初めてアイドルオタクになった女のJO1沼落ちブログ

人の沼落ちブログを読むたびに、「あーこの人は〇〇で沼落ちしたんだ!わかる〜」という共感をしたり、「え!この瞬間で沼落ちする人もいるんだ!?おもしれー女」という新たな発見があったり、沼落ちブログというものは本当に最高ですよね。

「人の数だけ沼落ちブログあり」どうも、深酒です。(落語家?)

いつか私も沼落ちブログを書きたいと思いつつ、上手に表現できるかなとか、面白く書けるかなとかモゴモゴ思ったりしてなかなか実現出来ずにいました。

なんやかんや沼落ちしてからJAM3年生になった私ですが、先日JO1が初ドーム公演を終えた今だからこそ、今後自分が初心に帰りたい時に見るものとして書いておこうと思い今に至ります。


JO1を知る前の自分について

子供の頃からテレビを見るのが大好きで、お笑い芸人のネタ見せ番組やバラエティ番組が特に大好きでした。中学生頃からはJ-ROCK系の音楽にも興味を持ち始め、大衆が好きなものや周りの人が好きなものよりも、自分だけがこっそり知っている(自分の身近にファンはいない程度)など、周囲の人が好きなものとは違うものを好む傾向があり、お笑い&音楽などを中心にサブカルチャーまっしぐらな青春時代を過ごします。人生で初めて行ったライブはASIAN KUNG-FU GENERATIONでした。

サブカル拗らせ女な私ですが(拗らせてたんだ)、大衆文化が嫌いなわけではなく、「俳優なら○○さんが好き」「アイドルなら○○君が好き」、などの推しを決める話題で友人と盛り上がることも好きでした。その時代、時代で好きだなと思うアイドルの方もいましたが、アイドルの楽曲は音楽というよりはアイドル本人のビジュアルを楽しむというイメージがあり(偏見)、自分が思うライブは拳を突き上げるものだし(偏見)、自分はオタク気質であるもののアイドルを応援したりコンサートでペンライトを振る世界に行くことは生涯無いだろうと思っていました。

高校生になると足を伸ばせる範囲が広がり若手芸人のライブを見に劇場へ通い(よしもとの無限大ホールや神保町花月など)、音楽もライブやフェスに行ったり、大学生でも社会人でも同じような趣味嗜好でいつの時代も何かにはハマっているという感じでゆるくオタクな生活を続けました。数年後、色んなコンテンツのサブスク配信開始やコロナの影響もあり、次第に趣味は家で楽しむようになりました。ライブ会場にいた感覚を段々と忘れ、自分が劇場やライブ会場に足を運んでいたことは遠い過去のように感じる日々でした。


アイドルオーディション番組との出会い

私は昔、テレビで何かの厳しいオーディション番組を見かけて以来、サバイバル番組やオーディション番組は「仲間同士で争ったり、コーチが怖くて理不尽に怒られるもの」みたいなネガティブ偏見が強く、自分から好んで見ることはありませんでした。

アイドルがどのようにしてアイドルになり、どのような活動をしているかもほぼ知らずに生きて来た私ですが、ふとコロナ禍で2020年の春頃に見始めた虹プロ(スッキリで見かける)をきっかけに、アイドルやKPOPに興味を持ち始めました。特に虹プロは、審査する側が練習生の良いところを褒める指導スタイルであったり、練習生同士で励まし合う姿が衝撃的で、自分がこれまで抱いていたネガティブイメージがひっくり返り、毎週泣きながらみんなを応援していました。ただし、デビューメンバーが決定した後は特に活動を追うということはしておらず(そもそもアイドルの活動を追うというのがよくわからなかった)、あくまでもオーディション番組を楽しんだという感じで終わり、再び日常に戻って行きました。


PRODUCE  101 JAPAN との出会い

時は2021年4月──
当時勤めていた会社で、業務以外のどうでもいい近況報告を定期的にするチャットがあり、そこで後輩の女の子が「PRODUCE  101 JAPAN SEASON2というオーディション番組にハマっています」という報告をしていました。 

PRODUCE  101 JAPAN 、、なんそれ? 

私はその情報を教えてくれた後輩の子と元々虹プロの感想もよく話していたので、新しいオーディション番組に興味があり、早速概要を教えてもらいました。 

  • 元々韓国でやっていたオーディション番組の日本版

  • GYAOで毎週木曜に配信されており無料で見れる(※2023年10月現在はGYAOはサービス終了しており、Leminoにて視聴可能)

  • 視聴者投票でデビューメンバーを決める

自分はメジャー的な人気よりも脇役ポジションにいる人を好きになる傾向があり、「視聴者投票」と聞くと、「なんだ、人気投票か…」とさっそく偏見を抱いてしまったのですが(偏見妖怪)、とりあえずオーディション番組は見たかったので、数日後暇な時にまずは最新版の方であるSEASON2を見始めました。

見始めた頃はまだ2話くらいまでしか公開されておらず、特にその時は誰かに投票をしてみようというところまでは至らなかったのですが、予想以上に早く最新話分まで見終わってしまい暇になった私は、関連動画に上がってきたSEASON1(日プ無印)の存在に気がつきます。



そうです、「SEASON2」があるということは「SEASON1」があります。


人生で初めての一目惚れ

軽い気持ちでSEASON1(日プ無印)を再生してみたところ、SEASON2と同じようなセットで番組が始まり、様々な男の子が現れてはどの席に座るか相談をしながら座って行きました。 2と大体同じような流れか〜〜と思いながら見ていたところ、 とある人物が現れた瞬間、私は衝撃が走り、再生を停止しました。

黒髪で色白、ぱっと見でわかるほどイケメン、黒Tシャツに黒のパンツコーデ、スラッとした体型に少し大人しそうで憂いもあるような雰囲気。

「この世の中にはこんなにもかっこいい人がいるのか──」

2021年4月19日(月)、私が佐藤景瑚を初めて見た感想はこれでした。(日付まで覚えてるのきもくてごめん)

再生を再開しても、髪の毛、目の形、鼻の形、輪郭、笑った顔、声、体型、階段を登っていく姿、腕相撲をした時の逞しい腕、1位の椅子に座ろうとする度胸とチャレンジ精神、手押し相撲で自分よりも小柄な子に負けて少し笑う仕草、17歳の豆原くん登場に驚いて笑う可愛い顔、もうどれをとってもめちゃくちゃ好きでした。

もうとっくに放送が終わっているであろうオーディション番組を再生し、一目惚れをしてしまった私ですが、この彼がどうなっているのか今はわからないけど"オーディション番組を楽しむ"ために見始めた身として、結末を知らないまま日プ無印を完走することにしました。

途中、どんなに辛いことが待ち受けているのかも知らずに。


リアタイ疑似体験

オーディションを見進めて行くと私が一目惚れした佐藤景瑚君はAクラス評価を2回受けるにも関わらず、チーム分けの際に上位勢に選んでもらうことは少なく、挙句コンセプト評価では本人も強く希望していたグループには入ることが出来ず、先生にも態度で怒られて涙を流したり等、彼の笑顔を見ることは少なかった印象でした。(※日プ無印初見、1周目の感想です。2周目以降は結構ちょけたり笑ったりしていることに気が付けました)
101人も練習生がいると、分量は限られており、パフォーマンス以外でたまに姿が見えたりインタビューの映像が流れるととても嬉しかったです。

こんなに数秒でも姿を見れることが嬉しい反面、脱落者が出ていく中で、選ばれなかった時、デビュー圏内に入らなかった時のことを想像して辛くなることもしばしばありました。グループに入れてもらえなかったり泣いている彼を見て辛くなり、時には怒り狂い、毎晩飲酒して泣きながら景瑚のデビューを願って見守っていました。寝不足も続き、精神的にも身体的にも削られました。(※この時日プ無印の放送はとっくに終わっており、ネット検索すればすぐ結果は分かります。)

この番組を見終わり、結果を知って現代に戻ってきた時にもうこの世にアイドルをしている佐藤景瑚はいないかもしれないという想像はとても辛く、耐えられる自信がなく、かといって再配信を見ている今は投票で彼を応援することも出来ず、とてももどかしく辛い時間を過ごしました。
(※繰り返しますが、私はリアルタイム視聴者ではないのでオーディションの結果はネット検索すればすぐわかります。)

DNAでは1位を獲得したし、ラミライでも華があると褒められたしクンチキタでもグループ1位を獲得したのにどうして景瑚はデビュー圏内に入れないんだとたくさん悔しい気持ちで涙を流しました。
リアタイ国プの方のように投票したり布教したりマイスタ投げ銭したりオプチャしたり等、同じ活動はしていないので決して同じ経験をしたわけではないですが、結末を知らずに見ることの過酷さは思っていた以上に辛いものでした。


ファイナル視聴〜完走後

毎日2~3話ずつを再生していきファイナルの再生をしていた日、時刻は平日の深夜2時過ぎ。(早く寝ろ)
いよいよデビューメンバー発表の時、10~8位まで景瑚の名前は呼ばれることはなく、ああ・・もう本当に今日が彼を見る最後なんだと、涙を流しながら順位発表を見守っていました。

7位の練習生を発表する時、「たくさん涙を流した練習生」というキャッチフレーズが読まれた瞬間、あれ????????????????景瑚じゃない????????????の予感がよぎります。

そして佐藤景瑚の名前が呼ばれ、とても驚いた顔をした景瑚が映し出されました。

7位で自分の名前が呼ばれた瞬間の景瑚

何が起こったか分からない。どういうこと?景瑚はデビューしてるの?今現在も、もしかしてさっき聞いた「JO1」というグループにいるの???
はやる気持ちを抑えて11位の発表や最後にお辞儀をしたデビューメンバーの映像まで見届け、私は「JO1」をネットで検索します。
Wikipediaで見たメンバーの一覧にも書いてある。佐藤景瑚いる。デビューしてる。いるんだ。Wikiを見たところ現在(2021年4月)も活動している。。
時刻は深夜3時過ぎ。続きは通勤の時に調べるとして一旦寝ます。


翌朝通勤時(4時間睡眠。体も心も疲弊しまくり)、JO1でYouTubeを検索し、たまたま最初に再生をした動画がこれでした。

いる;;;;;;
佐藤景瑚いる;;;;;;
JO1の中に佐藤景瑚はいる;;;;
楽しそうに踊っている;;;;;
横の鶴房くんと顔見合わせて笑ったり、少しちょけたりしてる;;;;;;

電車で泣き崩れそうになるのを堪えて会社に到着し、まず日プを教えてくれた後輩にチャットします。
SEASON1を見終わり、佐藤景瑚を好きになったことを伝えると、
後輩から「私もです!!!!!!!!!!」と返信が。
なんと彼女もSEASON2から入り、無印の方にたどり着き、佐藤景瑚を好きになったのでした。
喜びを分かちあい、その後会社外でも感想を伝え合ったりし、彼女にはカムバのことやヨントンなどJO1を応援していく中での文化を教えてもらいました。
今はお互い転職や引っ越しで疎遠になってしまったのですがきっとX(旧Twitter)の世界で楽しくJAMをやっていることと思います。
佐藤景瑚とJO1を私に教えてくれてありがとう。ずっと感謝しています。


JAM人生のスタート

オーディション視聴を無事完走した後、日プを再度見返してみると、他にも魅力のある練習生がたくさんいることや、良いパフォーマンス、良いシーンなどいろんなことに気が付きました。(1周目がどれだけ視野狭かったことか…)結末を知ってから見る日プは、それはそれは楽しくて何周も繰り返し見ました。
その中でJO1メンバーそれぞれの性格なども知り、更にJO1のYoutubeやJO1 HOUSEなどで発揮しているバラエティ能力の高さや面白さ、仲の良さ、人柄、スポーツなど勝負事に関してのガチさ、楽曲の良さ、歌やダンスなどパフォーマンスの上手さ、ファンダム(JAM)の民度と志の高さ、挙げたらキリが無いくらいJO1の魅力はたくさんあります。
特に「音楽」と「バラエティー力」の二つについては自分が元々違うジャンルの界隈にいたこともありそれぞれ語りたいのですが、一旦今回は沼落ちしたところまでに書き留めておき、続きはまた次回にしたいと思います。

日プ完走の2週間後には人生で初めてファンクラブにも入会し、JAM3年生になった今ではライブ遠征、ヨントンなどたくさんのイベントに参加しています。
また、日プ完走後にリア友にも勧めたところみんな見事にほぼ同時期にJAMとなっており、今でもリア友5人組で同村(※どうそん:推しが被らなすぎて同じ村で共存可能な友人に対して使う身内オリジナルの通称)として、毎日LINE件数が数百件になるくらい日々喋り倒したり一緒に遠征したり楽しく過ごしています。
同村の話もまた今度したいな。


最後に

このような拙い文章のブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。
JAMになった当時の気持ちを思い出しながら書いたブログですが、不快な文章などあればご指摘いただけると大変幸いです。

自分がアイドルオタクになる人生は全く想像していなかったけど、JAMになってみて分かったのは毎日がより楽しくなったこと。
JO1からもらえる幸せは一つ一つが宝石のようにキラキラしていて、そのすべてが大切な宝物のように感じます。もらった幸せを少しでもJO1に恩返ししながら応援していきたいなと思っています。


佐藤景瑚をデビューさせてくれた国民プロデューサーの皆様、本当に本当にありがとうございます。いつか当時の国プ全員にお礼をしたい、そう思いながら生きており、たまに国プの方に出会った際には感謝の気持ちを伝えさせていただいております。(JAMになってから出会った美容師さんが元国プ非JAMで、長々と感謝を述べていたら爆笑されました。)

喋りたいことが延々と出てくるのでここらへんで。
また次回更新したら覗いていただけると嬉しいです。

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