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ホロ鯖マイクラハードコアの初回の裁判が面白い理由

  • せっかく裁判所がある

  • タレントが手探りでやるリアリティショー(違法OK)

  • 管理者は刺激を求めていた

  • ハードコアの由縁

  • 突発的同時大人数参加イベント

いちいち説明するのたぶん白けてしまうんだけど、必要なのかな、と(←この「、と。」て結びクソいらつきますよね)。

ちなみにぼくは「当事者じゃないんだから」、勝手に当事者の気持ちを汲んで代弁して抗議するみたいな向きとは無縁だ。逆にそういう方からしたらキレPOINTになるようなことしか書いてないと思いますので、その上で読むのであればそれなりの覚悟がいる。「嫌いなものは観ないという努力は生活を豊かにする」という豆知識は全生命体共通なような気がする。

それでも説明したほうがいいですかね?いいか……


せっかく裁判所がある

ぼくは開催者?であるうーぺーの説明配信をほぼ見てなかったからこれは勝手に感じたことだけど、信じられないほどの下準備感を覚えた。

なんていうんすかね、ここを自由に使ってくれと。それが下記のリアリティショーにもつながる結局全部につながっちゃうんだけど、タレントへの圧倒的信頼度があって事前に近しい何人かには声もかけたりしてて、自分が敷いたレールを逸脱するような、なんならそのレールに勝手に分岐盤を設置してそっちへガンガン進んでくれみたいな見え方があった。

そしてこの信頼度とは今すでに述べたように「平和に正しくルールを守って使ってね」というベクトルでの信頼じゃない。そんなんだったらはちゃめちゃに厳しく「理解」させるための念入りな説明をするだろう。

その結論に至ったのはうーペーの性格的なものをぼくが勝手に推し量っている部分があるためで、ぼくはいわゆるプロレスって言葉も概念も嫌いだけどプロレスだろうがセメントだろうがそれ系のことが起きることを期待してると思う。

つまりこの「裁判所が使われるような事態」が起こることこそウェルカムだっていう考えです。相当のイレギュラーが起きないと使われない場所じゃないですか。なんで「相当のイレギュラー」が起きるのか。Reality showだから。

タレントが手探りでやるリアリティショー(違法OK)

まず裁判が起こるきっかけになったのは賭博でしたね。賭博って違法ですね。マイクラはメタバースだからできる(日本のなんだかに照らし合わせてそもそもダイヤは金銭に該当しないので賭博にまず該当すらしなくてどうのみたいな解釈はもう萎えるのでやめておきます)。

そのような幻想的違法行為ってわかってたら、現実の友達同士とかだったらなあなあになってじゃあ駄菓子屋いこうぜ~とかになって次の日に鳴って終わりっすよね。でもこのタレントたちは本気で殺る。やる の字が妙な変換になってしまったがあまり差し支えはないだろう。

その「本気」について、あ、じゃあいわゆる撮れ高(気色の悪い言葉だ。マスメディアの逆輸入だから)のために、物事ができるだけ妙な方向に行くように演技してんだ、萎えたわ、みたいな見方をすることもできるのでしょう。そ……その見方楽しいんスかね。

で誰がそれを主催してるかってうーペーなわけです。命が消えたら終わりな場所、これはゲームとは言え現実と同じだ。賭博がOK、これは現実とは異なる。でもOKなわけです。

そのような下地がある環境、さらにその賭博の場で、地上で誰かが誰か殺したらどうのこうのみたいな言い分まで飛び出した。この時点でぼくは「あ、やっぱりなんか(一部の人は引くような)変なことが起きてほしいんだな」と理解した。

もちろんタレントにより、上記「本気」の度合いが違うだろう。そのため全員が全員に対して手探りになる。今回爆破を仕掛けた側の視点をぼくは完璧に見てしまっており、ガチでどうやったら成功するだろうかの1点にガチ目に緊張して見てたから、そうじゃない側(=爆発関係の事の起こりを知らないタレントのファン)からしたらいきなり何に巻き込まれたんだろうと困惑しただろうことは想像できる。

ただ、ここにも「手探り」が適用される。つまりタレントの裁量がもろに輝くことになる。ある意味これは無慈悲だ。特に後からプロダクションに所属した人にとっては不利といえるだろう。だから上記「困惑」の度合いも比例してでかくなるかもね、と思ったけど元からのプロダクションファンだったら、タレントよりそのあたりの手探りができる例もあるだろう。ややこしいから触れない。

でもそれも含めてこのハードコアに参加してる……んじゃないのかな……という考えがここで頭をもたげる。下の突発的同時大人数参加イベントのとこにも書いてるけど

確かに「つまんなそうなので(中だるみしそうなので)裁判てことで来ましたけどちょーっと抜けまーっす^^」とは言えないっすよね。2、3、ねぽらぼに対して客席(傍聴席)のholoxやregrossがこれを言えたらすごい。

だってその後まこーら(儒烏風亭)が、事故って死んだ一条梨々華のためにその当事者(大空)が集めたダイヤをもらった時によーしこれで賭博行けるぞという本気とも嘘ともわからない(本気でも嘘でも楽しいと思うけど)ことを言い始めた。

管理者は刺激を求めていた

これを言うとうーぺーに責任を押し付けてるみたいに見えてしまわないか心配なのだが、つまりぼくはそれを望んでないのだが、事の発端である一回目?の賭博においていわゆるちょんぼ的なことがあり(それぐらいひりついて熱中したとも言える。文句いう考えがあるのなら、そもそもここに「誰が札を戻すのか」「回数のカウント人を設けろ」というべきだが、別にぼくはそんなことはどうでもいい。架空の金なんだから)、うーぺーがかなりいらつき……ではなく見栄えを気にしていた。

つまりグダるとだるいからという旨ですね。そこまでやんなくてもとは思ったが、でも割とひとりにとんでもない負債が舞い降りそうな(おいしい)場面だったから、その場にいた5人としてはなんか取り返さないといけないかもみたいな「責任感」が生まれた可能性は否定できない(ああ、なんでこんな漫才やコントの笑いどころを説明するような行為をしなければならないのだろう?)。

結果的にはこのとおりである。流石に後を説明するのは野暮じゃないか。

ハードコアの由縁

これはなんか上で説明しちゃった

というのは責任感がアレだろうか。自分のスペースで責任もクソもないと思うのだが……ともあれ死んだら終わりの環境下で、でも死と隣り合わせのマグマ直近でダイヤ探したりして永遠にひりついている。そのひりつきが賭博場にも受け継がれてしまう。

だって命を奪われるかもわからんようなそんなありえない環境下で何やってるかって、その賭博場で使う種銭探しなんですよ。そんな状況を体験した直後で賭博やったらどうなるかなんて賭博やったことがないぼくでも容易に想像がつく。

突発的同時大人数参加イベント

この項目は……なんで設けたんだっけ……?といいますか同じメタバースに同時多発的にひとりでも多くのタレントが参加する機会とは貴重だ。

でも、そこで別に連帯とかする義務はない。最後の方でなんか企画されてますしね。そんな中、できる限り多くの面子が招集されるめちゃくちゃ偶然の機会が訪れた。これを歓迎すべきか、じゃないかは結局個人の趣味になってしまいますね。

同時にここでのよろしくない点ていいますかデメリットを挙げるとしたら事前説明なさすぎな部分ぐらいでしょうか。でも……そんなのこっちが感知することじゃない。感圧板だけに(核爆)(←爆破だけに)

コレ何時間かかんの?俺がファンの子ずっと黙らされっぱなしじゃん、みたいなのがあるんだとしたらそれには同情する。ぼくは決して誰かのファンになったことがないから想像するだけでしかないけど。でもそこを攻めるとうーぺーを責めることになっちゃうので流石に?

だから本当の裁判とかよく知らないけど、被告や容疑者、裁判官、弁護、検察とかが発言を許されるであろう中、傍聴席のholox、Regrossたちがご意見したのは多分ファンサ的に歓迎してあげるべきことだろうし、ファンにいいところ見せられる、場をもっと盛り上げるみたいなポジティブな面もあった。アーニャなんて最後とんでもないこと言い始めた。

ぼくの勝手な想像ではうーペーはここで全被りしようとしてたんじゃないかと。弁護人が強めに行き過ぎて焦ったレベルじゃないんだろうか。なんならディスコとかで「これ以上弁護しなくていいから!」とかちらついたのではと。でもそれも上記の通り意味のあることだった。だからこそ決め手となりすぎる意見が出ることを恐れていた。

それを読み取り(かどうかも勝手な想像だが)、あの結果を出した裁判長は際立ちすぎていた。もっとも双方から落とし所が示唆されていたから、どこを取捨選択するかみたいなことだったのかも知れないが、その判断をするために与えられた時間はないといいますか場当たりであり、上記「手探り」つまりアドリブだった。

裏回しするなら裁判長のアサイン時に「こういう判決にしたいから、こう持ってくからお願い!」とかこれもディスコで言っておかねばならない。そしてこっちが何回発言したらこっちが何回発言して……みたいに厳格にルール設定しないといけないみたいな考えもあるだろうけど、上記賭博札のケースと右に同じであり、アドリブでバニーハウス建設時にマルチタスクで話し合ってた内容を思い出しながら弁説してたから、この形式じゃないと裁判長に有効なデータを提示できなかったともいえる。

ぼくだったらスクリプトとかプロンプトを絶対に作る。建設しながら話したことを思い出しながら言うなんて話す能力に特化していないと無理だと思います。なんなら爆破時の台本すら作らなくて良いのかと思いながら観ていた。ぼくが駄目だしするならそこぐらいですけど、この通り無くてもできるタレントしかいなかった。これは奇跡だ。

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