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WHYから始めよ!インスパイア型リーダーはここが違う/サイモン・シネック【読書ノート】

TEDで4000万回以上再生された講演動画
「How great leaders inspire action」から生まれた全米ベストセラー!
理念を掲げて社会を巻き込む力をもつリーダーには共通点がある。
それは思考を「WHAT」からではなく、「WHY」から始めるという点だ。
世の中には「形式上のリーダー」と「本物のリーダー」がいる。
「形式上のリーダー」は、権力のある座につき、影響力をもつ。
しかし「本物のリーダー」は、私たちを感激させ、奮起させる。
「本物のリーダー」は、私たちに「WHY(理念と大義)」を語る。
それこそが組織の内外の人たちのやる気を起こさせる。
だが「形式上のリーダー」は「WHAT(結果)」だけを語ってしまう。
アップル、サウスウエスト航空、スターバックスなどの事例から
人々が従いたくなる〈インスパイア型リーダー〉になるための
思想と行動をアメリカの人気コンサルタントがお教えします。
【目次】
はじめに なぜ、WHYから始めるのか?
第1部 WHYから始まらない世界
第2部 WHYから始まる世界
第3部 リーダーには信奉者が必要
第4部 信じる人間をどう集結させるか
第5部 成功は最大の難関なり
第6部 WHYを発見する

ゴールデンサークルとは

Why(なぜそれをするのか)
How(どうやってそれをするのか)
What(何をするのか)に基づいて構成されている。

What:何をするのか
企業の場合「何を作っているのか」「何を売っているのか」
Appleの場合では「iPad」や「Mac」など製品に当たる部分。

How:どうやってそれをするのか
「どのような製品をつくるのか」「どのように販売するのか」
Appleの場合は、「すべての製品を美しくシンプルにデザインし、誰でも使いやすいユーザーフレンドリーにする」というポイントにあたる。

Why:なぜそれをするのか
「何のためにやるのか」「何を信じているのか」「その組織の存在する理由はなにか」
Appleの場合「我々のすることが世界を変えるという信念」「違う考え方に価値があるという信念」

Whyから始めよ!

一般的な広告やマーケティングは、「What」や「How」を全面に押し出して商品やサービスをアピールすることが多いが、それでは人の心を惹きつけることはできない。
優れた企業や人物は、「What」や「How」ではなく、常に「Why」から考え行動に移す。ゴールデンサークルの、中心から外にベクトルが向かっている状態。
人々は、この「Why」に惹かれ、購入したり、賛同したり信者になったりするのである。

優れたリーダーはどうやって行動を促すか


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