 確か、時刻は20時を過ぎたくらい

          35. クレイジーな客