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想い出づくりの思い入れ…


やっと自粛期間も終わり

通常の学校生活が始まったかと思ったら


次々にお手紙で届く行事開催中止のお知らせ


運動会

音楽会

高校の情報は入ってきてないけど

このままだと文化祭関連もすべて中止にするところが多いのかも…


3月


うちの息子は小学校卒業でした


緊急事態宣言が発表されて

子どもの心の準備もないまま

お休みに入ってしまった学校


自治体によって対応も様々だったため

親の私としてもとても疑問や考えるところも多かった


私は娘、息子と合わせて12年間通った小学校ということもあり

息子の卒業準備委員にもなって

半年前から色々と準備を進めてきていた


一緒に準備を進めてきていたママたちとも

卒業式の想い出を作れないのかと

泣いた…


でも、結果、卒業式は

教室ではなく体育館で行われ

来賓なし、保護者参加なし

ソーシャルディスタンスを守り

生徒と先生方とだけで

シンプルに短い時間行われた


それは、とても救いだった

体育館でできたこと

後ほどビデオを見て気づいたが、

先生方がなりやまない大きな拍手で生徒たちを迎え入れてくれてたこと

卒業写真を撮れたこと


私達親の出来ることとして

在校生の送りや飾り付けなどがない分

教室や廊下を卒業を祝うために飾り付けをした

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先生方もお手伝いして頂き

少ない人数でも

心を合わせて、子どもたちが寂しい想いをしないように

心に残る卒業式の演出をしてみた


子どもたちも喜んでくれて

私達も自己満足ではあるけれど

やりきった感はあった


子どもたちの心に残る想い出になったと信じてる


それから


益々、事態は厳しくなり…


入学式は伸びに伸びて6月1日


そして

行事中止のお知らせ


まだこの子達は良かった

卒業にまつわる行事がギリギリ開催できた。

感謝の集い、卒業式


でも

今、小学校6年生や中学校3年生はどーなるんだろう???


卒業アルバムをしめる行事写真が撮れない

「ない」ということは写真がない

ということだ


また、この時代でしか感じられない

同級生との心を合わせて頑張れる行事


不思議と運動会はみんな張り切るし


クラスが一体になる気がする


親が運動会を楽しみに見れるのは

小学校まで


それがないとなると


親のほうが落胆と言うか

寂しく感じてしまうと思う


卒業式も私達、親は頑張ったけど

子どもたちは、意外にすんなりと事態を受け入れていたかもしれない


自分たちの卒業式の想い出が

いい思い出として心にあるから

子どもたちにも味わって欲しい


そういう気持ちが強かったのかもしれない


想い出がたくさんある年齢だからこそ


想い出をつくることの思い入れが強いのかもしれない


目にできるアルバムはあっても

そんなに開くことはないけれど

心にある想い出アルバムはいつでも開くことが出来て

友達や家族との会話でも

いつでも取り出し自由!


共有出来る想い出が多いと

そんなこともあったね~と話も弾む!


だから、今の状況は…

想い出がコロナ自粛でなんにもなかったね…

となりそうで…


それはそれで、忘れない1コマかもしれないけど…


代替案になるようなモノがないのか?

密でなくても、一体感を感じられることが出来ないのか?

今だから出来ることはないのか?


と、ふと考えてしまう


この時期だからこそ

この時期ならではの思い出づくり

行事に頼らない想い出づくり


友達との関わりを持つことの大事さに気づかせてくれる事


子どもたちから発案してくれるといいのにな~

そしたら、全力でサポートするんだけど…




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