田んぼ道に、“ロボット図書館”
私物の絵本や児童書を、子どもたちに貸し出すユニークな取り組みがある。
田んぼ道に、神出鬼没で現れる“ロボット図書館”だ。
地域おこしが第一義ではない。子どもたちに本との縁をもってもらいたいと発案者は願う。
ガラクタ(廃品)を組み合わせて作られた無機質なロボットが、その夢を背負っている。
出版業界では、書店の減少に歯止めがきかない状況だ。
版元各社もこの問題に頭を抱えるが、書籍を愛する多くの人がこの問題に向き合っている。
業界の問題は業界関係者で――もはやその姿勢だけでは解決