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「口は災いの元!」相手の気持ちを考えて話ができていますか?

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

人とつき合っていくうえで「思いやり」をもつことはとても大切です。
良好な人間関係の基盤の一つといえます。

そうとわかってはいても、何気ない一言で相手を深く傷つけてしまうということがあります。

仕事の仲間とはいかがでしょうか?
部下や後輩を励まそうと思って言ったひとことが、かえってやる気やモチベーションを下げてしまったり、ハラスメントと受けとられてしまったり…。

コミュニケーションをスムーズに取るための会話のポイントを幾つかご紹介したいと思います。

■黙って相手の話を聞くのも思いやり

たくさんの言葉を並べるよりも、ただ黙って話を聞いてあげることの方が有効な場合があります。
相手に共感しながら、寄り添うような気持ちで話を聞きます。
共感できないと感じるときも、まずは否定せず聞きます。
そして、気持ちを話してくれたことに「ありがとう」と伝えましょう。

■マイナスプラス法で言葉の印象が変わる

「○○さんはたまにミスはあるけど、とても仕事のできる人」
「○○さんはとでも仕事のできる人だけど、たまにミスがある人」

いかがでしょうか。
話しの内容は同じでも明らかに前者の方がプラスの印象を与えます。
話しの最後に否定的な表現をもってくると、相手にはマイナスのイメージで伝わってしまいます。
マイナスプラス法を意識してプラスの印象に変えましょう。

■印象の良い言葉にチェンジ
たとえ事実でも、マイナスの面をそのまま言葉にするのは避けましょう。

冷たい人 → 人に左右されない人
自己中心的な人 → 自分をしっかりもっている人
変わった人 → 個性的な人
鈍感 → おっとりしている

このように言い換えることができます。
相手を傷つけない印象の言葉を選ぶことであなた自身の印象もアップします。

せっかく楽しい会話をしていても、不用意なたったのひとことで会話が台無しになってしまうことも…。
言葉は、使い方次第で相手に喜びを与えることもできれば傷つけてしまうこともあるのです。

贈り物のように、心のこもった言葉を相手に伝えましょう。

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。

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