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【あれこれ】才能へ導くものは


雨が降ってますね。案の定、洗濯物を取り込み忘れた古川です。ひとこと自虐コーナーかな、ここ。noteクリエイターらしく、「書く」がお仕事になってき始めたというけんたさん。こちらとしてもありがたいです~(スタッフ・古川)





今回で3回目を迎えました!

前回の記事もたくさんの反応があり嬉しいです♪
自分は音楽に出会って様々な変化をしてきましたが、根本はただの音楽オタクから始まったストーリーだと思っています笑

かっこいいモノでもなく、どちらかと言うと泥臭くて大変な人生でしたし、今後もそうなる気がしています。

でもそれが僕の人生だと思ってるので書く事で表現していきます。誰かが楽しんでくれれば嬉しいし、誰も楽しまなくても自己満出来るのでGoodです笑

苦しい事ばかりの人生なら、変換するユーモアを持って遊んでしまいましょう!


不登校ラボ寄稿後の変化

この記事を書く事で、自分がライターとしての活動を勇気づけられている事を感じています。具体的には、前回の記事からライターとして3000円ほど稼ぐことができました。

決して高単価の仕事ではありませんが、初心者ライターのスタートはこんなものです。そして、この仕事をやっていて感じるのは「仕事を楽しめてやれている」という事です。

しばらく仕事に対して湧かなかった感覚を久々に感じる事が出来ました。自分の書いた記事が誰かの為になっている事で満たされていましたが、そこに価値がハッキリと形になるととてもやりがいを感じます。


嫌な事を我慢できない?本当に?

僕は、嫌な事から離れてきた人生です。その度に、信頼や居場所がなくなっていきます。それでも僕は嫌な所に、居たくない所には居られないのです

これは不登校の時から変わっていません。現在でも、耐えられない人間関係や灼熱での仕事からエスケープしながら生きています。1つ分かった事がありました。「どんだけ逃げても、人は、生きる為に、居場所は作る」という事でした。僕は、仕事でも嫌な事や興味のない事を続ける事が出来ません。そして自分のやりたい事、興味のある事が何なのか分かってきました。苦しい場所からエスケープして自分の本当に好きで求めている事へたどり着いた感覚です。

ここまで来るのに沢山の人を怒らせ、沢山の人に迷惑をかけてきました笑。自分を責め、自分を追い詰めて、忍耐力の無さを嘆きました。社会生活を送れないのではないか?と今でも、考える時があります。しかし絶望をしないのは理由があります。


音楽が続く理由

僕は、大好きな音楽を中学時代から辞めていないからです。30代になった今でもバンドや音楽制作をし、沢山の音楽の情報をインプット&アウトプットしています。この音楽生活には挫折や壮絶な事件など、辞めようと思えばいくらでも辞められる事は何回もありました。しかし僕は音楽を辞めませんでした。

この経験がある為、本当に好きな事は続けられるという自信はありました。それは音楽が好きであるという事と、大切な人達が存在している事によってできた選択だったのだと思っています。僕は音楽を通じて仲間に支えられている事を教えてもらったのです。好きな事であっても、自分の不得意である暑い所での過酷な状況や、常にピリピリしている環境には耐えられません。もし耐え続けた先に自分の必要なモノがあったとしても、逃げるか避けるなりすることは必要だと感じました。

僕は不登校だった事もあり、集団生活のバンド活動でも逃げ出してしまった事があります。音楽活動が上手くいかずに、お互いを責め合ってしまったのです。音楽を続けたい気持ちがあっても、ピリピリとした不穏な空気感に耐えられず逃げ出しました。この時にメンバーにとても怒られました。

なぜ相談してくれなかったのか?この質問を悲しそうに言っていたメンバーの顔を今でも覚えています。僕はそれまで1人で考えて、1人で諦め、逃げてきました。そうすることで、自分の殻に閉じこもっていれば裏切られずに済むからです。


本当に自分を必要としてくれる人

自分を必要としてくれていると思っていたけど、実はそうではなかった人達がいました。他人に対して大きな期待を持ち、諦めてしまうのは、不登校を経験すると募りやすい感情です。そうやって生きてく内に、自分のリズムで殻にこもりながら生活をしてしまいます。学生時代の頃はなんとかやって行けますが、社会に出ると路頭に迷うのが現実です。

それでも、自分を必要としてくれる人がどこかにいます。それを知る為には、自分からアプローチをしなければ届かない事が沢山あります。ありがとうと思っていても口で言わなければ感謝の気持ちは伝わらない事と一緒で、辛い時に辛いと言わなければ相手には理解して貰えないのです。それを僕は大好きな音楽に導かれながら気づく事が出来ました。当たり前の事でも不登校を経験すると難しくなるのです。


協調性は育む事よりも気づく事

人の力を借りることには、自分の事を知ってもらう事が重要になってきます。どちらにも偏らず、気持ちのよいバランスを保つ事には練習が必要です。しかし、それ以前に人と協力をしながら何かを成し遂げる目的を作らなければ人とは歩み寄れません。

僕は、たまたまそれが音楽でした。

不登校を悲しい時間にしてしまう事も、不安ながらも楽しく生きる事も同じ時間です。それならば「なんとなく好きで楽しい事を続けていく」が大事だと思っています。僕は東京ドームでギターを演奏する事を本気で信じていました。その夢は叶っていませんが、多くの人達の前で演奏し、多くの人達と知り合えるキッカケになりました。

趣味が見つからず、大人になっても自分探しをしている人は結構います。不登校には沢山の時間があるので、○○○をしている時はとても熱い気持ちになる!や○○○をやっていると時間があっという間に過ぎる!など、自分の大切な時間を掘り起こす事に使う方が楽しいと思います。色々なやり方や生き方があるのでひと括りには出来ませんが、感性で生きて感性で表現する自分には、この生き方が生きやすいです。


不登校になる事

最近、発達障害の親御さんと話す事が増えてきました。そこで自分の経験と照らし合わせた時に、不登校になる事は世間の平均から逸脱してしまう事ではないか?と思いました。裏を返せば、平均的なグラフの中に上手く入れず、一部に出っ張ってしまう極端なグラフなのかも?と思っています。

しかし、その能力に気付くには自分を受け入れながら自分の能力をユーモアを持って遊べる技術も必要だと感じています。自分の事が嫌いで否定をし続ければ、能力が遠ざかってしまいます。それには自信が必要なので、何か1つでもいいから【アツくなれて】【時間を忘れてしまう】ものを見つける事が最重要だと思っています。

「芸は人を助ける」という言葉がありますがまさにその通りで、不登校を経験している人は特にその能力を見つけることで大きな力を得られると思っています。組織の中で上手くいられる事よりも、唯一無二の自分の能力をジワジワと育てる期間として不登校の時間は有効だと思っています。

とはいってもそんなことはすぐに見つからず…笑

ここでいう「能力」は、時間を掛けて気づいていく事が多いです。大人になって急に分かったり、自分はAの事が得意だと思ってやり続けたら実はBの事が本当は得意だったりと、様々な変化を遂げて気づかせてくれます。

僕は音楽をやりながら、様々な人と話すことに慣れ、今ではコミュニケーションの化け物と呼ばれるまでになりました。当時は人見知りで、ただの音楽オタクだったのが、まさかの変貌を遂げました。

大事なのは、今自分が持っている好きで得意なモノをとことん追求する事。これをすれば、自然と好きな事があなたの才能に導いてくれます。不安な事も悲しい事もあるけど、だからこそ幸せや楽しさのグラデーションを楽しむ時間も増えてきます。

たくさん悩んで、ネガティブになった時間が多ければ多いほど、それを掴んだ感覚は忘れる事はないし、人生での宝物になると思っています。その為には自分の中のオタクを更にオタクにする為の行動をとってみて欲しいなと思っています!



この寄稿者の前回記事↓




○寄稿者募集!

不登校ラボでは、連載【あれこれありましたが、】をnote内にておこなっています。

ここは、人生のはやいうちにつまづいてしまったさまざまな人が集まり、創作や出会いを通じて当時をもう一度ふり返る人生の研究所。かつてかかっていた”もや”を、いまのあなたが観察するところです。

寄稿連載【あれこれありましたが、】では、当時行きづまっていた私たちがいまどうやって生きているか。あれこれありましたが、よろしくやってる方々の日常や思考を寄せてもらい、連載しています。

読者からも寄稿作家を募集しています。学生時代に挫折をもつ人(不登校経験がなくても構いません)、学校に行きたくなかった日が1日でもある人、自分の文章をこの場で書いてみたいと感じる方は、ぜひ、スタッフ古川までご一報いただけますと幸いです。たくさんの方々のご参加、お待ちしております。
メール:kansinken723101659@icloud.com

企画の詳細は以下記事から↓
https://note.com/futoko_rabo/n/n787d569fca3b

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